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全学教育推進機構案内

田島 克巳学部の垣根を越えた全学教育を企画・提案

学部の垣根を越え横断して行う多職種連携教育の企画や大学全体の教育の点検を行うなど、充実した教育をマネージメントするのが全学教育推進機構です。機構の中には、専門教育のための準備教育、リベラルアーツ教育を担う「教養教育センター」、学生・医師・看護師等のシミュレーション教育を担う「シミュレーションセンター」、そして教学に係るデータの収集、分析を担う「教学IRセンター」が設置されています。

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全学教育推進機構長 田島 克巳 


教養教育センター

建学の精神にもとづいた初年次教育と生涯教育を提供します。
1.医療人のためのリベラルアーツ教育
本学の建学の精神である「医療人たる前に、誠の人間たれ」を土台として医療の専門性を身に付けていくために、医・歯・薬・看護四学部が共に学び、考える教養科目を多く開講しています。併せて、PBL(Problem Based Learning:問題基盤型学習)で実際の医療現場で必要な多職種連携の意識を養い、患者さんと共に生きる医療を展開できる礎となる教育を行います。

2.科学する心と生きる力を養う共通教育
医・歯・薬・看護それぞれの専門を究めるためには、基礎となる物理学、化学、生物学の知識を修得し、科学的に物事を考える力を養います。また、情報化社会に対応する情報関連教育を徹底し、IoT(モノのインターネット)等の活用方法を修得します。さらに外国語教育として、実践的な力を身に付けるために「話す」「聴く」「読む」「書く」の4つの技能の修得に重点を置いた講義や双方向の演習を行っています。併せて倫理や法律に関しても高学年まで教育するカリキュラムを提供します。

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シミュレーションセンター

様々な医療現場で優れたスキルを発揮する医療人を育成するための技術研修施設です。

1.スキル向上を促すシミュレーション機器
学部学生に加え、卒後医師やメディカルスタッフの研修用にシミュレーション機器が50種類以上、備えられています。フリースペースとなっている実習室(約300㎡)は、自在なレイアウトを可能としており、少人数~大人数での実技研修に対応できます。また、実習室のまわりにはセミナー室も複数設けられており、実習と講義を切れ目無く行うことが可能となっています。

2.テーマに応じて利用可能な多彩な環境を整備
通常の医療施設内における基本的な医療シミュレーションに加え、手術室やICUなど高度医療に応じた模擬施設を用意しています。加えて、東日本大震災における経験をもとにして、災害現場を想定したシミュ
レーション室も設けています。実習中の行動はカメラで録画され、デブリーフィングル-ムで大型モニターで振り返りを行うことができます。

 


教学IRセンター

教育の質を保証する教学マネジメントを支援します。

少子高齢化等による社会構造の変化、「学修者本位の教育」への質的転換等をはじめとした大学改革などにより、大学を取り巻く環境が急激に変化する中で、教育の質を保証し、社会への説明責任を果たしていくことが大学に求められています。教学IRセンターでは、学生の学修成果等の分析を通じて、質保証の要となる教学マネジメント(教育改善のサイクル)を支援していきます。

教学IRに係る調査・分析結果はこちら

 

 

全学共通教育プログラム

岩手医科大学 数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)

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