電力供給会社との連携により、ホームアプリでホームの電力使用状況へのアクセス、把握、および十分な情報を得た上での意思決定を簡単に行うことができます。電力供給会社のアカウントをホームアプリに接続すると、料金が低い時間帯と高い時間帯の使用状況を含め、経時的にホームの電力使用状況を確認できます。屋上に太陽光パネルが設置されている場合は、グリッドに送り返された余剰エネルギーに関する情報もホームアプリで提供されます。

電力供給会社のアカウントに接続するには、“ホーム電力”の設定時に、電力供給会社のアカウント資格情報を使ってサインインするか、名前や連絡先などの情報を入力します。アカウントが電力供給会社によって識別されて確認が完了すると、電力供給会社からアカウントに関する情報（アカウントID、電力使用拠点の住所、エネルギー使用状況の開始日、エネルギーメーターの情報、使用している電力プログラムに関する情報など）がデバイスに送信されます。このアカウント設定情報にAppleがアクセスすることはありません。

ホームアプリに電力使用状況のデータを表示するため、電力供給会社は、電力使用状況と請求に関する情報（使用状況の開始日と終了日、総使用量、ランダムに生成されたメーターの識別子、直近の請求期間の合計利用金額など）をAppleに提供します。この情報は、Appleがお客様を特定することもお客様のデータをApple Accountに接続することもできない形式で、一時的にAppleのサーバに保存されます。デバイスには、ホームアプリに表示するために電力使用状況と請求情報が定期的にダウンロードされます。電力使用状況と請求情報は安全にデバイス保存され、有効になっている場合は暗号化されてiCloudに保存されます。

“ホーム電力”はいつでも停止できます。その場合は、ホームアプリで“その他”ボタンをタップして、“ホーム設定”＞“エネルギー”と移動し、有効な供給会社をタップしてから、“供給会社を削除”をタップします。アカウントを削除すると、そのアカウントに関連付けられたレコードはデバイスおよびAppleのサーバから削除されます。

Appleが収集する情報は、いかなる場合においても、Appleのプライバシーポリシー（www.apple.com/jp/privacy を参照）に従って取り扱われます。

公開日：2024 年 9 月20 日