プログラム PROGRAM
10/9
総合司会:上宮菜々子
テレビ朝日アナウンサー
13:00 - 13:10
主催者挨拶
13:10 - 13:25
SDGsに取り組む
来賓挨拶【ビデオメッセージ】
13:25 - 13:50
14:00 - 16:00
知の巨人たちと読み解く世界
「世界の知」と探るAI新時代【第1部】
AIからの挑戦状~知性・創造とはなにか
言語を操る(かに見える)AIとの遭遇により、ヒトが独占してきた知性・創造とはそもそもなにかが問われている。既知の情報の収集整理と展開が得意なAIのおかげで生産性の向上が期待される。半面、AIをつかさどるアルゴリズムの作り手によって社会が意図的に操作され得るのではという懸念もある。AIについて、得意な分野と限界、メリットとデメリットなどを十分論じるとともに、知性・創造とは何か、人間とその主体性や自由、科学技術、文明について、参加者に深く考えるきっかけを提供する。
16:20 - 17:20
SDGsに取り組む
里山~自然と文化の交差点 持続可能なくらしとは
人と自然が長い時間をかけて築き上げてきた里山。人によって整備された農地やため池といった環境は生物に恵みをもたらし「多様性」をも育んできた。近年、都市化や農家の高齢化が進み、荒れた里山には農作物を荒らす害獣や外来植物が次々と進出している。里山が提供する森林などの資源を利用し廃棄物を活用するくらしは、温暖化ガスの排出量が少ない循環型経済の実践だったともいえる。里山環境を保つには新たな担い手や技術の呼び込みが不可欠だ。今の時代にふさわしい持続可能な里山環境をいかに実現するのか考える。
17:30 - 18:30
次世代とひらく未来
エコハウス『ほくほく』で私たちは考えた 足もとの行動から世界を変える
この春、「環境問題なんとかしたい」と考える大学生が集まりました。国が掲げる2050年のカーボンニュートラルをどう実現するのか。自分は何ができ、どう共感を広げればいいのか。向かった先は八ケ岳エコハウス「ほくほく」です。200人超が参加し、空き家をリノベーションして、暖房や冷房など使うエネルギーをすべて再生可能エネルギーで自給する光熱費0円の家です。議論し、考えるだけでなく、今秋に教室の断熱改修という行動にまでつなげた大学生と、専門家も一緒に、「みんなでつくる脱炭素社会」への道筋を発表します。
オンデマンド配信
知の巨人たちと読み解く世界
西洋支配の終わり 世界と日本の姿を予言する
エマニュエル・トッド氏は、人口統計に基づいた独自の視点で社会を分析し、ソ連崩壊やリーマンショック、英国のEU離脱などを「予言」してきた。「予言者」とも呼ばれた彼が、ウクライナ戦争が長期化する今、西欧の民主主義陣営の行く末や国際社会のパワーバランス、日本が置かれる立場などを見通す。
(10月9日13:00~12日23:59の間、視聴できます。60分の番組です。)
オンデマンド配信
知の巨人たちと読み解く世界
リベラリズムへの希望~世界を再構築するために
1992年出版の「歴史の終わり」で、自由民主主義の「勝利」を論じ、冷戦後の世界に大きな反響を巻き起こしたフランシス・フクヤマ氏。しかし約30年がたった2023年、冷戦後の国際秩序は様々な挑戦を受けている。自由民主主義の国々の内部でも分断が進み、法の支配が脅かされている。
自由とは何か、リベラルとは何かが問われる中、長く国際政治を見つめてきた世界的論客が、自由と民主主義が調和したよりよい世界を築く手がかりについて語る。
(10月9日13:00~12日23:59の間、視聴できます。60分の番組です。)
オンデマンド配信
知の巨人たちと読み解く世界
「第3の言葉」をさぐる~未来を共有するために
マルクス・ガブリエルさんは、私たちは、普遍的な道徳的価値観を持っているという。だがときに、「彼らと我々」との差異を強調するストーリーが生まれ、相手を非人間化し始める。テクノロジーが分断の動きをさらに強めていると、警鐘を鳴らす。では、どうすれば私たちは普遍的な価値観に目を向けることができるのか。マルクス・ガブリエルさんの思索を語ってもらう。
(10月9日13:00~12日23:59の間、視聴できます。60分の番組です。)
オンデマンド配信
知の巨人たちと読み解く世界
NYタイムズ記者に聞く AI進化のトレンド
ChatGPTが2022年、衝撃のデビューを果たした。未来イメージが実現すると期待がかかる一方、仕事を奪われるという不安も広がっている。「普及にはまだ時間がかかる」「AI(人工知能)とともに変化していくこともできる」というのはテクノロジーに詳しいニューヨーク・タイムズ紙のベテラン記者。AIはどんな進化を遂げるのか、方向性を考える。(10月9日13:00~12日23:59の間、視聴できます。60分の番組です。)
10/10
司会:長島瑞穂
フリーアナウンサー
10:00 - 11:30
知の巨人たちと読み解く世界
「世界の知」と探るAI新時代【第2部】
2024年変わる世界秩序 新しい時代への視座
終わりが見えないウクライナ戦争や、激化する米中対立、インドを始めとする第3極の台頭など世界情勢は混迷が続く。各国内に目を転じても、米国では政治的対立が深まり、欧州は移民・難民問題で揺れ、アジアやアフリカでは政情不安や政治対立が絶えない。
価値観が交わらず、対立や格差が広がり続ける世界の流れは止められないのか。
マルクス・ガブリエル、フランシス・フクヤマ、エマニュエル・トッド3氏のインタビューを元に、日本の論客が曲がり角の先にある世界の姿を展望する。
12:00 - 13:00
SDGsに取り組む
劇場の息吹を 舞台演劇の今、そしてこれから
コロナ禍の下、舞台公演はたびたびストップせざるを得ませんでした。劇場空間でこそ感じられる出演者と観客の交歓が阻まれたのです。その空間がどんなに豊かなものか、あらためて思い知らされました。私たちの人生に活力をもたらし、生きる意味を考えさせてくれる舞台演劇。その演劇表現でどんな工夫をし、どんなところを目指しているのか。ミュージカル「エリザベート」の日本初演からタイトルロールを演じてきた俳優の花總まりさん、舞台用ウィッグの製作を手がけているスタジオADの代表をお迎えし、語っていただきます。
※諸般の事情により、小池修一郎さんのご登壇はなくなりました。
13:00 - 13:15
SDGsに取り組む
髪に向き合い55年 「人生100年時代」への航跡
アデランスは1968年に創業し、世界の毛髪に悩む人々に向き合い、笑顔を届ける為、邁進して参りました。現在は毛髪事業の他、美容事業、ヘルスケア事業、医療事業をドメインとし、ウェルネスカンパニーとして、世界展開しております。「人生100年時代」の今、世界の皆様のウェルビーイングの為、邁進して参ります。【ビデオ上映】
13:25 - 14:25
SDGsに取り組む
月へ火星へその先へ 宇宙開発の未来は
近年、世界では月や火星への宇宙開発が活発になってきています。昨年には米国の新型ロケットが初飛行し、宇宙飛行士による月面着陸を目指す「アルテミス計画」が幕を開けました。来年以降には、火星衛星探査計画「MMX」や小惑星探査計画「デスティニー・プラス」といった注目の宇宙探査も控えています。一方、日本では新型ロケットの打ち上げ失敗など、今後の宇宙探査に暗雲も漂っています。また、持続可能な宇宙開発を続けていくために、宇宙環境の課題にも向き合う必要もあります。将来の宇宙開発はどうなっていくのか、探ります。
14:40 - 15:40
地球環境と真摯に向き合う
地球に異変 行動したい、でもどうすれば!?
6、7月の世界平均気温は観測史上最高となり、日本だけでなく世界各地で記録的な猛暑となりました。このまま地球温暖化が進めば、今以上に洪水の頻発や熱中症患者の増加、農作物の不作などに見舞われ、身近な生活や経済が受ける影響は甚大になります。海や陸の氷河が溶け始めています。海面上昇が進めば、日本の沿岸部への影響も深刻です。人間活動が「地球沸騰化」に影響を与えていることは疑いの余地がありません。破滅的危機を前に、私たちはどう行動すればいいのでしょうか。一人ひとりにできる具体的な行動について、「先達」を招いて考えます。
15:50 - 16:50
地球環境と真摯に向き合う
地球の未来を守る 気候変動対策のためにできること
世界の平均気温が史上最も高くなった今夏。国内では猛暑による熱中症患者の増加、世界では山火事が相次ぐなど、私たちの健康や生活を脅かしています。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、増え続けている温室効果ガスの排出量を遅くとも2025年までに世界全体で減少に転じさせる必要があるとし、待ったなしの状況です。モデルのトラウデン直美さんが実践する環境問題に配慮した取り組みや、旭硝子財団が調査した、世界の環境問題に対する危機感を時計の針に例えた「環境危機時計」を紹介。環境省が今年から力を入れる国民運動「デコ活」なども取り上げながら、私たちができる身近な気候変動対策のヒントを考えます。
17:00 - 18:00
SDGsに取り組む
ポスト・コロナの都市と空間、人のかたち
都市や建築は人が集まることを前提としていましたが、コロナによってその前提が崩れました。IT技術も飛躍的に進み、人の集まる意味が問い直されました。コロナ禍の約3年間は、アートやエンタメの存在意義が問い直される時間でもありました。
今年、コロナによる行動制限が緩和され、人は再び密集して大きな声を発するようになり、「リモート」からの揺り戻しも起きたように見えます。
しかし、コロナによって変わったものは確実にありました。
対談を通じて、コロナが変えたものの先にある私たちの社会、生活、新しい生き方などについて考えていきます。
18:10 - 18:25
SDGsに取り組む
半導体産業の動向と当社グローバル戦略
昨今、全世界で半導体産業サプライチェーンのブロック化が進行。半導体製造装置部材やパワー半導体絶縁基板等を主力事業として展開する当社は、中国市場の伸長を好機として増産対応する傍ら、顧客の要請に基づき、マレーシア、そして「日本回帰」を掲げ国内での生産能力増強に注力するなど、新たなグローバル戦略を掲げる。【ビデオ上映】
18:25 - 19:25
SDGsに取り組む
半導体三国志~日本は生き残れるか
半導体はIT・AI、DX化をハードで支える先端技術の集積。20世紀には日本が独走していたが、現在は開発では米国、生産では台湾・韓国、市場では中国がそれぞれリードしている。日本は微細化技術で後れを取ってすっかり落ちぶれてしまった。技術や経済、軍事のレベルを決定づけるものであり、安全保障の要でもあるため、開発・生産を巡って、米中対立を鮮鋭に映し出す。米中(魏呉)対立の構図とそのはざまで日本(蜀)はどうすれば生き残れるのか、戦略を問う。
10/11
司会:長島瑞穂
フリーアナウンサー
11:00 - 12:00
SDGsに取り組む
自然と人とでひらく 和食の可能性
豊かな森と水、その恵みが注ぎ込む広い海。列島の暮らしが、日本の多様な食の世界をつくりあげてきました。四季の新鮮な野菜、発酵食品の深い味わいなどは、自然と人との共作ともいえます。ただし環境と社会の急激な変化は、この幸せを「あるがまま」では次世代に手渡すことを許しません。「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されて10年、伝統のなかにある意味や価値を自分の目で見直し、日々の行動につなげていきませんか。地に足をつけ、広い視野で活動する現代の専門家とともに、和食の可能性を探ります。
12:10 - 13:10
次世代とひらく未来
問いでつながる 対話するためのヒント
朝日新聞デジタルに4月にオープンした言論サイト「Re:Ron(リロン)」と地球会議との連携セッションです。複雑化する社会、加速し続ける情報環境のなか、「問い」のもとに集い、立ち止まって思考を深めてみませんか。リロンのアドバイザーで、哲学対話に取り組む哲学者・永井玲衣さんがコーディネーターを務めます。情報学研究者のドミニク・チェンさん、英文学者の小川公代さんとともに、「対話」をキーワードに、言葉、テクノロジー、メディア、文学、ケアなどそれぞれの視点から現代社会について語り合います。
13:20 - 14:50
次世代とひらく未来
スタートアップという選択肢
グローバル化が進み、多様な価値観を取り込みながら変化する現代社会。複雑化した社会課題に、機動的にビジネスで挑むなら、新しい技術や独創的なアイデアをもとに会社をつくる「スタートアップ」という選択肢がある。成功までは多難な道。でも、きっとやりがいはひとしお。気鋭の起業家たちが抱いた志や、その歩みを聞きながら、この国の産業に新たな活力を生む息吹の育て方を考える。
15:00 - 16:00
地球環境と真摯に向き合う
地球沸騰?!~1.5度上昇の世界 私たちはどう生きるか
「地球沸騰化」の時代に突入した。この夏、世界の平均気温は観測史上最高を記録した。熱波による死亡者や熱中症が相次ぎ、洪水や干ばつ、山火事が頻発した。ウクライナ戦争の影響もあり、エネルギーや食料に対する危機感も急激に高まっている。温暖化はすでに臨界点を超えたのか。これから、いったいどこまで進むのか。いまの経済システムの先に危機を回避する道はあるのか。世界を変えるには、何が必要か。そして何ができるのか。希代の科学者と哲学者、若者が、科学や倫理、希望について語り合う。未来への光明は見いだせるか。
10/12
総合司会:上宮菜々子
テレビ朝日アナウンサー
10:30 - 10:35
SDGsに取り組む
特別共催者挨拶
10:35 - 11:55
SDGsに取り組む
「限りある時間」と冒険 不確実性を生きる
(特別共催:国際交流基金)
合理性や効率性ばかりが注目される現代社会。スマホや生成AIなどの登場で生活はより便利になったが、人生は豊かになっただろうか。北極犬橇旅行で知られる冒険家の角幡唯介氏は、GPSや地図を持たずにグリーンランドを旅する。不確定要素を取り除き、安心ばかり求めると「今生きているという実感を乏しくする」からだ。ベストセラー『限りある時間の使い方』で知られるオリバー・バークマン氏も未来の不確実性を受け入れることで初めて「人生の本番を生きられる」と指摘する。「冒険」から見えてくる普遍的真理についての異色対談。
12:00 - 13:00
SDGsに取り組む
プラネタリーヘルス最前線 気候変動と感染症のいま
気候変動をはじめとする地球環境の悪化は、危機的状況にあります。気候危機、地球危機とも言われる大きすぎる課題に対して、私たち一人ひとりにできることはあるのでしょうか。このセッションでは、「プラネタリーヘルス」という概念を踏まえながら、気候変動と感染症について考えます。温暖化の進行によって、マラリアなどの感染症リスクが高まりつつある現状に対して、アカデミズムやビジネス、アクティビズムの最前線で、解決に向けた多様なアプローチをしているゲストを交えて、議論していきます。
13:10 - 13:25
SDGsに取り組む
「天然水の森」が目指す生物多様性の高い森づくり
13:30 - 14:30
SDGsに取り組む
ビジネスと人権~つながる世界、つなげる責任~
SDGsの認知度が8割を超えるなか、取り組みの本気度を見極める重要なポイントが人権への対応です。国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」の3本柱「人権を保護する国家の義務」「人権を尊重する企業の責任」「救済へのアクセス」を踏まえ、日本の現在地と課題、世界の潮流を確認します。途上国で原料を調達する企業の児童労働をなくす工夫や、日本政府の取り組みにも焦点をあてながら、私たちと世界の「これから」についても考えます。
14:35 - 15:35
SDGsに取り組む
2030 日本は「買い」か
かつて経済大国といわれた日本。経済規模や国民所得などの指標は低落を続けている。ワクチン敗戦など技術の揺らぎも覆い隠せないうえ、人口減と格差拡大が進む。異次元の金融緩和を経て、日本経済はどう変わろうとしているのか。現在地を確認し、2030年の姿を予測する。収録スタジオに高校生を招き、若い世代が「買い」と言える国家・社会をつくるにはどうすればいいのか、ともに考える。
15:40 - 15:55
SDGsに取り組む
カカオに関わる全ての人を笑顔にする明治の挑戦
森林減少、児童労働、貧困などカカオ産地を取り巻く社会課題に目を向け、その改善を目指す明治の活動を紹介します。2006年より継続する「メイジ・カカオ・サポート」・2026年度達成を目指す「明治サステナブルカカオ豆調達率100%」・カカオの新たな価値を追求する「ひらけ、カカオ。」の挑戦にかける想いを広く発信します。
16:00 - 17:00
SDGsに取り組む
もう語学はいらない? AI翻訳が変える世界
AI(人工知能)を使った翻訳技術の飛躍的な進歩で、言葉の壁がなくなる日も近い。スマートフォンをかざせば、文字が瞬時に別の言語に切り替わる。AI翻訳と画像や音声認識技術の融合が進み、私たちは外国語を学ばなくてもよくなるのか。外国語教育も大きく変わろうとしている。最先端のAI翻訳サービスを展開している、ドイツの「DeepL」の創業者、ヤロスワフ・クテロフスキーCEOと、AI翻訳を駆使しながら取材をしている朝日新聞海外支局の特派員らが、AI翻訳が変える世界について語り合う。
17:05 - 18:05
SDGsに取り組む
サステナブルな社会とキャリア〜Z世代と語る人的資本経営のこれから〜
変化の激しい時代、社会課題を解決するイノベーションが必要です。こうした観点から、企業において、働く人をコストではなく変革のための投資と捉える「人的資本経営」に注目が集まっています。多様な人が個性を生かして共創し活躍できる社会を、どう実現するのか?企業変革をドライブするためCEOとともに二人三脚で人的資本経営を進めるレゾナック・ホールディングス執行役員、最高人事責任者(CHRO)今井のりさん、Z世代のオピニオンリーダーでモデルの長谷川ミラさんと語り合います。
プログラム内容、配信時間は変更することがあります。