ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのシャープ製iモードケータイ「AQUOSケータイ SH-04A」です。
SH-04Aはiモードケータイでありながら、QWERTYキーボードとタッチパネルを搭載していました。キーボードを閉じた状態では縦に持ってタッチパネルで、キーボードを出した状態では横に持って操作できました。
内蔵の「フルブラウザ」や、当時はいくつか出ていたPCサイト閲覧用のiアプリを使うと、PC用のWebサイトも快適に閲覧できました。プリインストールされているiアプリ「リモートメール アプリメール for SH」を使えば、PC用のメールの送受信もできました。
ディスプレイは当時としては大画面の3.5型モバイルASV液晶を搭載していました。横幅は54.5mmで当時のケータイとしては大きめでしたが、今のスマホのことを考えるとだいぶスリムであるようにも思えます。カメラは約520万画素のCMOSセンサーを採用し、顔認識オートフォーカス(AF)にも対応していました。
SH-04Aはおサイフケータイ、ワンセグ、iコンシェルやiウィジェットなど、iモードケータイの最新機能が「全部入り」。「スマホに興味はあるけれど、ケータイで慣れ親しんだ機能がないのは少し困る……」という人にとっては、ある意味で福音となった機種でもありました。
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