花王グループは、グループ合同の社会貢献活動として、10月の「ピンクリボン月間」を含む、2022年10月1日から11月30日まで「花王グループ ピンクリボンキャンペーン2022」を実施します。
乳がんは、早期に発見・治療すれば治癒率が高いにもかかわらず、日本では欧米に比べて検診受診率が低く、乳がんによる死亡率は増加傾向にあり、また世界的にも乳がんは女性の罹患者数が最も多いがんとされています。
花王グループは、乳がんの早期発見、また、乳がんにかかってもその人らしくいられる社会のために、一人ひとりの健康意識の向上に加え、支えあう社会風土の醸成が大切であると考え、『あなたと、あなたの大切な人のために』をスローガンに、2007年からさまざまな活動を展開しています。
がんを経験したピンクリボンアドバイザーが講師となり、中学校・高校でがんに関する授業を行なう、「ピンクリボンアドバイザーによるがん教育プロジェクト」(主催:認定NPO法人乳房健康研究会*2 )への支援を引き続き実施します。講師が自らの経験を踏まえ、がんや乳がんについての正しい知識を伝えることで、学生の健康に対する意識向上をめざしています。また、がんを経験した方が講師役を担うことで、がん経験者の活躍の場にもなっています。受講した生徒からは、「がんを経験した方にしか分からないことを知れたので、もし自分や友人、家族ががんになっても今日の授業で学んだことを活かしたい」「授業前は乳がん、肝臓がんしか知らなかったのですが、他にもいくつかのがんの種類とリスク要因などを知って、家族に話したり、意識したりしようと思うようになりました」といった感想が聞かれ、本人のみならず、家族や周囲への健康啓発にもつながっています。
・生理用品ブランド「ロリエ」
乳がん・子宮頸がんの早期発見・治療の大切さをお伝えし、女性の健康を応援するブランド総合キャンペーンを期間限定で実施します。ブランド公式Twitterで寄付キャンペーンを実施するほか、ブランドサイトではスペシャルコンテンツも公開。
・化粧品ブランド「KANEBO」
ピンクリボンキャンペーン期間中、「KANEBO」の店頭や公式サイトなどで、『カネボウ ボディ リピッド ウェア』を使用したセルフチェックの方法を紹介します。また、対象商品の国内での売上金額のうち一定額を、「ピンクリボンアドバイザーによるがん教育プロジェクト」に寄付します。
・化粧品ブランド「トワニー」
美容部員がセルフチェックの方法を記載したリーフレットと、セルフチェックに使えるボディクリームのサンプルを配布します(数量限定)。
アジアや欧州の事業展開国の一部の花王グループ会社において、セルフチェックの方法や乳がんに関する情報を、店頭やデジタルコミュニケーションを活用して伝えていきます。
花王グループは、「豊かな共生世界の実現」をパーパスに、2021年からは、「未来のいのちを守る~Sustainability as the only path」をビジョンに掲げた中期経営計画「K25」に取り組んでいます。今後も、さまざまな活動を通じて、女性たちの美しく、すこやかな暮らしが実現するよう応援してまいります。
※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。