ロケットニュース24

中東・西アジア料理のライスってどれが美味しいの? ビリヤニ系の料理を食べ比べてみた結果

2023年11月5日

最近、僕の街(インドネシアのマラン)で中東・西アジア料理レストランが増えている。あそこらへんの料理ってスパイシーで味が濃くて好きなんだよね。

んで、色々なライス料理を食べてきたけど、思えば比べることってなかったなー、あれって味違うの? というわけで、今回はよく行ってるお店のライスで食べ比べしてみた。

この店、結構充実しているからね。種類も多いし、ライス単品での注文もできるし。

というわけで、ライスを4種類「Kabsah Rice(カブサ)」「Mandhi Rice(マンディ)」「Biryani Rice(ビリヤニ)」と「Butter Rice(バターライス)」を頼んでみた。

左上がカブサ、右上がマンディ、そんで下にあるのがバターライス。

そして遅れてビリヤニ。


まずはカブサから。米にはバスマティライスを使っていて、色は茶、上には干しブドウと何故か人参が。なんで人参? 香りは結構強い、いい香りだ。では頂きます。

おお! なんと力強い味。スパイスが効いていてパンチがある、そしてちょっと辛い(唐辛子の辛さなのか胡椒の辛さなのか分からんが)。後味ももちろん強く、すごくうまい。全体的にカレー味のような気がする。


続いてこのマンディ。同じく米はバスマティライス。色は黄色でトッピングはなし。これもカブサほどではないが、いい香りがする。頂きます!

なるほど、スパイスの味がするが、さっきのに比べて味が控えめだ。パンチは少ない。ただどこか香ばしいぞ。これはこれでうまい!


次にビリヤニ。同じくバスマティライスで、何故かカラフル。トッピングにフライドシャロットがあって、いい匂いがする。そんじゃ頂きます!!

なるほど、比べてやっと分かった。このビリヤニはたしかにスパイシーでちょっと辛いけど、カブサに比べたら後味が足りない。パンチが足りないというか。でもフライドシャロットが良い仕事していて本当にうまい。


最後にバターライス。先ほどの3つと違ってこれは普通の米。白い色である。名前にバターがある割に匂いが普通の白米である。なんでだ? とにかく頂きます。

うん、白米だ普通のご飯。バターって何だっけと思わせるほどの白米っぷり。ご飯である。塩味のない、噛めば噛むほど甘くなる普通のご飯。バター風味を期待していただけにショックすら感じる。


・まとめ

味が強く後味が強いカブサ、味が控えめなマンディ、その真ん中に立つビリヤニ、そして驚くほどに白米なバターライス。食べたことは初めてではないが、比べたことが無いので味の違いが分からなかった。なるほどこんなに違うとはなぁ、良い収穫だ。

お店によって特徴は異なるだろうけど、ビリヤニが広く知られている理由がなんとなく分かった気もした。というわけで、もし中東・西アジア料理レストランに行ってどれを注文すれば良いか迷うときはぜひこの記事を参考にしてくれ。

それじゃ、Sampai Jumpa Lagi!

執筆:アキル
Photo:RocketNews24

モバイルバージョンを終了
  翻译: