「大相撲ロンドン場所」、来年10月に開催へ 世界有数の演劇場で

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ロンドン=藤原学思
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 ロンドンで、はっけよい――。日本相撲協会の八角理事長らは4日、ロンドンで会見し、来年10月15~19日に「大相撲ロンドン場所」を開催すると発表した。「本場所に限りなく近い形で行う」といい、開催中は毎日、土俵入りと、幕内力士による20番ほどの取組があるという。

 会場はロンドン中心部にある世界有数の演劇場、ロイヤル・アルバート・ホール。ジェームズ・エインスコフ代表は「歴史的な機会であり、スポーツ、高い身体能力、そして文化が見られるすばらしい1週間になることでしょう」と述べた。

 この会場では1991年に大相撲が行われ、引退表明前年の八角理事長(当時は横綱北勝海)が優勝した。海外公演は2005年に米ラスベガスで開かれて以来。八角理事長は「再びロンドン場所に参加できることに大いなる喜びと強い責任を感じています」とコメント。約40人の幕内力士を含め、総勢約110人で訪英する。

 八角理事長によると、近年多…

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この記事を書いた人
藤原学思
ロンドン支局長
専門・関心分野
ウクライナ情勢、英国政治、偽情報、陰謀論