心と体が大人へと変化する思春期。そのはざまにいる少女たちは、悩みを胸の奥に抱えてしまいがち。昔は家族になんでも話していたことも、母親にさえなかなか本音を打ち明けられなくなることも。
下着メーカーのワコールが先日YouTubeに公開したのは「Her True Stories」という1本の動画。思春期を迎えた女の子たちの心の声を、小さいころから大切にしてきた「ぬいぐるみ」が会話をしながら引き出すという、ちょっと不思議なドキュメンタリーとなっています。
でも実はこのぬいぐるみにはある秘密があって……。その結末には思わず涙!
【某映画キャラのごとくしゃべる「ぬいぐるみ」】
幼いころから大切にしてきた「ぬいぐるみ」にならば、思春期の少女たちも悩みや心のうちを吐露するのではないか?
今回の動画は、そんな仮説のもとにワコールが行った検証実験。ぬいぐるみは手と口、首を動かし、かわいい声が出るように。
目には小型カメラを仕込み、遠隔で少女の表情を見ながら会話できるようにしてあります。まるで某“動くテディベアの映画”さながらです。
【心を開く少女たち】
「学校楽しい?」「どんな男の子が好きとかあるの?」「ママは怒りすぎだと思う?」「ちょっとずつ体も変わってくるところがあるじゃない? 何か心配なこととかある?」などぬいぐるみの問いかけに、心の奥にある本当の気持ちを打ち明けていく少女たち。
自分の10代のころを思い返してみても、たしかにこういうことって親にはなかなか言えなかった記憶がありますよね。
【実はこのぬいぐるみは……】
実はこのぬいぐるみの声は、ボイスチェンジャーで声を変えた彼女たちの母親!
お母さんと知ったときの少女たちがどんなリアクションをするのか……ぜひ動画で観てみて。ふだんはなかなか本音で言い合えないけれど、親子で会話をしてコミュニケーションをとることって大事。そう気づかせてくれるムービーに皆さんも心がじんわり温まるはずです。
参照元:YouTube(ワコール Wacoal)、ワコール「Her True Stories」
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
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