「訳あり」に期待している自分がいる。ある種のマゾ的感情とも言えるが、その「訳」が破天荒であればあるほど喜んでしまう自分がいる。
楽天市場に2980円で売られていたレディース「訳あり福袋」に対しても、「とんでもないモノを入れてきてくれ……」と念じながら購入ボタンをポチっていた。
正式な商品名は、
「【訳あり福袋】 2023 福袋 3点セット レディース 数量限定 3点/2980円 春 夏 秋 冬 服 アウター トップス ニット パーカー トレーナー ボトムス パンツ スカート ワンピース インナー 下着 バッグ 靴 水着 等 韓国ファッション 10代 20代 30代 40代 50代 60代 cocomomo」
である。
購入履歴をコピペした今(2024年1月4日14時39分)まさに気がついたのだが、2023年の福袋であった。
商品名についていろいろとツッコもうかと思ったが、ツッコまれるべきは私自身なのかもしれない。
ともあれ開封すると……
「ジャイアント馬場用なのでは?」と思うくらい超デカいトレーナー。
「和田アキ子用なのでは?」と思うくらい超デカいスカート。
上記2点に比べ、言うほどデカくはないけど、ゆったりめのボトムス。
以上3点。もしや、このデカさが「訳あり」なのかな? と思ったが、あらためて購入履歴を確認すると……
私が自ら「サイズ:L」を選んでいた。また、上記3点のタグを確認したが、すべてサイズはLだった。
2023年の福袋を買ったり、自ら選んだサイズを忘れていたり、どちらかと言えば私の頭のほうが「訳あり」なのかもしれない。
いざ着用してみても……
ふつうに良い。
たまには大きなサイズも良いな〜と思ったくらい最高。
何の「訳」もない。何の問題もない。
むしろ、このボトムスとスカートが、のちに大活躍することになるのだが……その話は、また次回。
「訳」がないのも、悪くない。