シミ研究者が発見! 男性のシミは肌奥でこんなことになっていた!?
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コロナ禍で一緒に過ごす時間が増えた家族から指摘されたり、オンライン会議で自分や人の顔を見る機会が多くなったり……。自分の肌を気にして慌てている人も多いのではないでしょうか。そんな筆者も、趣味のランニングやキャンプを楽しむ際にあまり対策をせずにいたせいか、頰のあたりに小さな点々が出てきたような気が……。
小林製薬のシミ研究で発見された驚きの事実とは!?
「何か対策しないとな……」と漫然と思っていると、以前にも&Mで取材した男性向けのシミ対策※1ブランドのパイオニア商品「メンズケシミン」を販売する小林製薬の新たな動きをキャッチ。どうやら40代以降の男性のシミ対策※1に関する研究をさらに進める中で、男性のシミに関する驚きの事実が判明したというのです。早速、大阪府茨木市にある中央研究所に潜入してキーパーソンへの取材を敢行しました。
※1 メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ
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男性のシミが女性よりも濃い理由が判明! その正体は?
「シミは性別を問わず中年以降の男女に発生します。しかし本当に男性と女性のシミは同じなのか……?と疑問を持っていました」
そう語るのはビューティーケア研究開発グループの久保嘉一さん。
女性のシミに関する研究はこれまで数多く報告されていますが、男性のシミについての研究はほとんどなかったそう。そこで、男性のシミに着目し、いち早く男女のシミの違いやその原因など、男性のシミに関する研究に取り組んだのが小林製薬でした。
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研究を通じて発見した驚きの事実について単刀直入に聞いてみると、「男性のシミは女性と比べて“根”が深い」「男性の濃いシミの内部は変形している」という二つの事実を見出したそう。
「肌内部を観察できる特殊な顕微鏡で、男女のシミの内部構造を調べました。その結果、男性のシミは女性のシミに比べて肌奥に伸長しているということが判明したんです」(久保さん)
まず、「男性のシミは女性と比べて“根”が深い」という点については、男性と女性のシミを撮影して得られた断面画像を解析し、シミ部分における表皮からのシミの深さを算出しました。
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42-59歳の健常な日本人(男性9名・女性11名)の肌内部構造を、共焦点レーザー顕微鏡VivaScopeを用いて観察した。肌表面からの深さは、imageJを用いて計測した
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(図1・2)男性のシミは女性と比較して根が深く、肌の奥まで深く伸長していることが判明
「男性のシミは女性のシミに比べて、まさしく木の根のように肌の奥まで深く伸びていることがわかったんです」と久保さん。
さらに、「男性の濃いシミの奥は変形している」という点については、先述とは別の角度の断面画像を解析したところ、男性の濃いシミは内部で複雑に折りたたまれた構造になっていることが明らかになったと言います。
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「また、男性のシミは女性と比較してシミの元であるメラニンの集合体『メラノソーム』の含有量が多いです。男性の濃いシミは、複雑に折りたたまれた部分にメラノソームが蓄積されることで、濃く見えてしまいます」(久保さん)
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42-59歳の健常な日本人(男性9名・女性11名)の肌内部構造を、共焦点レーザー顕微鏡VivaScopeを用いて観察した。メラノソーム量は、imageJを用いて計測した。t-test *** p < 0.001
シミは40代以降一気に浮き出る!?
ここで久保さんから提案が。
「実際にどのぐらいシミがあるのか調べてみましょうか。目に見えるシミは少なそうですね」
今まで特に大きな肌のトラブルもなく、誰かに肌のシミを指摘されたこともない。それでも実際に測定するとなると緊張します……。心臓の鼓動が高まるのを感じながら皮膚画像解析装置の前に座り、所定の位置に顔を固定して、正面、右面、そして左面の三方向から撮影。
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しばらくすると、解析結果がモニターに表示されました。 顔の表面に出ているシミはこんな感じ。
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黄色い枠が肌の表面に現れているシミ
「これまでシミ対策※1をされてこなかったとうかがっていますが、50代男性の平均に比べて少ないですね。キレイな肌をお持ちですよ。それでも頬や目の下あたりにはシミが出ていますね。肌表面に現れているシミの量は111個ありますよ」(久保さん)
※1 メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ
さらに比較するために、20代の久保さんの解析結果をみてみると、表面シミの量は47個と比較的少ない。
個人差があることを前提としつつも、自らの表面シミの量が2.6倍に及ぶだなんて。若い方がシミが少ないのは一目瞭然。
実際に40代を過ぎると、下図のようにシミができやすくなり、増えていくことがデータからも明らかになっています。
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20~50代の男性87名の顔写真を専用の画像解析装置にて撮影した。長径6mm以上のシミを解析対象とし、その保有率を年代別に解析した。t-test **p<0.01
「今後、趣味のランニングやキャンプを楽しまれる時は、新しいシミを作らないようにシミ対策※1を行うことをおすすめします。40代、50代からでも全然遅くありませんから」(久保さん)
※1 メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ
まだまだ肌奥に眠るシミ予備軍の存在……
先ほどの特殊な顕微鏡で“隠れシミ”を表示できると聞き、やってみることに。するとこんな結果が。
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黄色い枠が肌の表面にまだ現れていない隠れシミ。著者の肌でみると、実は478個の隠れシミが存在
「この黄色で囲まれている部分が隠れシミです。こちらも50代男性の平均と比べると少ない方ですが、478個もの隠れシミが存在しています。一般的にスキンケア製品や日焼け止めを使用していない男性は、お肌の炎症が起こりやすく、紫外線によるダメージが年を重ねるごとにどんどん蓄積していくので、結果的にシミができやすくなります。その際、肌表面には出てきていない“隠れシミ”も増えてしまうんです」(久保さん)
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「男性向けシミ対策※1ブランド」に込めた想い
さまざまな世代の男性に小林製薬がアンケートを行ったところ、40代以降の男性の4人に1人がシミに悩んでいるという結果に。そうした背景もあってか、メンズケシミンは発売以降売り上げを伸ばし続け、毎年113%(※)もの成長をみせています。(※2018年~2021年の平均伸長率)
「アンケート結果の通り、見た目年齢を左右するシミを気にしている男性は多い。それがこの成長率に表れているのだと思います」と語るのは、市場調査やプロモーションを担うビューティーケアマーケティンググループのブランドマネージャー植松瞳さん。
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男性向けシミ対策※1商品「メンズケシミン」だからこそ、男性のニーズや声を徹底的に反映させており、それがリピート率の高さにもつながっているようです。
「今回のリニューアルでは肌への潤いを期待できる素材を探索し、シミ対策※1有効成分のトラネキサム酸に加え、プラスミナクリア※2(保湿成分)と命名したオウゴンエキスとウコンエキスの独自複合成分を配合しました。これにより、男性の肌をうるおいに満ちた透明感のある肌へ導きます。メンズケシミンはベタつきがない使用感やサッパリした香りに配慮しているのですが、これらはお客様の声を反映させたものです。快適な使い心地を感じていただけると思います」と、新たな商品の魅力について語ってくれた植松さん。
「小林製薬は、男性のシミについて徹底的な研究をもとにメンズケシミンを開発しました。男性のシミ研究のパイオニアとして、その研究量と得られた知見には揺るぎない自信があります。今後も男性向けシミ対策※1トータルケアブランドとして、一人でも多くの男性の肌悩みに寄り添う製品をご提供していきますので、ぜひシミができる前に、メンズケシミンでシミ対策※1に取り組んでいただきたいです」(植松さん)
※1 メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ
※2 オウゴンエキス・ウコンエキスの複合成分(保湿成分)
気になる前に早めのシミ対策※1を!
男性のシミに着目し、男女のシミの違いやその調査を続けて開発されたメンズケシミン。化粧水、乳液、クリームのすべてに炎症を抑えるトラネキサム酸(シミ抑制※1成分)を配合しており、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑えます。肌を健やかに保つために、早めにスキンケアを習慣づけてみては。
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