橿原考古学研究所付属博物館
どんな博物館?
・橿原考古学研究所の発掘調査で出土した資料が中心
・考古学からみた「日本の歴史」が学べる
・古墳が好きな人におすすめ
博物館に向かう
橿原神宮の北参道を出て、博物館に向かいます。
この建物かと思いきや、こちらは研究所で、博物館ではありませんでした(間違える人が多いらしく貼り紙ありました)。
しまった、間違えた、とUターンしたら、道案内してくれるゆるキャラのイワミンを発見。
イワミンが指す方向に進むべく、横断歩道をわたる。
横断歩道を渡って少し進むとありました!
さて入館します。
見学レポート
館内マップ
順路に時系列に見学できるような配置になっています。
(ピンク線:本記事で紹介している経路)
エントランスホール
入館してすぐ、法隆寺の壁画(火災前)の複製。
石造物とか。
展示ホール
床のレンガの感じとか、昭和の図書館の雰囲気で懐かしい。
受付で入館料を支払い、展示室へ。
第一展示室(旧石器・縄文・弥生時代)
正直歴史にうとく、ある意味意識を失いながら見学した(汗)ので、なんとなく写真を貼っていきます(フラッシュ撮影はNGですが、一部を除いて撮影可能でした)。
この土偶のとぼけたような顔がかわいい。
円形に並べられているとなんでもかわいく見える説。
こちらは絵画土器ボックス。
農耕が始まった弥生時代のようですね。
第二展示室(古墳時代)
埴輪というと馬か犬だと思っていたのですが、いろいろあるんですね。
こちらは鹿さん。
こちらは鶏。
そして写真中央↓、椅子に座る男性埴輪。
男性というより小さな子どもに見えますね。
橿原考古学研究所博物館のゆるキャラ「イワミン」のモデルになった埴輪です。
その他、各古墳についてもけっこう詳しく解説されていました。
私が行ったことのある「藤ノ木古墳」の展示も。
(現地>>>【奈良】藤ノ木古墳・斑鳩文化財センター - 法隆寺近くにある未盗掘で発見された古墳)
第3展示室(飛鳥・奈良~平安~室町時代)
奈良三彩
奈良時代に成立した焼き物。白・緑・黄色の取り合わせがきれい。
鬼瓦
気になる鬼瓦3連続。
邪鬼とか獅子とかと同じ系統で、強めの表情しているんだけどなんか憎めない。というか、好きです。
休憩所・中庭など
第三展示室の隣にある休憩所。
庭にそれとなく埴輪がいるのがいい。
中庭にも出てみました。
ちなみに食事がOKなのは中庭だけのようです(他の休憩所は飲み物だけOK)。
でもこの日は猛暑日だったので、一瞬だけ出るのがやっとでした。
古墳グッズのガチャガチャも。
こういうトラップに耐えるのはなかなか大変ですよね。
ミュージアムショップにも素敵なグッズがあって見ていて楽しかったです(あんまり見ると買ってしまうので、薄目で見ました)。
イワミンの自販機
ミュージアムショップをあとにして、展示ホールに戻ったときに発見。
イワミンは橿原考古学研究所のキャラなのでレアなのでは、と思うとなんだか嬉しい。
(参考 畝傍御陵前駅が近い)
橿原考古学研究所からは橿原神宮前駅よりも畝傍御陵前が近いので、帰りはこちらから電車に乗りました。
おわりに
やはり考古学研究所の付属施設なので、古墳関係の展示が非常に充実していました。
古墳・考古学に興味のある方にはたまらないのではないかと。
私は古墳は詳しくないのですが、混雑なく空調が効いてて静かで落ち着いていてとても雰囲気がよかったです。穏やかな時間を過ごせました。
時間・料金など
・午前9時~午後5時(入館は4時半まで)
・月曜休館(ほか年末年始など)
・一般400円
変更となる場合があるので公式サイトでもご確認ください。
周辺の施設情報
・橿原神宮
shishi-report-2.hatenablog.com