夜行バスで早朝に石川県金沢市に到着。1日市内観光を満喫した私は、近江町市場近くのカプセルホテルに泊まることにした。近江町市場は金沢駅から歩いて12〜13分の距離。駅からは少し歩くが、朝から市場に行きたい方にもってこいの宿泊施設である。

宿の名前は「金沢カプセルホテル武蔵町」。金沢の人気観光地「兼六園」や「ひがし茶屋街」へのアクセスも良い。また女性専用フロアもあるから女性1人旅でも安心して利用可能だ。使い勝手が良いので詳しく紹介するぞ!

・金沢カプセルホテル武蔵町

フカフカのベッドで足を伸ばして寝たい……夜行バスの翌日はベッドで眠れるだけで幸せだ。同じように観光やビジネスがメインで「宿で寝るだけ」ならやはりカプセルホテルをおすすめする。

駅から10分以上歩くというのは、決して駅近とは言えない。しかしメインの観光地「近江町市場」の近所なのは激アツ。実際、宿泊施設がこのエリアに密集している。価格で選ぶならカプセル1択となるだろう。

……と言いたいところだが、私が予約したのが直前だったこともあり、楽天トラベルの「事前決済 & 返金不可割引でお得なプラン!」で1泊6011円だった。日程が早めに決まっていれば同じプランでも2000円台から予約可能らしい。利用の流れは以下の通りだ。



・泊まってみた

チェックインは14時から可能(29時まで)。

チェックイン後に館内着、大・小タオル、バスマットを受け取り、エレベーターで6階のロッカーへ……と、その前に共用ラウンジは1階にあるぞ。作戦会議等はラウンジで。


シャワーとランドリーも6階。館内は清掃が行き届いていて非常に清潔。外国人観光客の利用者も多いようだ。


・観光の拠点として便利

先にも述べたが、この場所に泊まれば、近江町市場だけでなく、兼六園やひがし茶屋街、21世紀美術館などにも行きやすい。主要観光地がコンパクトにまとまっているから短い滞在日数で満足できる。金沢の良いところだ。


当然、市場は午前中の方が賑わっている。夜営業のお店もあるがだいたいメインは昼まで。ちなみに私は3食とも市場内で食べた。詳しくは以前の記事の通り。宿が市場の前だと本当に助かる。




・カプセルエリア

さて、カプセルエリアも比較的新しいタイプだった。調べたところ、2017年にオープンした施設らしい。まだまだ新品と言っていいレベル。


この日は疲れていたので22時頃に就寝した。足を伸ばせるってマジで最高。光の速さで熟睡し……5時過ぎに目が覚めました。



・チェックアウト

チェックアウトは10時だが、東京に帰るため6時半過ぎにチェックアウト。朝日に照らされた金沢駅は美しかった。


・金沢駅の早朝グルメ

せっかくなので金沢駅の早朝グルメも紹介しておこう。7時まではコンビニと「えきべん処 金澤」のおにぎりの2択とのことだったので、おにぎりを買うことに。早朝(5時40分)から営業していて助かる。

職人が握った至極のおにぎりはふっくらしていて人気。種類も豊富だ。金沢ならではの具材もある。私は焼き鮭とわさびツナマヨの2個を購入し、駅前のベンチでバスを待ちながら食べた。新幹線に乗る前に買ってもいいだろう。手作りでおいしいぞ。

話が逸れてしまったが、金沢カプセルホテル武蔵町は金沢駅から歩いて行けるので観光やビジネスの拠点となるだろう。駅近辺でカプセルホテルは他にないので、日程が決まっていれば早めに予約することをおすすめする。機会があればぜひ!


・今回ご紹介した施設の詳細データ

名称金沢カプセルホテル武蔵町
住所:石川県金沢市武蔵町1-17

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.