矢巾キャンパス
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①キャンパスタワー・エントランス棟
キャンパスタワーは、矢巾キャンパスのシンボルとなっており、夜間時にはライトアップが可能です。
エントランス棟は、全面ガラス張りの明るく開放的な空間としています。4層吹き抜けの大動脈、キャンパスモールに連結してキャンパス全体を見通すことができ、分かりやすい動線を確保した矢巾キャンパスのターミナルとなっています。 -
②本部棟
1階:事務室
ガラス張りの明るく広いロビーを設けています。学生、教職員はもちろん、矢巾キャンパスを訪れた方がアクセスしやすい明快で開放的な空間としています。
2階:大堀記念講堂
岩手山を一望するホワイエに囲まれた講堂は、500名を収容することができます。全体を落ち着いた色調で統一し、格調ある空間としています。講堂正面には2面投影等、様々な映像を映し出す大型スクリーンを設置。また、同時通訳ブースのスペースを確保し、国際会議への対応も可能としています。
3階:SGL室
語学や問題解決型学習等の少人数教育や学生の自習スペースに最適な10人単位の小教室を20室整備しています。一部の部屋はパーテーションの開閉によりフレキシブルに活用することができます。廊下面をガラス張りとし、教育・学習活動のオープン化を図っています。 -
③西研究棟
1階部分にはラウンジを設置、教職員・学生の交流スペースなど多様に利用されています。
2~4階には教員室・研究室を配置しています。建物中央のH型フロアには学部・講座の隔てなく研究の共有化・活性化を図ることができる共有研究スペースを配置しています。 -
④西講義実習棟
医・歯・薬・看 4学部が必要に応じて使用できるよう設計されています。学生の集中度が高い講義室を1階に、実習室を2~4階に配置し、パーテーションを開放すれば、大人数の利用も可能です。
講義室の間にはラウンジスペースを配置し、学生のくつろぎの場としてだけでなく、教員と学生のコミュニケーションの場として利用しています。 -
⑤キャンパスモール
講義実習棟、食堂棟、研究棟が枝状につながる4層吹き抜けの大空間です。白を基調としたシャフトレスエレベーターを採用するなど爽やかな印象を与えます。 また、縦・横の動線が明確で、人の動きが見えることにより賑わいのある空間となっています。売店、書店、ラウンジなどを設け、学生、教職員が集うコミュニケーションスペースとして位置づけています。
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⑥東研究棟
1階にはキャリア支援センターがあり、就職情報の検索端末、相談ブース等を設けています。また、可動間仕切りのSGL教室を50室設け様々な授業形態に対応できる仕様としています。2階には、薬剤師の仕事を実践的に学ぶための模擬薬局を配置、3・4階には最新の設備を整えた研究室を配置するとともに共有研究スペースを設けています。
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⑦食堂・図書館棟
1階に食堂、2階に図書館を配置しています。ガラス面を広く施し採光に配慮した空間となっています。食堂は400席ありEdy(プリペイド型電子マネー)対応。図書館は収容可能冊数が85,700冊の規模で、見晴らしの良い窓際を中心に137席の閲覧席を配置しています。またAVコーナー、文献検索用の端末を備えた検索コーナーを設けています。
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⑧東講義実習棟
講義室は、200人教室を4室、100人教室を5室、マルチメディア教室を設けています。各机に情報コンセントを設けた他、TV会議システムにも対応しています。実習室は可動間仕切りで200人同時の実習に対応しています。
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⑨体育館
1階にアリーナ、トレーニングルーム、実習室、2階にランニングデッキ、部室、3階に柔剣道場を設けています。アリーナはバスケットボール、バレーボール、卓球、バドミントン、ハンドボールなどの公式戦に対応しています。ランニングデッキを設けたことにより、雨天時の活動の幅が広がっています。
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⑩超高磁場先端MRI研究センター・動物研究センター
超高磁場先端MRI研究センターは、国内では導入2例目となる7テスラMRI装置を整備。世界に先駆けた革新的研究を展開しています。
動物研究センターは、本学で行われる動物実験を支援する本格的施設です。動物の飼育から実験までをセンター内で完結できることをコンセプトとしています。
(詳細はこちら) -
⑪災害時地域医療支援教育センター・マルチメディア教育研究棟
東日本大震災津波の経験を踏まえ、全国に災害時地域医療支援モデルを発信することを目指しています。センター建物は、免震設計構造設計となっており、緊急時を想定した備蓄倉庫、電源設備、給排水設備を配備。災害時の司令塔となる施設として、大きな期待が寄せられています。
平成25年5月には、いわてこどもケアセンターを開設し、震災関連のトラウマスティックストレスや子どもたちのこころの問題全般に対する専門的な診療を展開しています。
(災害時地域医療支援教育センター詳細はこちら、いわてこどもケアセンターの詳細はこちら) -
⑫琢誠館
学生のクラブ活動の拠点、琢誠館には部屋を24室設置しています。
1階にはシャワー室を設置し、運動部の活動を支援します。3階の音楽練習室は防音、吸音設備を完備しています。 -
⑬ドミトリー圭友館
慣れない新生活を支える学生寮は、全室個室で220室あります。この他にも車イス使用者のための個室2室、舎監室2室、ゲストルーム4室、寮生一同での食事が可能な食堂を設けています。寮室は12室を1ユニットとし、ユニット毎に集いコミュニケーションがとれる空間を設けています。正面玄関と男女を分ける入口は、ICチップ内蔵の学生証で個人認証を行うセキュリティシステムを採用しています。また、男女比に応じて居住スペースを編成できる間仕切りとなっています。(ドミトリー圭友館の詳細はこちら)
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⑭テニスコート
学生寮の前面に人工芝のテニスコート4面を設けています。隣接するグラウンドともに、体育の授業やクラブ活動に利用されています。
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⑮弓道場
平成26年に完成しました。
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⑯グラウンド
学生寮と同じ敷地内にあり、体育の授業やサッカーのクラブ活動などに利用されています。
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⑰太陽光発電システム
常時100kWを発電する県内最大級の太陽光発電システムを2機設置しています。本学は地球環境に優しい新エネルギーシステムの構築と先進的なエコキャンパスづくりを推進しています。
(詳細はこちら) -
⑱附属病院
「患者さんにやさしい病院」をコンセプトに、病床数1,000床、手術室20室を備える国内最大級規模の病院として建設されました。病状の急変にも即座に対応できるよう「医師・医療人は患者さんのそばに」を理念に掲げ、医局を病棟に配置。外来では患者さんに負担をかけない動線にも配慮しています。最新鋭の医療機器をはじめ、高度救命救急センター、ドクターヘリポートの他、大規模災害などで、外部からのエネルギー供給が途絶えた場合でも1週間は電力を供給できるエネルギーセンターも備えています。
(詳細はこちら) -
⑲ドクターヘリ基地ヘリポート
岩手県唯一のドクターヘリは、平成24年に附属病院移転用地に発信基地を整備し、同年より運航を開始しています。
ドクターヘリは、県内どこへでも30分以内に到着することができることから、広大な県土を有し医師不足が課題となっている本県において、救命救急医療の大きな支えとなっています。 -
⑳エネルギーセンター
大規模災害発生時や、外部エネルギー供給が途絶えた場合でも、エネルギーを1週間は供給できるよう計画。通常時は附属病院で使用する電源および冷暖房などの熱源を供給するほか、隣接するドクターヘリ基地や岩手県立療育センター、盛岡となん支援学校に対して電源を供給します。また矢巾町と、近隣住民の避難所として提供する防災協定を締結しています。
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㉑トクタヴェール
附属病院を快適に利用していただくために、コンビニエンスストア・カフェ・フードコートなどが整備されています。
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㉒コスモス館
調剤薬局、健康増進施設が整備されています。
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㉓やはばなかよし保育園本学の教職員が安心して子育てと仕事が両立できる環境を目指して、附属病院敷地内に保育園が整備されています。
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㉔レジデントハイム大学病院での研修環境向上のための宿舎。本学附属病院の臨床研修医、専門研修医、高度看護研修センター研修生等の他、他病院に在籍しながら本学附属病院で短期間研修をする院外研修医も利用可能です。
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㉕感染症対策センター新型コロナウイルス感染症の重症患者の集中治療を念頭に、陰圧管理される病床や人工呼吸器、ECMO(人工心肺装置)といった生命維持管理装置の他、CT撮影装置も整備されています。
キャンパスの概要
所在地
- 岩手医科大学本部、本部棟、エントランス棟、東研究棟、西研究棟、東講義実習棟、西講義実習棟、食堂・図書館棟、体育館棟、動物研究センター、超高磁場先端MRI研究センター、災害時地域医療支援教育センター・マルチメディア教育研究棟/紫波郡矢巾町医大通一丁目1番1号
- レジデントハイム/紫波郡矢巾町医大通一丁目1番8号
- ドミトリー圭友館、琢誠館、弓道場「彰誠館」/紫波郡矢巾町医大通一丁目2番1号
- 附属病院、ドクターヘリ基地・ヘリポート、エネルギーセンター、トクタヴェール、コスモス館、感染症対策センター/紫波郡矢巾町医大通二丁目1番1号
- やはばなかよし保育園/紫波郡矢巾町医大通二丁目1番2号
敷地面積
約359,700m²(約108,800坪)