コンビニで「リプトンミルクティー」を買ってみたところ、いつものパッケージに見えるけど何か雰囲気が違うような……? よく見るとパッケージの右下には何やら気になる文言が書いてありました。

内容量の上には、「これはファンが手で描いたイメージ図です」との表記が!
それって一体どういう事……?

実はこれ、3月中ごろから「恋AI小説」キャンペーンの一環で販売されている特別仕様のパッケージ。
キャンペーン動画に登場しているイラストがそのまま商品パッケージとして採用されています。
💬「なんか違和感あると思ったらパッケージ変わってた!」
💬「いつものパッケージとの違いはわからないくらい自然!」
💬「ぱっと見全然気づかない」
など、実際に手に取ったユーザーから驚きの声が上がるほどのリアルさです。
パッケージのイラストを手掛けたのは色鉛筆アーティストの慧人さん(@Yassun0222K)。
3月17日のX(旧Twitter)投稿では、驚きの事実も公表していました。
投稿で慧人さんは、
「これ実は文字のレタリングも僕が担当してて、小さく描かれてる文字も描いてるんだよね」
なんとイラストだけではなく、文字も全て慧人さんが描いているとは驚きです。
BuzzFeedでは、イラストレーターの慧人さんにお話を伺いました。
――今回どのような経緯でリプトンのパッケージを担当されることになったのでしょうか? また、担当されたのはミルクティーのみでしょうか?
「森永乳業さん側からお話を頂いて、私自身リプトンミルクティーのファンだったので制作するに至りました」
「最初はパッケージになる可能性があると伝えられていたのですが、パッケージになるかどうかは私のクオリティ次第で、私のイラストをパッケージにしても問題ないと森永乳業さんからOKが出てパッケージになりました!」
――イラストの制作にかかった時間はどれくらいでしたか。
「35時間です!3日で描きあげました」

――イラストで特にこだわった点や、苦労した点などはありますか?
「色合わせに特にこだわっていて、私のパッケージに入れ替わるタイミングで本来のパッケージと私の絵のパッケージが横並びになるタイミングがあったので、並んでも違和感が出ないように制作致しました」
――過去作含め、極めて写実的なイラストで大変驚きました……! こういったイラストはいつごろから製作されているのでしょうか?
「15歳(中3)から制作しています!」
――慧人さんご自身のプロフィールや活動内容についてお聞かせいただけますでしょうか。
「21歳 色鉛筆アーティスト
ハイパーリアリズムを得意としています。
お菓子や缶などの物の立体絵を主に描いています」
・・・・・
パッケージに採用されない可能性もあったのに、あまりのクオリティーの高さから本当にパッケージになるとは驚きですね……!
森永乳業「恋AI小説」公式サイトによると、慧人さんによる“手書き”のリプトンミルクティーは、450mlのパッケージのみで、なくなり次第終了とのこと。