壁掛式トイレ給水用雨水タンク　エコプロで見てきました

↪SDGs

2024.12.24

トイレ給水用雨水タンク PURE EDEN、福井工業大学笠井教授のお誘いでエコプロへ行き実物を見てきました。興味深い一品でした。

エコプロにて

久々の東京ビッグサイト、
平日でしたがなかなかの活気でした。
こんなのありましたっけ？
3日間開催、本当は平日だけでなく開催してもらいたいものです…多種多様なジャンル・企業・技術、とにかくテンコ盛りなイベントです。

意外とこれを名乗る雨水タンクはありません、事務所に設置しているのはまさにトイレ用です。雨水活用の入り口としては導入しやすいでしょう。
ありそうで無かった壁掛式、これなら2階ベランダなどに設置が可能です。詳細はコチラを。

コンパクトですが優れものです、2階に設置できれば水圧が期待できます。ポンプ等を使わなくてもトイレ給水が可能になります。

こういう視点を持った製品が続いてくれればと願わずにはいられません。基本的に貯めることに主眼を置き、使うという視点が後回しにされがちです。

これでしたらトイレ給水に限らず、散水・洗車等スムーズに使用できそうです。使って初めて雨水活用となるので、もっと使用にこだわる雨水タンクが製品化されるきっかけになってほしいところです。
笠井教授は以前にもこの雨水タンクを開発されています。

2020年に紹介していますが、今回のPURE EDENもグッドデザイン賞を受賞しています。笠井教授も雨水タンクで2度受賞しているのはこれだけでしょうと誇らしげに言っておられました。

このデザインの視点も今まであまり無かったので、笠井教授のコンセプトには大いに共感しています。あとはいかに普及するかですが、共同開発したデンカアステック（株）さんと着々と策を練っているようでした。楽しみにしましょう。

笠井教授は雨水飲用の研究も積極的で既に商品化されています。

活動が収められています。

長崎県赤島の雨水活用にも携われ、まさに第一人者として大活躍されています。今回初めてお会いでき熱量のある人に久しぶりに会った気がします。笠井教授に会いに行ったといっても過言ではありませんが、この雨水タンクには雨水活用に向き合う気持ちを思い出させてもらいました。

2025年は更に高みを目指し笠井教授と活動を共に出来る様、自分も様々な準備をして来る日に備えていきます。しかし、雨降りませんね～

福井県高浜町