私「ボディビルさんって、やっぱり筋肉すごいんだよね?」
私がネギマをもくもく頬張りながら聞くと
ヒロシ「まぁ、普通の人よりはあると思うよ!触ってみる?」
私「いいの!?」
前回のパーティーも今日も、長袖着てるから、筋肉の感じがハッキリ分からなかったのよね。
ボディビルさんの筋肉、興味ある!!
ヒロシさんが自分の腕を「どうぞ」とばかりに差し出してくれたので、遠慮なく触らせてもらう。
!!!
私「うっわ、すご!かたい!!」
これがボディビルダーの腕かー!
私「胸筋も触っていい!?」
ヒロシ「いいよー」
!
胸板、ぶあつい!!
未知との遭遇を楽しんだ私は、大満足で3杯目のレモンチューハイを飲み切りました。
さ、4杯目の注文しよっと。
ヒロシ「そういえばマイちゃん、この間のパーティーの人とは他に誰か会ったりしたの?」
私「会ってないよー!ヒロシくんは?」
ヒロシ「そうなんだ?オレも会ってないよ!連絡とったりしてないの?」
私「連絡とってるのヒロシくんだけだよ~」
これは本当!
マッチングアプリとかで平行して連絡とってる人はいるけどね…
この間の婚活パーティーでは、ヒロシくんだけだから!うん、嘘じゃない!!
ヒロシ「まじで!オレもマイちゃんとしかやりとりしてないよ」
私「本当?それは嬉しいな♪」
ヒロシ「でもさ、連絡先はけっこう交換してたよね?連絡来たでしょ?」
……ん?
何かちょっと、しつこいな…?(;´・ω・)
私「交換はしたんだけど、正直、誰が誰か分からなくなっちゃって。けど、ヒロシくんのことはちゃんと覚えてたよ!」
ヒロシ「じゃあ他の人に返信とかしてないの?」
私「してないよー!」
ヒロシ「そっかぁ…!」
ようやく納得してくれたみたいだけど…
何かヒロシくんって、意外と疑り深い?
っていうか心配性??
まぁ、これくらいなら「嫉妬しちゃって~♪」って感じだから、全然いいんだけど…
そしてこの時の、この小さな違和感が
後々の私たちの関係性に、大きく影響を及ぼすことになるわけです――(怖)