世界と日本の100年を振り返り、
私たちの未来を考えます。
歴史を通して見えてくる「人」と「社会」。
朝日新聞の企画
「100年をたどる旅―未来のための近現代史」です。
最終更新日: 2024年12月12日(随時更新)
- 第1回
広島の灰燼に「腹を切る時が…」 オッペンハイマーになりかけた学者
100年をたどる旅~核の呪縛~① 1939年、カリフォルニア大学に在籍していた米国の理論物理学者、ロバート・オッペンハイマーに向かって、同僚の物理学者ルイ…[続きを読む]- 第2回
ドイツの原爆開発、疑った米国 ワイツゼッカーの兄が悔やんだIf
100年をたどる旅~核の呪縛~②開発競争と疑心暗鬼 39年9月、ナチス・ドイツがポーランドに侵攻する。第2次世界大戦を勃発させたこの国家はその5カ月前、あ…[続きを読む]- 第3回
核戦争の瀬戸際、83年にもあった 米ソ首脳を近づけた危機への実感
100年をたどる旅~核の呪縛~③核危機、薄氷の人類生存 米国から5発の核ミサイルが発射された――。1983年9月26日。ソ連の早期警戒衛星は驚愕(きょうが…[続きを読む]- 第4回
ゴルバチョフの決意からプーチンの脅迫へ 世界は危機を繰り返すのか
100年をたどる旅~核の呪縛~④進む終末時計 2024年8月6日の広島平和宣言は、今はなき2人の核大国リーダーの対話が冷戦を終結に導いたことにふれ、「為政…[続きを読む]- 第5回
核禁条約を動かした「信じられない体験談」 被爆者が届ける核の真実
「私はモルモットではない。もちろん見せ物でもない。でも、私の姿を見てしまったあなたたちは、どうか目をそらさないで見てほしい」 世界に発信した被爆者の代表的存…[続きを読む]
プロローグ編
世界は、日本は、あの戦争をなぜ防げなかったのか。歴史の教訓から学び取れることとは。
- 第1回
「民主主義は終わる」松岡洋右は予言した 歴史が相似形を描く世界で
100年をたどる旅~未来のための近現代史~①「戦間期」の悲劇 きょうも戦火が人々の命を奪う。世界は再び大戦に向かうか、引き返せるかの分かれ目にある。歴史は…[続きを読む]- 第2回
国際連盟を壊した常任理事国 国際社会はいま同じ轍を踏むのか
100年をたどる旅~未来のための近現代史~② 国際連盟の光と影 「ロシアのような強力な国家を戦略的パートナー、同盟国としているのは、我々にとってこの上ない…[続きを読む]- 第3回
GDPは百年前に「逆戻り」 それでも日本は「強兵」路線に進むのか
100年をたどる旅~未来のための近現代史~③「持たざる国」の素顔 国内総生産(GDP)は1940年代に生まれた。資源や物資など戦争を遂行できる生産力がどれ…[続きを読む]- 第4回
「必敗」の分析、東条英機らは耳貸さず 国力無視の発想が行き着く先
100年をたどる旅~未来のための近現代史~④予告された敗戦 「国防は軍人の専有物にあらず」「国防は国力に相応ずる武力を備うると同時に、国力を涵養(かんよう…[続きを読む]- 第5回
「3度目」を起こしてはならない 歴史と先人から私たちは学び、語る
「終戦の日」に寄せて 朝日新聞ゼネラルエディター・春日芳晃 第2次世界大戦後の79年間、地域紛争は絶えず起きましたが、3度目の大戦は起きていません。キュー…[続きを読む]- 第6回
幣原喜重郎が危ぶんだ「人心の傾向」 進まぬ対中外交、足元の強硬論
100年をたどる旅~未来のための近現代史~⑤戦争と民意 国民感情の高まりは、戦争を止めることもあれば、逆に国を追い詰めて外交の選択肢を狭めることもある。内…[続きを読む]- 第7回
従軍の林芙美子「弾の来ない後方で…」 戦争を煽りも止めもする世論
100年をたどる旅~未来のための近現代史~⑥形成される「世論」 百年前はマスメディアの興隆期だった。ラジオ放送開始。雑誌「キング」創刊。婦人雑誌の普及。メ…[続きを読む]- 第8回
気になるブロック化と「自由からの逃走」 戦間期と今の違いは
100年をたどる旅~未来のための近現代史~⑦戦間期と今 類似と相違 約百年前、第1次世界大戦の終息で平和と国際秩序を取り戻しつつあったかに見えた世界は、再…[続きを読む]- 第9回
ブロック化する世界、高まる大戦の危険 日本に求められるもの
100年をたどる旅~未来のための近現代史~⑨西太平洋というリスク 第1次世界大戦と第2次大戦の「戦間期」に複数の紛争が連動した過去と同様、いま世界戦争の足…[続きを読む]- 第10回
国際連盟が大国エゴに屈するまで 伝染病に難民問題…今問い直す成果
100年をたどる旅~未来のための近現代史~⑩国際連盟は失敗だったか 二つの世界大戦に挟まれた20年間を戦間期という。この戦間期に新しい平和の時代を築こうと…[続きを読む]- 第11回
広島の灰燼に「腹を切る時が…」 オッペンハイマーになりかけた学者
100年をたどる旅~核の呪縛~① 1939年、カリフォルニア大学に在籍していた米国の理論物理学者、ロバート・オッペンハイマーに向かって、同僚の物理学者ルイ…[続きを読む]- 第12回
ドイツの原爆開発、疑った米国 ワイツゼッカーの兄が悔やんだIf
100年をたどる旅~核の呪縛~②開発競争と疑心暗鬼 39年9月、ナチス・ドイツがポーランドに侵攻する。第2次世界大戦を勃発させたこの国家はその5カ月前、あ…[続きを読む]- 第13回
核戦争の瀬戸際、83年にもあった 米ソ首脳を近づけた危機への実感
100年をたどる旅~核の呪縛~③核危機、薄氷の人類生存 米国から5発の核ミサイルが発射された――。1983年9月26日。ソ連の早期警戒衛星は驚愕(きょうが…[続きを読む]- 第14回
ゴルバチョフの決意からプーチンの脅迫へ 世界は危機を繰り返すのか
100年をたどる旅~核の呪縛~④進む終末時計 2024年8月6日の広島平和宣言は、今はなき2人の核大国リーダーの対話が冷戦を終結に導いたことにふれ、「為政…[続きを読む]- 第15回
核禁条約を動かした「信じられない体験談」 被爆者が届ける核の真実
「私はモルモットではない。もちろん見せ物でもない。でも、私の姿を見てしまったあなたたちは、どうか目をそらさないで見てほしい」 世界に発信した被爆者の代表的存…[続きを読む]