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この記事から分かること
- TRX(Tron)ステーキングのやり方
- Tronのステーキングの利率
- Tronのステーキングの仕組み
- Tronのガス代「Band width」
- Tronのガス代「Energy」
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
仮想通貨TRX(Tron)は高利回りのステーキングができます。
レイヤー1ブロックチェーン「Tron(トロン)」は、「Delegated Proof of Stake」と呼ばれる取引検証の仕組みを採用しており、仮想通貨TRXをステーキングする「バリデーターノード」が取引検証に参加できる仕組みです。
ステーキング量が上位27に入ると取引を処理する「ブロック」を生成できる特別なノード「スーパーノード」となり、もらえる報酬が増えるようになっています。
※国内では「オーケーコインジャパン」がトップ27位に選出されています。
「Delegated Proof of Stake」の仕組みでは、ノードは私たちTRXホルダーの投票を受け付けており、この投票分を含めて上位27を目指します。
私たちは仮想通貨TRX(Tron)を「投票という形でノードにステーキング」し、ノードが稼いだ報酬の一部が配布される構造になっています。
これがTRX(Tron)のステーキングで高い利回りを得られる理由です。
この記事を最後まで読むことで、仮想通貨TRXのステーキング方法・仕組みが分かり、今日からTRXを運用できるようになります。
「仮想通貨TRX(トロン)の特徴や買い方」は、下の記事で詳しく解説しています。
【オススメ】国内取引所経由のTRXステーキング
自分で投票先のノードを選んでステーキングする場合、仮想通貨ウォレット「Tronlink」を作成してTronを送金した後、ガス代(手数料)を取引タイプに合わせて調達する必要があるので少し難しいです。
国内取引所に代わりに仮想通貨TRX(Tron)のステーキングを行ってもらうと、取引所のスマホアプリ上で簡単にTRXの運用ができるので便利です。
日本の仮想通貨取引所では「ビットポイント」と「OKJ」の2か所で、TRXのステーキングができます。
2024年12月時点
おすすめは「ビットポイント」を使ったTRXステーキングです。
- 手数料が無料なので国内最高利回り
- アプリ上で簡単にステーキングできる
- ロックなしでいつでも中断&引出可能
ビットポイントのTRXステーキングは手数料が完全無料になっており、Tronscanで自分でノードを選んでステーキングする場合とほぼ同じ利回りを出せます。
※手数料無料で代行してもらっている状態に等しい。
自分でウォレットを作成してガス代を調達してTRXステーキングする手間・手数料を全て省いてほぼ同じ利回りを出せるので、おすすめの運用方法となっています。
「ビットポイント」の口座は下のリンクからお得に開設できます。
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・特徴①:ステーキング最高利率
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・特徴③:仮想通貨の取引手数料無料
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ビットポイントでTRXをステーキングする方法
おすすめの国内取引所「BITPOINT」を使った、TRX(Tron)のステーキングのやり方は次の通りです。
①BITPOINTの口座を開設
下のリンクからBITPOINTの口座をお得に開設できます。
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②仮想通貨TRXを購入する
BITPOINTで仮想通貨TRX(トロン)を購入しましょう。
「BITPOINTでTRXを買う方法」は、下の記事で詳しく解説しています。
③TRXのステーキング設定をON
BITPOINTのTRXステーキングは、ビットポイントアプリの下タブ「入出金」より、ステーキングの項目をONにしておくだけで自動で行われます。
後は毎月12日に自動で仮想通貨TRX(Tron)が増えます。
ノードを選んでTRXをステーキングする方法
仮想通貨TRX(トロン)を公式サイト「Tronscan」でノードを選んでステーキングする方法は、次の通りです。
TronscanはTronの公式ウォレット「TronLink」にのみ対応しているため、TronLinkにTRXを送金してステーキングを行います。
下のボックスを開くと詳しい手順が表示されます。
①ウォレット「TronLink」を作成
Tronの公式ウォレット「TronLink」は下のリンクからインストールできます。
起動したらCreate Walletを選択し、パスワードを設定します。(大文字小文字数字込み8字以上)
リカバリーに必要な12の英単語(ニーモニック)を順番にメモします。
最後に正しくメモできたか確認されるので、指定された順番の英単語を選びます。
ニーモニックはあなたのウォレットのマスターキーとなり、盗まれると全ての資産が抜き取られるので、人に教えたり怪しいサイトに入力したりしないで下さい。
②TronLinkの仮想通貨TRXを送金
TronLinkに仮想通貨TRX(トロン)を送金しましょう。
トロンは次の日本の取引所で取引できます。
ビットポイントはTRXの送金手数料が完全無料です。
「仮想通貨TRXの買い方・送金方法」は、次の記事で詳しく解説しています。
③TRON Powerとガス代を獲得
「Tronscanの投票サイト」にアクセスし、画面右上「Connect Wallet」よりTronLinkとTronscanを接続します。
TronscanのTRXステーキングは、アカウントを登録しないと行えないため「Register」を選択してメールアドレスとパスワードを設定します。
設定したメールアドレスにアカウントを有効にできるURLが届くので、URLにアクセスして登録は完了です。
登録が終わったら画面中央の「Get TRON Power」を選びます。TRON Powerを獲得することで、ノードへの投票(TRXステーキング)ができるようになります。
TRON Powerを獲得すると同時に、Bandwidth(帯域幅)とEnergy(エナジー)のどちらのTronのガス代を獲得するかを選べます。
TRXに関連する取引はステーキング含めて全てBandwidthを消費するので、迷ったらBandwidthを選びましょう。
Stakeking Amountに預けるTRXの枚数を入力し、Confirmでガス代をTRXまたはBandwidthで支払います。
このままでは利回りがもらえるステーキングになっていないので、ブロックを生成するスーパーレプレゼンティブのノードの候補者へ投票を行いましょう。
④候補ノードを選んで投票
Tronscanの「投票画面」にアクセスすると、画面下部にノード候補者のリストが表示されます。
上位27のノードは順番にブロック生成作業を行っており、ほとんど獲得している報酬に差はありません。
「Reward Distribution」が投票してくれた人への報酬の配布割合を表し、「APR」の列が年間利率を表しています。APRを見て決めれば問題ありません。
※Tronのスーパーレプレゼンティブのノードはほとんどの報酬をステーキング者に提供している場合が多いです。
右上の「Vote」を選択するとTRXの投票枚数入力欄が表示されるので、投票枚数を入れて再度「Vote」を押します。
「Confirm to Vote」を選択し、ガス代をTRXまたは「Bandwidth」で支払って投票は完了です。
あとは利回りがTRXで自動で計上されていきます。
補足:ステーキングを解除する方法
TRXの「ステーキングの管理画面」にアクセスし、「Stake2.0」のタブより「Unstake」を選ぶことでステーキングを解除することができます。
仮想通貨TRXのステーキングの仕組み&補足
Tronの委任型プルーフオブステークとは
Tronプロトコルでは、委任型プルーフオブステーク(Delegated Proof of Stake)と呼ばれる合意形成の仕組みを採用して取引を処理しています。
ステーキングの際にブロックを生成するノードを投票で選び、上位27位だけがブロック生成して報酬をもらえます。
※選ばれた候補者はスーバーノード(またはスーパーレプレゼンティブ, SR)と呼ばれます。
- 9999TRXを「バーン」してSRの候補に
- TRXホルダーがSR候補に投票を行う
- 上位27の候補がSRとしてブロック生成を行う
- SRには候補者報酬&ブロック報酬を提供
- SRに落選した候補には候補者報酬のみ提供
- 各候補者設定の配布割合分が投票者に分配
ビットコインで採用されている「プルーフオブワーク」はブロック生成者を選ぶために負荷のかかる計算競争をする必要がありますが、TronのDPoSであれば一瞬で決めることができます。
Tronが秒間2000取引(TPS)を処理できる一つの理由です。
上位27のノードは上から順番に3秒毎にブロックを生成し、ブロックを生成する報酬(1ブロック32TRX)と候補者報酬(6時間毎に115,200TRXの山分け)の2つを受け取ります。
28位~127位までは、候補者報酬のみを受け入れます。6時間毎に115,200TRXの山分けとなり、受け取れる量は各候補者の投票数により重み付けされる仕組みです。
「Tronプロトコルの仕組み」は、下の記事で詳しく解説しています。
Tronのガス代:BandwidthとEnergy
レイヤー1ブロックチェーンTron(トロン)上で取引時に支払うガス代は、2種類あります。
- Bandwidth(帯域幅):TRX・TRC-10・TRC-20で消費
- Energy(エナジー):TRC-20で消費
これら2つのガス代はTron上ではリソース(Resource)と呼ばれます。
所有していなければTRXで消費されるので意識しなくても問題ありませんが、本記事で紹介したステーキング等で無料で獲得できることがあります。
Bandwidthが基本となるガス代で、Energyはスマートコントラクトで活用できる機能性の高いTRC-20の規格のトークンで利用されるガス代です。
TRC-20は取引処理により負荷がかかるため、TRC-20の取引の方がTRC-10やTRXと比べて手数料は高いです。
Bandwidth(帯域幅)は各アカウントに600/日まで自動で計上されます。
1回~2回分の取引はこれでまかなえる場合があります。
TRC-20に関連する取引を行う場合は、ステーキングでTRON Powerを得るときに併せて「Energy」を獲得するのがおすすめです。
現在保有している「Bandwidth」と「Energy」は、TronLink上で確認できます。
2つのリソースは他者に委任できる
Tronの2つのリソース(ガス代に相当)は、他の人に委任(Delegate)できます。
※ノード候補者への投票権を他の人に任せることはできません。
自分でステーキングしてその後放置しているだけでは無駄なので、Tron上で積極的にリソースを支払って活動したい人に寄付可能なイメージです。
ステーキング管理画面の「My Resources」タブより、所有しているリソースの「Delegate to othere」からリソースを委任できます。
受け取る側のアドレスと委任するリソースの量を入力して、「Confirm」で委任を実行します。
Stake2.0とStake1.0の違い
Tron(トロン)で現在通常利用することになるステーキングは、2023年4月にローンチされた「Stake2.0」です。
以前の「Stake1.0」と基本機能は同じで、細かいところが便利になっています。
特に違いを意識して利用する必要はありません。
特徴 | Stake1.0 | Stake2.0 |
---|---|---|
リソース委任の設定方法 | ステーキング時にのみリソースを他社に委任可能 | ステーキング後にリソースを他者に委任可能 |
委任解除にはステーキング自体の解除が必須 | 委任解除にはステーキング自体の解除は不要 | |
リソースの管理方法 | ステーキングを解除するとすると全投票が取り消される | 部分的なステーキング解除で投票を一部のみ取り消せる |
ステーキングや委任の解除でTRXの量を指定できない | ステーキングや委任の解除でTRXの量を指定可能 | |
ステーキングのロック期間 | ステーキングから3日後にのみステーキングを解除可能 | いつでも解除可能。引き出し前に短時間待つだけ。 |
リソースの委任をしやすくなったり、ステーキングや委任の解除に関する制限が緩くなっています。
>>Tron公式Medium「What is Stake 2.0?」
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まとめ:TRXステーキングはビットポイント
日本の仮想通貨取引所では「ビットポイント」と「OKJ」の2か所で、TRX(Tron)のステーキングができます。
2024年12月時点
おすすめは「ビットポイント」を使ったTRXステーキングです。
- 手数料が無料なので国内最高利回り
- アプリ上で簡単にステーキングできる
- ロックなしでいつでも中断&引出可能
ビットポイントのTRXステーキングは手数料が完全無料になっており、Tronscanで自分でノードを選んでステーキングする場合とほぼ同じ利回りを出せます。
※手数料無料で代行してもらっている状態に等しい。
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「レイヤー1ブロックチェーンTron」については、下の記事でさらに詳しく解説しています。
「国内取引所の仮想通貨ステーキング比較」は、下の記事で詳しく行っています。
ご覧いただきありがとうございました。
本記事に関するご質問・ご感想はコメント欄か下記のお問い合わせページ・XのDMよりお送り下さい。丁寧に回答させていただきます。
メールアドレスはこちら:contact@pandacrypto.xsrv.jp
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