Labyrinth バラの迷宮 pickup200『ローヴ ドゥ レテ』
NewRoses玉置編集長が最新品種、人気品種を紹介する”Labyrinth バラの迷宮”
DATA
作出 | 日本 京阪園芸 |
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花色 | 淡いアプリコットに紅色の絞り |
花径 | 花径6~8㎝の中輪 |
花型 | オープンカップ咲き |
開花特性 | 四季咲き |
香質 | 微香 |
樹形 | 高さ0.8~1.0mの木立性・横張り性 |
淡いアプリコット地にピンク・赤の刷毛目のような「吹きかけ絞り」が入る。咲き進んで地色は黄色のトーンとなり、紅色の絞りを残す。少し離れて見るとオレンジ色に見える。花弁の周囲に紅の覆輪をまとうことも。
花弁数40~45枚。花径6~8㎝のオープンカップ咲き。四季咲き。微香。樹は高さ0.8~1.0mの木立性・横張り性のFLタイプ。
花名は「夏の夜明け」を意味するフランス語。2024年秋発表
細かい斑が散るように花弁に現れ、吹き付けたような絞りを「吹きかけ絞り」と言う。
ツバキ、ハナショウブ、変化朝顔などの花色表現に用いるが、バラでは珍しい花色。暖かい花色で変化する楽しさを味わえる。
地色は淡いアプリコットから咲き進んで黄色味が強くなる(写真:京阪園芸)
花芯を巻き込んで咲くとき
紅色の覆輪が入ることも
著者紹介
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玉置 一裕
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。