プログラム PROGRAM
イノベーション
AI×ブレーンテック あなたの脳が狙われる?
脳波などから人の感情や思考を読み取る技術が、使われるようになっている。障がい者にとっては画期的な技術になり得る一方、個人の感情や思考が読み取られ、内心の自由が侵害される恐れが指摘されている。さらに技術が進めば、外から直接、感情や思考を操作できるようになるとも考えられている。ニタ・ファラハニーさんは、法や倫理の研究者として、脳を読み取る技術が社会や倫理に与える影響を、わかりやすく解説してくれる。新しいテクノロジーに人はどう向き合うのか。技術と社会との接点を考える上で、刺激的な話が聞けそうだ。
国際関係・平和
危機の時代の先に 「夢の跡」の国際秩序
冷戦終結後、平和やグローバル化の「夢」のもと、米国は自由や民主主義を掲げ、覇権的に国際秩序を牽引してきた。その秩序が深刻な危機に直面している。欧州、中東で戦渦が広がるなか、11月には米大統領選が迫る。20世紀欧州史の大著「暗黒の大陸」で、民主主義のもろさや危うさを鋭く指摘した歴史学の大家マーク・マゾワー氏に、冷戦後の35年間を踏まえた現代世界の課題や、新しい秩序の可能性を聞く。
国際関係・平和
カオスの中の民主主義 民意がもたらす統合と分断
各国で伸長するポピュリズムは、グローバリズムから取り残されて一部のエリートが享受する豊かさから排除されたと感じてきた人たちの怒りを取り込み、デジタルコミュニケーションツールと、それを巧みに操る者たちによって、大きなうねりとなっている。米大統領選などが重なる世界的な選挙イヤーとなった2024年。ポピュリズムが生んだ「カオス」は、民主主義のあり方や私たちの社会をどう変えていくのか。世界に与える影響とは。欧州政治の最前線を見つめてきたジュリアーノ・ダ・エンポリ氏が読み解く。
10/25リアルセッション(東京ミッドタウン八重洲カンファレンス)
司会:上宮菜々子
テレビ朝日アナウンサー
16:45
- 16:55
主催者挨拶
16:55
- 17:05
持続可能性
来賓挨拶【ビデオメッセージ】
17:05
- 17:25
持続可能性
東京都知事講演【ビデオ出演】サステナブル都市・東京
~「実証」よりも「実装」のフェーズへ~
17:50
- 18:50
持続可能性
地球と女性の健康な未来のために~アフリカの課題から
爆発的な人口増加が予測され、ビジネス界からは「最後のフロンティア」と注目されるアフリカ。一方で、気候変動の影響による干ばつや洪水、感染症の蔓延など、「命」に関わる多くの課題も抱えている。そんなアフリカで、より脆弱な立場にある女性たちはどのような状況に置かれ、どのような課題を抱えているのか。来夏に横浜で開かれる、アフリカの開発を考える第9回アフリカ開発会議(TICAD9)を前に、アフリカの女性たちの課題は日本に暮らす私たちとどうつながり、私たちには何ができるのか、現場を知るNGOの方々と考える。
19:00
- 20:30
国際関係・平和
「戦後」の終わり? 暗黒か ユートピアか
ベルリンの壁が崩壊し、米ソ両首脳が冷戦を終結した35年前、世界は核戦争の危機さえあった東西の激しい対立から解放され、安堵と歓喜に包まれた。しかしその後、地域間の緊張が高まり、人々の間では格差が広がり、世界は不安定さを増していった。今、新たな危機に直面している私たちは、どこで何をまちがえたのか。それともこの状況は必然なのか。冷戦をキーワードに国際政治を研究する東京大教授・板橋拓己さんと、イスラエルを中心とした中東政治に詳しい慶応大教授・錦田愛子さんが揺らぐ国際秩序の先にあるものを議論する。
10/26リアルセッション(東京ミッドタウン八重洲カンファレンス)
司会:住田紗里
テレビ朝日アナウンサー
10:00
- 11:00
共生・多様性
「はて?」から始める 私たちと世界はどう変われるか
ジェンダー平等に向けた課題を多く抱える日本。 私たちの足元から社会課題を見つめ直すとともに、ガザやウクライナで続く戦争や米大統領選など、グローバルな動きを見据えて対話を深めます。連続テレビ小説「虎に翼」が描いた社会を参照しつつ、女性のエンパワーメントやジェンダー平等に向けた歩みと課題を振り返り、戦争との向き合い方や平和のあり方、多様性や共生といった世界につながるテーマについて、過去・現在・未来を行き来しながら、縦横無尽に語り合います。=朝日新聞社言論サイトRe:Ronと連携
12:30
- 13:30
持続可能性
「8がけ社会」を生きる~希望を持ち続けるためのヒント
今から16年後、現役世代(15~64歳)の人口が2割減る「8がけ社会」がやってきます。高齢化はいっそう進み、社会に求められるサービスは増えるのに支え手は不足します。これまで当たり前だったことがそうでなくなり、影響は生活の至る所に及びます。人手不足が招く社会課題と向き合うには、「ひと」を起点に発想を変える必要があります。縮小していく社会で、私たちは何をよりどころにすればいいのか。希望を持って生きるヒントはどこにあるのか。変わり続ける時代の空気を言葉や映像で表現してきたクリエイターと一緒に考えます。
13:30
- 13:45
共生・多様性
ウェルビーイングな社会の実現に向けて
世界幸福度調査によると日本の幸福度は世界51位。「一人当たりGDP」は高い一方、「選択の自由度」や「寛容さ」といった指標が幸福度を押し下げている。
こうした中、東京都品川区では、人々の不安や不満などの「不」を解消する先進的な政策を盛り込んだ全国初の「ウェルビーイング予算」を編成、全国からの注目を集めている。
14:00
- 15:30
イノベーション
AIがヒトを超える時代に考える 「人間」とは?
人間のように自律的にものを考えるAI(人工知能)がもうじき完成し、人間より高度な「超知能」もあと数年で完成する。専門家はそう予測します。すさまじい勢いで発達するAIは、私たちにとって頼もしいパートナーか、それとも尊厳や生存を危うくする脅威か。AIを考えることは人間を考えることにつながります。AIという「光源」に照らし出される人間とは、人間が時代を超えて紡いできた文化とは何か。伝統芸能の担い手であり、現代芸術の創作者でもある狂言師・野村萬斎さんと、人工知能研究の第一人者・山川宏さんが語り合います。
15:50
- 16:50
持続可能性
つながる都市と森 木造ビルが変える日本
脱炭素社会の実現に向けた取り組みが急務となるなか、建材に木材を活用する木造ビルに注目が集まっています。国産木材の需要を生み出すことは林業の再生につながり、地方の活性化に貢献します。また、森林が適切に管理されることで、温室効果ガスの吸収量増加や生物多様性保全、豪雨被害の軽減といった効果も期待できます。本セッションでは、まちづくりを通じた社会課題解決に取り組む大手ディベロッパー2社が、都市と森をつなぐ「中高層ビルの木造化・木質化」の最前線を紹介し、木造建築の専門家も交えて未来の都市像を議論します。=朝日新聞社SDGs専門サイトSDGs ACTION!と連携
17:00
- 18:00
持続可能性
沸騰化する地球 危機を乗り越える私たちの責任と希望
猛烈に暑く長い夏、頻発する豪雨。森は燃え、氷河は溶け、生きものは変わる環境に適応しきれていません。気候変動が進めば起こりうると警告されていた災害が、世界各地で現実のものとなっています。「地球沸騰化」と呼ばれる状況を作り出したのは、私たちの責任です。それを解決するのも、私たちしかいません。海面上昇でふるさとが脅かされる島国の若者、政策提言するシンクタンク代表、気象キャスター、途上国支援に携わる専門家と、未来への希望を探ります。
10/27オンラインセッション(持続可能性)12:00~配信開始
12:00
持続可能性
斎藤幸平が語る文明と世界2024
気鋭の思想史家斎藤幸平さんは今年ドイツを拠点に研究や講演を続け、時には北米の森林を歩いている。日々実感が強まる気候危機、終わりが見えないまま生命が奪われ日常が壊されていく戦争、それと循環する分断、国際関係でも各国内部でも広がるばかりの格差、急速に進化するAI――。危機と変化のただ中にある私たちの文明は今どんな姿をしているのか? これからどこへ向かうのか? 欧州で見つめる斎藤さんとともに考える。
12:00
持続可能性
『自然や社会との共生に向けて~JTのサステナビリティ』
より良い未来を実現するために、JTグループが目指すサステナビリティの考え方とともに、自然や社会との共生に向けた具体的取り組みについて紹介 。
10/28オンラインセッション(持続可能性)12:00~配信開始
12:00
持続可能性
新NISA時代のサバイバル術 資産運用立国のリアル
物価上昇や株価急落、「老後2000万円問題」など、私たちのお金にまつわる不安は増すばかり。国は「資産運用立国」を掲げ、「貯蓄から投資へ」が叫ばれている。若い世代も含め、新NISAやiDeCoなど投資への関心も高まっている。なぜ今、国を挙げて投資が注目されているのか。日本経済の現在地を見据えながら、投資の真の目的と意味を議論する。ベストセラー「きみのお金は誰のため」でお金と社会の関係を問い直した田内学さんと、若者への金融教育に力を入れる横川楓さんが、お金に振り回されずに生き抜くヒントを示す。
12:00
持続可能性
想像しよう2100年の地球 私たちは何をする?
私たちの子どもや孫世代が生きる2100年にはどんな未来が待っているのでしょうか。科学技術は進歩し、暮らしは一変しているかもしれません。一方、気候変動問題では、未来の地球は今よりもさらに深刻な影響を受けていると指摘されています。今夏は世界各地で50度超えの気温が観測され、7月には世界の平均気温が観測史上最高を更新。日本近海の海水温も過去最高で、生態系や水産業にも悪影響を及ぼし、台風などの災害リスクも高まっています。未来の地球の姿やとるべき行動などについて話し合います。【10月31日(木)までの限定配信となります。ご了承ください。】
12:00
持続可能性
明治はカカオでみんなを笑顔にする
カカオ産業に関わる人すべての幸せを目指し取り組む明治の活動についてご紹介します。2006年より継続する「メイジ・カカオ・サポート」、2026年度達成を目指す「明治サステナブルカカオ豆調達率100%」と追加KPI、カカオの新たな価値を追求する「ひらけ、カカオ。」から生まれる様々なアイデアについて広くご説明します。
10/29オンラインセッション(イノベーション)12:00~配信開始
12:00
イノベーション
日本発イノベーションが地球を救う!(かも)
インスタントラーメンやウォークマン、カラオケ、テレビゲーム、発光ダイオードなど、世界の人々のくらしや社会を変えた新製品や技術革新は数多い。そんなイノベーションが最近は少ない? いえいえ。人類を虫歯や歯周病から解放するかもしれない乳酸菌の発見や、気候危機や感染症に立ち向かうテクノロジーだってあるんです。科学史にも目を向けながら、イノベーションを生みやすい社会環境や制度についても考えます。
12:00
イノベーション
下町核融合?~文明史の転換を支える日本のテクノロジー
脱炭素の切り札「核融合」発電。海水から燃料を得るので日本に有利で、核分裂を利用する原子力発電と比べて安全性は高いとされる。国際機関で進む研究開発を実は日本の中小企業の技術が支えている。一方、民間のスタートアップ企業は実用化の前倒しを目指して資金と人材を集めている。私たちはいつ新エネルギーを手にするのか? その時、暮らしと世界はどう変わるのか? 開発の今を紹介し、ともに考える。=科学雑誌Newtonと連携
10/30オンラインセッション(国際関係・平和)12:00~配信開始
12:00
国際関係・平和
ウクライナからの報告~日本の学生と考える「戦争と平和」のリアル
開戦から2年半が経ったロシアによるウクライナ侵略戦争。生命を奪われ、傷ついた暮らしと心を取材してきた朝日新聞記者が改めて現地に赴き、報告をする。現地と結んだ東京のスタジオには日本の大学生と高校生が集う。抽象的ではない「戦争」に触れたとき、「平和」はどのように浮かんでくるのか。日本を取り巻く安全保障環境をどう捉え、東アジアで世界でどのような道を歩むのか。若い世代とともに考える。
10/31オンラインセッション(共生・多様性)12:00~配信開始
12:00
共生・多様性
ジェンダー平等 まず大学が変わらないといけない件
地方から大都市の大学への進学、理系選択、再受験チャレンジは、女子により高いハードルが課せられる傾向がいまだにある。大学の教員・学生の構成比ギャップも大きい。でも、ここが変われば、卒業生が進む社会や、学生を送り込む中等教育に直接プラスの影響を及ぼす。ジェンダーギャップ指数が先進国で最下位層にある日本が大きく変わる。そんな期待を込めて新たな取り組みを紹介するとともに、教育とジェンダーについて話し合う。=WEBメディアかがみよかがみと連携
12:00
共生・多様性
AIで世界は読み解けない? 人類学×文学で見る社会
驚異的速度で発展するAIを活用し、科学、金融、生命医療などあらゆる分野で高度化が進む。データやファクトを数理モデルで分析すれば、森羅万象は読み解けるのか――。人類学博士号を持つ異色の金融ジャーナリスト、ジリアン・テット氏は企業の失敗例を基に、たこつぼ化した専門性やデータだけでは複雑な社会に対応できないと説く。小説家の平野啓一郎氏は近著『本心』で、亡き母をAI技術でよみがえらせ、その本心に迫ろうとする主人公を描いた。AIで人の感情も再現できるのか。日英の文化人がデータ至上主義の現代社会を考える。=国際交流基金と連携
12:00
共生・多様性
ペットボトルの持続可能な未来を目指して
サントリーグループでは、循環型かつ脱炭素社会への変革を強力に先導すべく、2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルをリサイクル素材あるいは植物由来素材等100%に切り替え、化石由来原料の新規使用をゼロにすることで、100%サステナブル化を目指しています。
12:00
共生・多様性
ヒト・街・地球に優しいまちづくり「TAKANAWA GATEWAY CITY」
100年先の心豊かなくらしに向けたヒト・街・地球に優しいサステナブルなまちづくりを推進するJR東日本「TAKANAWA GATEWAY CITY」についてご紹介します。水素利活用や、サーキュラーエコノミー、CO₂排出量実質ゼロを目指す取り組みを通じて、街の活動そのものが地球益につながる未来を目指しています。
12:00
共生・多様性
特別共催者あいさつ
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