暑い……アッッヅィィィィィイイイイッッッ! 太陽様、もう私の負けですのでいい加減にしていただけませんでしょうか? ちょっとヤンチャがすぎるというか、イケナイ太陽すぎますよ!
そんな夏の陽気に対抗する命綱が「エアコン」だが、みなさんのご家庭や職場でエアコンの手入れはされているだろうか? 今回は市販されているグッズだけで掃除してみることにしたぞ。
・業者さんに頼むべき
本格的にエアコンを掃除する場合、基本的には業者さんに依頼することが多い。ニオイや汚れが本当に気になる……という方は、それなりにコストがかかっても業者さんに頼んだ方がいいだろう。
一方で、見える範囲くらいなら自分でも何とかなるのでは……? 個人的にいつもはせいぜいフィルターのホコリを取るくらいで済ませていているが、日常的なケアは極力自分でやってしまいたい。
最近は便利グッズも増えているし、意外と効果もあったりして? というわけで「エアコン掃除グッズ」を探しに、ハンズへと足を運んだ。というか、最初に立ち寄ったドラッグストアではそこまでグッズがなかった。
・ブラシとスプレーを購入
で、なんだかんだ物色して購入したのは2点。「エアコン専用掃除ブラシ ファンファン(908円)」と「エアコンカビ洗浄スプレー らくハピ(980円)」だ。その他にも類似商品はあったが、フィーリングで購入を決めた。
なお、「エアコン専用掃除ブラシ ファンファン」「エアコンカビ洗浄スプレー らくハピ」はともにAmazonなど通販でも売られている。
さて、当サイトの事務所のエアコンは誰に聞いても「いつ掃除したか記憶にない」という年代物。その割にニオイ等はないので、意外と有能なエアコンなのかもしれない。
一方で、見えないところにホコリや黒カビがこびりついている可能性は非常に高いと思われる。なぜなら誰も掃除する素振りすら見せない! おそらく会社のエアコンの多くはそんな扱いなのだろう。
私の信条は「義を見てせざるは勇無きなり」である。みんなの快適なエアコンライフは俺が守る! というわけで、まずはフィルターを外し、エアコンのコンセントを抜いたら準備完了だ。
・掃除開始
で、ファンファンは形状を変えられることが特徴で、フワフワした布の部分を水に濡らして使う。ポイントは強めに水を絞ることで、そうしないと作業中にポタポタと水が落ちてきてしまった。
で、さっそくファンファンと送風口のあたりに突っ込んでみたところ……
ギャァァァアアアアアア!
きったNEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!
黒いのはホコリなのかカビなのか? その正体はわかりかねるが、1タッチ~2タッチですぐにファンファンは真っ黒になってしまった。こんな空気を吸ってたのかよ……普通にキツイ。引くわ~。
汚れたファンファンは水洗いをすればすぐにキレイに。結局この作業を20ターン以上繰り返したところ、真っ白だったファンファンはやや薄汚れた体になってしまった。すまんな、ファンファン。
次に手の届く範囲のホコリなどを除菌ティッシュで拭き取ったら、洗浄スプレー「らくハピ」の登場だ。隅々までスプレーを吹きかけていくと……うむ、たぶんキレイになった……と思われる。
らくハピは「消臭 + 除菌」がメインなので、そもそも汚れを落とす期待はしていない。が、手の届かない範囲に潜んでいるであろうカビ対策としては、俄然やっておいた方がいいのではないだろうか?
・気休めだけど
簡単にできるエアコン掃除はこんな感じといったところか。やはり丸洗い的な掃除をするならば、業者さん頼りになるハズだ。一方で、ファンファンに付着した分だけ汚れが取れたことも事実。気休めかもしれないが、やらないよりはマシだと信じたい。
なお、再度エアコンを起動すると、猛烈な勢いで黒いホコリ(?)が飛散したことをお伝えしておく。例えばベッドやテーブルがある場合は、あらかじめ遠くに避けてからエアコン掃除に取り掛かろう。
というわけで、市販されているグッズだけでのエアコン掃除についてお知らせした。心なしかややエアコンの効きも良くなった気がするので、興味がある方はぜひ試してみてはいかがだろうか?
参考リンク:エアコン専用掃除ブラシ ファンファン 、 エアコンカビ洗浄スプレー らくハピ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.