初稽古は、訪問着で。 思うこと、茶道と数寄者の茶の湯と
2021年 03月 19日
一昨日、今年の初稽古でした
（昨年から読み漁ってます）
ここ神奈川県でも１月２月は、コロナ陽性者の数が１０００人に届くほどの多さで、
お稽古もお休みとなり、新年の初釜も中止になってしまいました
お茶事や茶会を楽しみにお稽古しているようなものなので。。(∀｀*ゞ)ｴﾍﾍ
そんな集まりができないことは寂しい限りです
初稽古でしたので、、ちょっと華やかに、訪問着で出かけました(^^♪
お茶と同化してるとかウグイスみたいとか～みんな言いたいこと言う～～(*´∀｀*)(ウグイスは実際は茶色よ～～）
そんな和気あいあいのお稽古場は楽しいったらありません
地袋の開けかたに戸惑う。。ﾜﾊ
行く方向の手から！（自身の覚書です）
やっとの再開となり、久し振りによく練られた濃茶をいただけました
抹茶の美味しさを味わうなら濃茶に限ります
美味しい濃茶は、まろやかで、クリーミーで甘みがあり、まったく苦くないんです
濃茶用のお抹茶もさまざまありますが、上質な濃茶の美味しさは格別です
家庭でたまに飲むために高級な抹茶はもったいなくて買えません（劣化が早い）
なので、お稽古やお茶会でいただくのに限ります (∀｀*ゞ)
濃茶に向く茶碗は
派手でないもの
楽茶碗や井戸茶碗が向いています
これは先生に頂戴した井戸茶碗（あることのお祝いとして）萩焼です
とある井戸茶碗に面白い逸話があります
逸話なので詳細は不明でしょうが。。
様々な人の手を渡り、日本最高額（これは事実）の茶碗となった井戸茶碗のお話です
夫が買ったこの本にたまたま書いてあったお話です
これは３部作の歴史小説
茶道具の＜名物狩り＞に夢中になっていた信長にとって、井戸茶椀は興味の対象外だった・・
安易な理由でこの井戸茶碗が柴田勝家に渡り。。
その後、利休、秀吉の目に留まり、価値が上がることになる
その後持ち主が武士や数寄者そして金満家などと渡り
現在は根津美術館所蔵となっています
根津嘉一郎が昭和９年に現在の価値としては３億以上の値段で落札した。。と
日本歴史上、最高額の茶碗だそうですよ。。
（昨年から読み漁ってます）
度々、茶会のことや茶道具の話がでてきますが・・
今、私たちが楽しんでいる茶道とは全く違うのだな。。と、興味深いのと同時に愕然とします
読めば読むほど、知らなかったことの多さに驚き。。
今は、歴史をからめた数寄者の茶の湯の世界を知りたい、知らなきゃいけないと思うようになりました
by chien_mignon
| 2021-03-19 10:51
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