第2回霞が関を諦めない 「スーパー公務員」と呼ばれた総務官僚が語る希望

有料記事霞が関にこだわらない?

遠藤隆史
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 「おっはー!」

 2月の早朝。山形市のJR山形駅にほど近いカフェで、大勢を前にひときわ明るい声が響いた。

 声の主は、井上貴至さん(38)。山形市の副市長で、総務省から出向している霞が関のキャリア官僚だ。

 「地域力おっはークラブ」と…

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この記事を書いた人
遠藤隆史
東京社会部|最高裁担当
専門・関心分野
司法、労働、福祉
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    千正康裕
    (株式会社千正組代表・元厚労省官僚)
    2024年4月2日11時0分 投稿
    【視点】

    「国の看板を背負って、誰とでも会える。そこで受けた刺激を仕事に生かせば、日本の将来を良い方向に変えられる可能性があると信じている。」 自分も官僚時代に、組織の外の人たちとのネットワークを多くつくって霞が関の仕事を前に進めたり、新しいことを

    …続きを読む