一すじのが光明が…差し込む  tanauet鉄道〇〇日目の試運転 

▢先週は、忘年会やオープンファクトリー訪問などで工作は休み、そして、引き続き DD54「珊瑚模型1980頃キット組」の休車復旧で格闘中、鬼門は「tanaue線」のハイライト「スリーウェイ分岐」の左右振り分けで、フランジウェイせず「乗り上げ脱線」のが頻発する。今日も午後からはじめて夕方まで、DE10(KATO)に連結し走行させては、ああでもなければ、こうでもあるか…??と試行錯誤の連続だった。

ED62(上)とDD54(下)中間台車の比較

 そこで、あらめて脱線皆無のED62「シナノマイクロキット(ED61)組、アダチの中間台車移植」をならべてみて、両者の相違が下記表にまとめた。

 

  支点 前後動 左右道 ばね圧 自由度 グラグラ
ED62 1 ほぼなし 広い 強め 少い しない
DD54 2 あり 狭い やや強め 多い する

 

(最初からこうすればよかった) ED62  では、前後方向の動きはほぼなく、左右動(各8mm近く)をとっている。DD54では、前後にかつ車輪の円弧を描くいわば自由度が高い、それを線ばねで抑える構造。その自由さがあだになって「フログ」で自由勝手に動きなり、乗り上げている …という仮説、自由であれば追従するというワケではないかナ?

  対処としては「台車受」の円弧と前後の動きを抑えるために、1ミリ各線を床板にハンダ付けし、ガイドとした。アンダーフレームの当該部分もできるだけモーターツール削り左右のふり幅を少しでも大きくした。「台車」には一枚あて、長孔を径2.5ミリピタリに仕上げた。これで中間台車は、ほぼ左右の動きだけになった。

 DE10(kato)に推進、けん引され、問題の箇所を行ったり来たり、ようやく中間台車の脱線はおさまったが、一方で駆動輪が中間台車の横圧にまけるようで、脱線傾向になった。ポイントのガードレール側に0.2tの小片を挟んでみた。

ようやく、すべての脱線がおさまってくれた… という本日の試運転。

 

スリーウェイ分岐のガードレール側に小片を入れる、「乗り上げ」ほぼなくなった

 

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