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キリンホールディングスは7日、微弱な電流を流すことで、減塩食の塩味が1・5倍に感じられるスプーンとおわんを2023年にも商品化すると発表した。味を我慢せずに減塩に取り組めるという。
「エレキソルト」と名付けた。スプーンとおわんをあてた舌に塩味の基となるナトリウムイオンが集まるように電気が流れる仕組み。電流の強さは食器に付いたスイッチで調節できる。明治大の宮下芳明専任教授の研究室と共同開発し、商品化のめどがたったという。
キリンの開発担当者は「おいしいものを我慢するのはつらい。塩分取り過ぎという社会課題に取り組みたい」と話している。