株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区)は、2009年9月29日(火)を持ちまして、全国規模での「チルド温度帯管理米飯(以下:チルド米飯)」の販売体制が整いましたのでご報告申し上げます。(北海道・宮崎県・鹿児島県・沖縄県は除く)
ファミリーマートでは、2007年10月よりチルド米飯の販売を開始し、関東、中部、北陸、東北、中国・四国と順次拡大展開し、このたび9月29日から、関西、九州に導入することで、全国規模の展開体制となります。
■「チルド米飯」のコンセプトは“FRESH&DELICIOUS”!!
○ 「鮮度感のある素材」の使用 ○ 素材の味を活かした自然な味付け
○ 「健康志向」への対応 ○ 見た目も楽しめる「彩り」
■変化するお客さまのニーズに合わせた商品が必要に。
ファミリーマートがチルド米飯の販売を本格的に開始した背景には、人口構造や、ライフスタイルの変化による、食に対するニーズの変化があげられます。日本人の高年齢化や、女性の社会進出、独身の増加などにより、コンビ二エンスストアの利用はこれまで以上に期待されると同時に、コンビ二弁当に対しても、より「鮮度」「彩り」や「素材の味」などを求めるお客さまが増えているため、これに対応できる商品として「チルド米飯」の開発を進めてまいりました。
■ファミリーマート独自の精米技術・炊飯技術の改良で、ふっくらした米を実現。
チルド米飯は、これまでの米飯の販売温度帯(定温:18±2℃)と比較して、低いチルド温度帯(3〜8℃)で販売するため、従来の弁当と同じ製法では米の水分が飛んでしまうなどの問題がありました。このため、ファミリーマートでは、チルド米飯の品質向上のために、今までに蓄積してきた精米技術のさらなる進化と、独自の炊飯技術を改良し、チルド温度帯でもレンジアップすればふっくらとした米が味わえる製法を開発しました。
■使用食材の拡大により、メニューの幅が広がり、さらに素材の味が楽しめます。
チルド温度帯での販売により、「生野菜」や「海鮮ネタ」等の生鮮品を初めとする、定温では管理できなかった新たな食材が使用可能になり、これまでのコンビ二弁当にはない味、彩り、食感が豊かなメニューを幅広く開発することができるようになりました。
また、定温よりも低いチルド温度帯での管理のため、素材の味を活かしたより自然な味付けが可能になりましたが、素材の中でも、チルド温度帯でこそその味が活かされる素材、定温でこそ活かされる素材がありますので、全てをチルド温度帯で販売するのではなく、それぞれの商品に適した温度帯で販売してまいります。
ファミリーマートは、“あなたと、コンビに、ファミリーマート”のスローガンのもと、お客さまとの家族のようなお付き合いを通して、気軽にこころの豊かさを感じていただけるコンビニエンスストアを目指し、“ファミリーマートらしさ”を追求してまいります。
以上