大学合格者ランキング2024 「現役進学率」編
関関同立現役進学率ランキング トップは9割以上が関学へ進学
2024.09.24
社会全体がコロナ禍から脱しつつあり、日常が戻る中、2024年度入試で合格実績を伸ばしたのはどんな高校でしょうか。「大学合格者ランキング」は、3月中旬から9月まで毎週(大型連休や夏季休暇を除く)の配信を予定しています。大学合格者ランキングでは、1人の受験生が同じ大学の複数の学部に合格した場合、重複して数える「延べ合格者数」をよく使います。これに対し、同じ大学の複数学部に受かっても合格者1人とカウントするのが「実合格者数」です。さらにより具体的に進学実績を表すのが、実際にどの大学に進んだかを示す「進学者数」です。現役の進学者数を卒業生数で割った「現役進学率」を見ると、その高校から何割ほどの卒業生が現役で進学したかがわかります。大学通信情報調査・編集部の雫純平氏が解説します。
6、7位は関西大付属校
複数の大学に合格しても、進学先は一つ。難関大への進学実績は、進学校の真の実力を知る最も有効な指標といえる。そこで、全国の4380校に現役進学者数をアンケートし、2358校から得た回答をもとに、大学別の現役進学率をまとめた。
なお、海城(東京)、フェリス女学院(神奈川)、膳所(滋賀)、大阪桐蔭(大阪)など、現役進学者数を未集計、非公表などとしている学校もある。
今回は関関同立(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)4大学への現役進学率を見ていこう。なお、関西大第一(大阪)、啓明学院(兵庫、関西学院大の系属校)、同志社国際(京都)、立命館守山(滋賀)といった一部の付属校、系属校は未回答のためランキングから除外している。