Mac で VoiceOver を使って通知内を移動する
通知は、画面の右上隅に表示されます。「通知」環境設定の設定方法に応じて、通知バナーと通知警告の受け取りかたが変わります。
バナーは画面上に少しの間だけ表示されます。通知を受け取ると、アプリケーション名(「メール」など)と短い説明(自分の名前やメールの件名など)が読み上げられますが、VoiceOver カーソルは通知に移動しません。
警告は、対応するまで画面に残ります。通知を受け取ると、「通知警告」と読み上げられ、VoiceOver カーソルが自動的に通知に移動します。カーソルは、対応するか別の場所に移動するまでそこに残ります。
注記:VO は VoiceOver 修飾キーを表します。
通知内を移動する:VO +右矢印キーまたは VO +左矢印キーを押します。実行したい操作(「閉じる」、「返信」、「再通知」、「後で」など)が読み上げられたら、VO +スペースバーを押して選択します。
通知内の任意の場所で VO + Shift +スペースバーを押すことで、メールメッセージなどの項目を開くこともできます。
通知警告に移動する:対応する前に警告から移動した場合でも、VO + F1 + F1 キーを押してアプリケーションセレクタを開くことで戻ることができます。次に、VO +下矢印キーを押して「通知センター」と読み上げられたら、VO +スペースバーを押して選択し、VO +下矢印キーを押して読みたい通知が読み上げられたら、VO +スペースバーを押して選択します。
保留中の通知は、「通知センター」の「通知」表示で見ることができます。「通知センター」を開くには、VO + M + M キーを押してメニューバーの Menu Extra にジャンプし、VO +右矢印キーを押して「通知センター」と読み上げられたら、VO +スペースバーを押します。