看護学部設置(構想中)
学校法人岩手女子奨学会が設置する岩手看護短期大学の移管を受け、本学では4年制の看護学部を設置する準備を進めることになりました。
医療総合系大学として若手人材の発掘と最先端の知識と高度な技術、倫理性を兼ね備えた医療人の育成に尽力し、岩手県の看護師不足の解消やレベルの向上を目指します。
原点回帰・チーム医療教育の深化
創立者 三田 俊次郎は、岩手県での長期にわたる医療の貧困を憂いて、「厚生済民」「誠の人間の育成」の創立理念の元、明治30年に私立岩手病院開設、同時に医学講習所・産婆看護婦養成所併設し、医者だけでなく看護婦や産婆の養成を始めていました。120年前に、現代でいう「チーム医療」の原点となる形を作っていました。
創立理念を120年後も脈々と受け継いだ本学への看護学部の設置は、創立の原点への回帰とも言えます。
現在、本学は、わが国で唯一、医学部・歯学部・薬学部を同一キャンパスに有する特色を活かし、三学部が学部の垣根を越え幅広い視野を有する実践的な連携教育を実施しています。
これに看護教育が加わることで、将来のチーム医療を担うメンバーがともに学び、学問的にも相互補完する形になり、チーム医療教育の更なる深化を目指します。
スケジュール(予定)
○平成28年3月 看護学部設置認可申請
○平成28年4月 学校法人岩手医科大学へ岩手看護短期大学設置
○平成29年4月 看護学部設置