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撮影中に何度も湧き起こる笑い声。なごやかな雰囲気づくりの立役者は、山崎怜奈さんの愛猫・ツキちゃんだ。最後はカメラの前で堂々と寝てしまったのには、山崎さんもびっくり。
「本当に肝が据わっていて、誰がいても『シャー！』とか鳴いて威嚇しません。先日入院したのですが、注射を打とうとしても全然抵抗しないので楽でしたと病院の先生がおっしゃっていて、何だか私まで誇らしい気持ちになりました（笑）」
保護猫だったツキちゃんを迎え入れたのは約1年前。子育てに悪戦苦闘する同世代が増えていく中、果たして自分は自分より弱い命をいとおしく思い続けられるだろうかという疑問が湧いたのがきっかけだった。
「人と犬猫では違うと思いますが、そんなことを漠然と考えている時にたまたま動物保護施設とのご縁があって。タイミングよくお迎えできた猫がツキでした」
特に好きなのは寝顔。その愛くるしい表情に癒されながら、ついつい写真を何枚も撮ってしまうそう。「子猫を育てることは不安だったけど、彼女が幸せそうに寝ている顔を見ると、『あ、この子に快適な住環境を提供できている』と思えて、それが自分の自信にもつながっています」
「ほぼ毎日ラジオをやっていると、自分では聴かなかった曲を知る機会も多くて。番組で流して気に入った曲やほかの番組を聴いて気になった曲は、自分のスマホのプレイリストに入れておきます。周りの人からは『よくこんな曲を知っているね』と言われます。以前、同世代の友人とドライブ中に東京60WATTSをかけたら、『誰の曲？』と驚かれました」
インタビュー中、ほかにもスラスラと曲名や歌詞が出てきた山崎さん。それもそのはず。彼女はTOKYO FMでのレギュラー番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」のパーソナリティを丸4年も務めているのだ。
「私がラジオ好きな理由の一つは、しゃべり手の笑い声につられてリスナーも笑ってしまうところ。心がすさんでいたりしても、番組を聴いているうちにほぐれたりとか、悩み事で頭がいっぱいになっていても、笑うことでリフレッシュできたりとか。そんな番組でありたいと思っています」