野球やサッカーなど、スポーツの試合中に予期せぬ侵入者が現れることは稀にありますが、これほどまでに “珍妙な侵入者” は類を見ないかも!?

事件の現場(?)となったのは、アメリカ・フロリダ州で行われていたテニスの試合、マイアミ・オープン。男子シングルス1回戦、ドイツのトミー・ハース(Tommy Haas)選手とチェコのイリ・ベセリ(Jiri Vesely)選手の試合中にスコアボードに突如出現したのは、大きなイグアナ

【自由だな~!】

周囲のザワつきを物ともせず、スコアボードの上に鎮座。マイペースに振る舞うイグアナさんにみんな戸惑っております。

イグアナが乱入した一部始終をとらえた映像を「Tennis TV」がYouTubeに投稿しているのですが、なんとかかんとか捕まえようとするスタッフの間をすり抜けて華麗に逃げ切る様子が映し出されておりました。試合中のコートを横切るとは……なんて大胆な子なんでしょ!

【セルフィーを撮影する選手も】

試合が中断され騒然とするなか、1人イグアナさんへと近づいていったのは、ハース選手。イグアナをバックにセルフィーを決め込みにっこり笑顔、思い出を記録に収めていたのでした。

【最終的には捕まったみたい】

その後イグアナがどうなったのか、みなさんも気になりますよね? 「AFPBB NEWS」の報道によれば、「イグアナはコートを横切ったあと、タオルにくるまれて会場から連れ出された」とのこと。中断された試合も無事に再開されたのだそうですよ。

ちなみに……イグアナとのツーショット撮影に成功したハース選手は、今季かぎりでの引退を表明しています。テニス生活最後の年にイグアナと出くわすとは、なんとも不思議な運命ですねぇ。ひょっとするとイグアナさん、ハース選手に「おつかれさまでした!」って伝えたかったのかな!?

参照元:YouTubeTwitter @MiamiOpenTwitter @TennisTVAFPBB NEWS
執筆=田端あんじ(c)Pouch