国学院久我山中高校長から受験生へ 「どんどんプレゼンに来て」
聞き手・野田枝里子
連載「校長から受験生へ」
主に首都圏の中学・高校の校長から受験生へのメッセージを順次配信します。
国学院久我山中学高校 国清英明校長
学校説明会では皆さんに「しっかり勉強してもらいます」と言っています。勉強がすべてではありませんが、中1~3は基礎を学ぶ時期。自分で考えて行動するためには、基礎を身につけないとそれ以上の発展はないと思っています。しっかり勉強し、自分の人生を切り開けるようにしていきたいと思っています。
高校ではいくつかの部が全国レベルですが、学業に軸足を置く姿勢は昔から変わりません。決して、スポーツだけではないんですよ。校内では「文武両道」ではなく、「文武一徳」と言っています。勉強もスポーツもおろそかにしません。
強豪の部活動であっても、朝と昼は練習できません。放課後の2時間半~3時間程度しか許可していないので、限られた時間の中で集中してやろうという思いが生まれます。また、野球部とサッカー部は狭いグラウンドを分け合っています。生徒たちは自分たちの置かれた環境を理解し、足らない時間をどうすれば補うことができるか考えて動きます。
■生徒主体の文化祭 協議重ね…