星空とワインと絶景。ニュージーランドで幻想的な体験を
2023年はラグビーワールドカップなどを通して、ニュージーランドの名前を耳にする機会も多かったのではないでしょうか。自然豊かなニュージーランドは、身も心もリラックスできる休暇にぴったりの旅先です。定番の観光地に加えて、ガイドブックに載っていないような場所まで、現地に住んでいるからこそわかるニュージーランドの魅力をご紹介します。
教えてくれたのは、ニュージーランド航空の客室乗務員、高田あつこさんです。東京で生まれ育った高田さんは、ワーキングホリデーをきっかけにニュージーランドを訪れ、在住22年になります。
幻想的な温泉池、ロトルア
主に北島と南島の二つの島からなるニュージーランド。北島にあるニュージーランド最大の都市オークランドに住む高田さんが、まずおすすめするのは温泉で知られる観光地ロトルアです。オークランドからは車で約3時間半、飛行機で約45分の距離にあり、週末や子どもの学校が休みの際に訪れる定番の場所です。
ロトルア湖の周りやレッドウッドの森を散歩して、大自然を満喫。特に、中心街にあるクイラウ公園は「大きな温泉池から立ち込める湯気が幻想的な雰囲気で、写真撮影にもおすすめのスポット。足湯もあるので、タオルを持参すれば気軽にロトルアの温泉を楽しむことができます。 そんな素晴らしい場所が公共の公園になっているので、全て無料で楽しめるのも魅力です」と高田さんは話します。
ロトルア湖のすぐ隣にあるロトイティ湖畔には、高田さんの夫の実家があります。夏はロトイティ湖でウェイクボードやカヤックなどをして過ごすそうです。「ボートでしかアクセスできないビーチがいくつもあって、どんなにお天気の良い連休であっても、私たち家族以外に誰もいない場所でのんびり過ごすことができます。自然が豊富で人が少ない、これがニュージーランドの最大の魅力だと思います」
星空と静寂、テカポ
ニュージーランドの自然を満喫するのに星空も外せません。南島の中央に位置する星空で有名なテカポは、高田さんが「星空と共に、その静寂で時が止まったような空気が大好き」な場所です。
景色を眺めながら、ニュージーランド産のワインを飲むのが高田さん流の楽しみ方。レストランや時にはスーパーマーケットで、その日の気分に合わせたワインを手に入れて飲むそうです。星空観測のマウントジョン天文台は、日中も絶景が広がります。「頂上にあるカフェで、テカポ湖を一望しながらバリスタの作るコーヒーをいただくのは、ここでしか体験できない贅沢(ぜいたく)です」
公園でニュージーランドスタイルを体験
観光地だけでなく、地元の人の日常を体験するのも旅のだいご味です。オークランドに住む高田さんの一番身近な大自然は、コーンウォール公園。「ニュージーランド屈指の美しい桜」があり、羊や牛が放牧されていて、山頂からはオークランド市内や周辺の島々を見渡すことができるそうです。
高田さんは友達や家族とウォーキングやピクニックをしたり、芝生の上で読書をしたりして過ごしています。ウォーキングをしながら同僚とミーティングすることもあるんだとか。実は高田さんが結婚式を挙げたのもこの公園内。家族でバーベキューや子どもの誕生日パーティーをする姿もあり、ニュージーランドのライフスタイルを感じられる場所です。
「ガイドブックに載っている有名な観光地を駆け足で回るのも良いですが、一つの街を拠点に、地元の人がおすすめする場所をじっくり見て回ると、『どうしてここがガイドブックに載ってないの!?』という絶景や気持ちの良い場所に出あえます」
クライストチャーチで、絶景ホットプール(温水プール)
そんな高田さんも同僚から教えてもらったお気に入りの場所があります。南島の中心都市クライストチャーチの郊外にあるヘ・プナ・タイモアナは、塩水のホットプールがある施設です。
「ここの魅力は、プールから見える絶景! 目の前には広大な海と静かなビーチがあり、潮風に吹かれながら入るホットプールは至極です」と高田さん。
ガイドブックにはない出会い
もう一つ、高田さんが同僚に教えてもらった場所が、オークランドから北へ約130キロのファンガレイという街。中心部を川が流れ、ボートが停泊している「宝石のような美しい街」です。
「パリハカ景観保護区は街の中心部から徒歩でアクセスできる小高い山で、緑に包まれた山道を小川や滝を見ながら40分ほど登って行くと、街が一望できる見晴らし台に到着します。そこからの眺めは絶景で、汗ばむ上り坂の後に風がとても心地よいです」
ニュージーランドにはパリハカ景観保護区のように、野山を散策する「ブッシュウォーク」のできる場所が数多くあると高田さんは言います。パリハカ景観保護区は「日本のガイドブックには載っていないような場所ですので、人に聞いて情報収集するのがポイントです」。
人に聞くのは少し勇気がいりますが、「ニュージーランドの人はとても親切で、自分たちの地元を誇りにしていますので、こちらが知りたい、見たい、食べたい、と言うと、期待した数倍以上のとっておき情報を教えてくれます」と高田さん。ちょっとした会話が、新しい出会いをもたらしてくれるかもしれません。
世界中の食を味わう
最後にご紹介するのは食です。先住民マオリの伝統料理だけでなく、移民の多いニュージーランドでは、世界中の料理を楽しむことができます。高田さんが特に気に入って食べているのは、北インド料理とタイ料理。その国出身のシェフが腕を振るうので本格的ですが「微妙な調整を入れてより多くの人に好かれる味になっているところが、ニュージーランドならでは」なのだとか。
「ニュージーランドではワイナリーに隣接するレストランも多く、開放的な環境でおいしいワインとお食事を楽しめます。雰囲気を満喫、テイスティングもできますし、レストランからの葡萄畑の眺めも抜群。家族でよく訪れるのは西オークランドにあるウェストブルック・ワイナリーです。葡萄(ぶどう)畑と池を眺めながらのんびりワインとお食事を楽しむことができます」
どこへ行っても人が少ないので、自分のペースで過ごすことができるのもニュージーランドの良さだという高田さん。「客室乗務員として、ニュージーランドだけでなく世界の国の人たちと触れ合い、ニュージーランドと世界の架け橋を担っていることを、とても誇りに思っています」
「多様性を受け入れ、主体性を重んじ、私たちが客室乗務員としてできることを会社も全面的にバックアップしてくれています。“can do”精神で新しいサービスを開発し、サステナビリティの取り組みを積極的に行っていることも、ニュージーランド航空の社員としての誇りです」
とてもフレンドリーな客室乗務員との機内での触れ合いから旅は始まっています。そしてニュージーランドの人たちの生活を肌で感じ、自然の中で、自分のペースで、くつろぐ休暇。ニュージーランドの人たちが教えてくれるとっておき情報があれば、ガイドブックがなくても楽しめる、新しい旅が始まるはず。
「ニューイイ!を探しに行こう」キャンペーン スタート!
五感がおどろくイイ味、イイ場所と出会えたり、心をたっぷり癒やせるイイ時間を過ごせたり、自分らしく自由に楽しめる国、ニュージーランド。
ニュージーランド航空では1月10日より、「ニューイイ!を探しに行こう」キャンペーンを開始しました。キャンペーンサイトでは、ニュージーランド航空のスタッフがニュージーランドに行った時によく立ち寄るカフェ、ワイナリー、マーケットなどお気に入りのお店や、公園、湖、島などの散策スポット、ニュージーランドならではの過ごし方など、スタッフの「ニューイイ」スポットを30カ所ご紹介。写真はスタッフが自ら撮影したものを使用しています。また、興味に応じて#リラックス、#グルメ、#絶景、#動物、#カフェなどのハッシュタグをクリックすることで、それぞれの旅行者にぴったりな「ニューイイ」スポットを検索することもできます。
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