河出書房新社
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エドワード・ゴーリー (ゴーリー,E)
1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。おもな邦訳に『うろんな客』『ギャシュリークラムのちびっ子たち』など。2000年没。
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芸術・芸能
ウィローデールの手漕ぎ車 または ブラックドールの帰還
エドワード・ゴーリー 著 柴田 元幸 訳
ゴーリー自身と従妹2人を彷彿とさせる3人が、手押し車で冒険に出る。行く先々で遭遇するのは、ゴーリーワールド全開のキャラクターや謎の言葉。トンネルに入った3人の運命やいかに。
定価1,540円(本体1,400円)
○在庫あり
青い煮凝り
ゴーリーのオペラへの愛が凝縮された悲劇的物語。歌姫カヴィッリアと、その狂信的なファンである孤独な男ジャスパーの運命はいかに。細密な線画で表現されたダークなゴーリーの真骨頂。
外国文学
どんどん変に… エドワード・ゴーリー インタビュー集成
エドワード・ゴーリー 著 カレン・ウィルキン 編 小山 太一/宮本 朋子 訳
毛皮のコートとテニスシューズ姿でバレエ鑑賞。映画は1日3本、『源氏物語』とネコたちを愛し、生涯独身を貫く。ノンセンスな遊び心に満ちたゴーリーの秘密満載のインタビュー集。
定価2,750円(本体2,500円)
薄紫のレオタード
ゴーリーがこよなく愛したニューヨーク・シティ・バレエへの思いが詰まった幸せな絵本。小さな甥っ子・姪っ子とのバレエ団訪問とダンサーとの交流。精密なモノクロ線画とテキストで構成。
定価1,210円(本体1,100円)
オズビック鳥
ある日ヘンテコな鳥がやってきて男の家に住み着いた。一緒に楽器を演奏し、庭で紅茶を飲み、沈む太陽を眺める日々。奇妙な愛と友情が優しく胸を打つ美しい物語絵本。ゴーリーの真骨頂。
定価1,430円(本体1,300円)
鉄分強壮薬
細密な線画で淡々と描かれる寂しげな冬の谷の風景。随所に出現するクローズアップ。ゴシックかつクラシカルな雰囲気で、何が起こっているのかと想像力を掻き立てるダークな一冊。
定価1,452円(本体1,320円)
金箔のコウモリ
著名なバレリーナに見出された少女モーディーが、長い修行時代を経て、ヨーロッパに渡り、時代を象徴するバレリーナとなるまでを描く傑作。バレエマニア・ゴーリーによる光と闇の物語。
△3週間~
狂瀾怒濤 あるいは、ブラックドール騒動
物語はあなた次第で進行するのに、行きつく果ては毎度おなじみ、ナンセンスの極み。ゲーム感覚の物語仕立てが抜群に面白い、さらなるエドワード・ゴーリーの大傑作、満を持して邦訳刊行!
音叉
家族の誰からも愛されず、海へ身を投げた少女。海の底で大きな化け物と出会い、一緒に仲良く暮らします。地上の家族は浴槽で一人ずつ溺死、最後には誰もいなくなってしまいました……。
定価1,320円(本体1,200円)
失敬な招喚
悪魔に招喚されたのは、いったい誰なのか? モノクロのシャープで陰鬱な線画、ナンセンスで不気味な言葉の数々……これぞゴーリー・ワールド全開の大傑作。
ずぶぬれの木曜日
俺の傘はどこだ? ブルーノはご主人さまの傘を捜しに雨のなか出かけて行く……傘泥棒、傘で目を突かれた男、傘に乗り流される子ども。鬱陶しくもめくるめく傘をめぐる物語。
思い出した訪問
一度だけ会った奇妙な老人との約束。それを思い出した女の子が、まさにそうしようとしたことで、老人の死を知る――人生の悲哀をゴーリー風味に味つけした大傑作、待望の邦訳刊行!
児童書
ぼくたちが越してきた日からそいつはそこにいた
ローダ・レヴィーン 著 エドワード・ゴーリー 絵 柴田 元幸 訳
犬に名前をつけることって、難しい! 少年と大きな犬との触れあいを描いた古典的名作。心温まる物語に、なんとゴーリーがイラストを担当、多才な彼のタレントの一面が見える絵本。
憑かれたポットカバー クリスマスのための気落ちした気色悪い気晴らし
「我はありもしなかったクリスマスの亡霊である」ゴーリー風味のアレンジで見苦しさの一歩手前まで盛り上がる『クリスマス・キャロル』! オールカラー。
定価1,650円(本体1,500円)
Edward Gorey’s Gorgeous Little Box
初期の大傑作『うろんな客』に合わせて『不幸な子供』『蒼い時』『華々しき鼻血』がミニチュア版で豪華箱入りに! プレゼントにも最適な限定セット。
定価4,180円(本体3,800円)
×品切・重版未定
キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科
エドワード・ゴーリー/T・S・エリオット 著 小山 太一 訳
超ロングラン・ミュージカル「キャッツ」の原作をエドワード・ゴーリーの挿絵と新訳で贈る。あまのじゃく猫におちゃめ猫、猫の魔術師……さまざまな猫たちが繰り広げる、奇想天外な猫詩集!
むしのほん
“カラフルなむしたちの しゃこうせいかつを だいなしにした くろいむしのうんめい”…… 生きていく哀しさと美しさを虫たちに託して描いた傑作。オールカラー。
定価1,100円(本体1,000円)
蟲の神
おお 恐怖、憤怒、哀れみの思い。物事はどうしてこうも 上手く行かぬのか――。蟲の神の生け贄に 捧げられた少女のゆくえを描く、ゴーリー初期の大傑作、ついに邦訳!
文庫・新書
エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡
チャールズ・ディケンズ/ブラム・ストーカー 著 エドワード・ゴーリー 編 柴田 元幸 他訳
典型的な幽霊屋敷ものから、悪趣味ギリギリの犯罪もの、秘術を上手く料理したミステリまで、奇才が選りすぐった怪奇小説アンソロジー。全収録作品に描き下ろし挿絵が付いた決定版!
定価990円(本体900円)
悪いことをして罰があたった子どもたちの話
エドワード・ゴーリー 絵 ヒレア・ベロック 文 柴田 元幸 訳
あなたもわたしもだれだってなにかしてます悪いこと――悪いことをした子どもには残酷な運命が待つという訓話を、ゴーリー風味で味つけした素晴らしくも哀しいものがたり。