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【再比較】1年半ぶりにローソン、セブン、ファミマの「塩おにぎり」を食べ比べてみた結果 → ローソンが劇的に変わってる!

2023年6月16日

コンビニおにぎりの中で塩おにぎりが1番好きな私(中澤)。中でも最高なのはセブンイレブンの塩むすびだ。1年半前に大手3社を食べ比べた時も1番ウマかったし、超人気店とブラインドで食べ比べた企画でも確信を持って分かったくらい好きである。

だが、最近、ローソンの塩おにぎりもパッケージを見ると頑張っている風。何か変わっているのだろうか? 改めて食べ比べてみることにした。

・1年半前はこうだった

まず、1年半前の食べ比べを振り返ると、やはり1番ウマかったのはセブンイレブンだった。特にしょっぱい部分に濃淡がある塩加減と柔らかさを感じる握りのバランスは手で握った感じが出ていた。

一方、握りにおいて1番ダメだったのはローソンと記憶している。当時の記事を振り返っても、「ちょっとベチャッとしている」との記載があった。パッケージには「ふっくら金シャリ」と書かれているのに。

ここが解消されていない限りは厳しいと思うが、最近のローソンのパッケージは以前より「ふっくら食感」が強調されている。はたして、味に変化はあるのか?

・セブンイレブン「塩むすび(税込み108円)」

まずは、セブンイレブンの「塩むすび(税込み108円)」を食べてみたところ、こちらはほぼ変わっていない印象。米の粒が感じられる握りとまばらにあるしょっぱい部分のバランスが非常に良い。思わず懐かしさすら感じてしまう。「これだよなあ……」と。

・ローソン「塩にぎり(税込み113円)」

変わらないゆえに、指標になりそうだ。要するに、セブンイレブンの握りや味を基準にすることでローソンのおにぎりが変化しているのか否かが分かるのではないだろうか。そこで、すぐにローソンの「塩にぎり(税込み113円)」を食べてみたところ……


ガチでふっくらしている……!

なんならふっくら度はセブンイレブンより上なくらいだ。握りのエアリーさだけでなく米の粒感まで感じられるのである。ゆえに、米の味も分かりやすかったのだが、ちゃんと甘みがある。塩の味付についてのみ、セブンほどの手握り感はないが、素材の味としては勝っているように感じた。

・ファミリーマート「塩おむすび(税込み108円)」

最後に、ファミリーマートの「塩おむすび(税込み108円)」を食べてみたところ、これもほぼ変化はない。3社の中での特徴を言うなら、1番米が固めに炊きあげられている感じがしたので固め好きはファミマだろう。塩味も1番ナチュラルなのでこれはこれで個性がある塩にぎりになっている。



・まとめ

まとめると、手握り度のバランスはセブン、固めでナチュラルな米を食べたい時はファミマ、そして高級感はローソンという感じである。個人的愛はやはりセブンが強いのだが、そんな欲目を踏まえてもローソンは十分戦えており、その改善っぷりは劇的と言っても過言ではないだろう。

おにぎりの匠(たくみ)の影すら感じるレベルのビフォーアフターを見せたローソン。正直、コンビニの塩おにぎりの味なんてずっと変わらないものと思っていただけに、この変化は天晴だ。伊達に13円高くなってない。1年半前に食べ比べていたからこそ分かったローソンの成長。コンビニ塩おにぎり好きはぜひ舌で感じてみてくれ。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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