日テレ社長「事務所の対応注視したい」 ジャニーズ性加害問題巡り
ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏(2019年に死去)による所属タレントへの性加害疑惑を巡る問題について、日本テレビの石沢顕社長は22日の定例会見で「事務所としてやるべきことをしっかり進めていくのか注視したい」などと語った。番組制作などへの影響については現時点で「想定できることはない」と説明。性加害問題については、「性暴力に関しては、あってはならないという大前提をベースに放送していく」などと述べた。
石沢社長は、日テレ系のニュース番組「news zero」が15日夜の放送で今回の性加害問題を取り上げた際、キャスターで同事務所所属タレントの櫻井翔さんがコメントしなかった点についても言及。「どういう形で視聴者に伝えたらいいか、スタッフともども議論した結果」の判断だったと語った。
一方、21日にテレビ朝日系の情報番組「サンデーLIVE!!」で同事務所所属タレントでキャスターを務める東山紀之さんが一連の問題を巡り謝罪した際、「この件に関しましては、最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました」と発言。会見では、こうした意向が「news zero」の15日の報道で考慮されたのかどうかも問われたが、石沢社長は「全くそのようなことは報告もあがっておりません。関連性については全く分かりませんし、なかったと思う」と述べた。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【初トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
ジャニー喜多川氏の性加害問題
ジャニーズ事務所創設者のジャニー喜多川氏による性加害問題。関連ニュースをお伝えします。[もっと見る]