2016年11月12日に公開された、片渕須直監督によるアニメ映画『この世界の片隅に』は、異例の大ヒットを記録。

全国各地でロングラン上映がなされたほか、2019年には、新たな場面を約30分付け足した別バージョン『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が劇場公開されることも予定されています。

映画の原作となっているのは、こうの史代さんによる同名漫画(双葉社)。劇中には魅力的な登場人物がたくさん登場しているわけなのですが、やはりひときわ輝きを放っているのは、主人公の “すず” さんなのではないでしょうか。

そんなすずさんをコップにフチらせることができるアイテムが、大人気「コップのフチ子」シリーズでおなじみのキタンクラブから発売されました!

【すずさんをコップにフチらせることができる!】

2018年11月下旬より販売されている「PUTITTO この世界の片隅に」(各300円)にはサイズ約5cmのミニフィギュアが合計6種類ラインナップされていて、そのうち4種がすずさん。

残りの2種が、すずさんの夫・周作さんと、幼い頃にすずさんと周作さんをさらおうとした “ばけもん” となっています。

【表情はもちろん、服のしわまで再現されてるんですけど…!】

キタンクラブから実物が送られてきたので、さっそく隈なくチェックしてみることに。

まずはすずさんのフィギュアを観察してみたところ、スケッチしていたり、「バレとりましたか」と恥ずかしそうにうつむいていたり、さらには「ここはどこねいったい~」と道に迷ってパニックに陥っていたりと、どれも表情豊か。


個人的に大好きな “お料理しているすずさん” もいて、髪の毛や指先、洋服のしわやポケット、ゲタのくぼみに至るまで、実に細かく再現されていて驚くばかりなんです。

片手を上にあげてどこかひょうきんな印象のポーズを見せている周作さんも、背中のかごに “ワニのお嬢さん” を乗っけている “ばけもん” も、360度方向どこから見ても丁寧に作られておりまして、ハッキリ言って死角ゼロ

唯一あげられる難点といえば独立して立たせることができないことくらいで、漫画やアニメの中からそのままひょっこり出てきたみたいに、各フィギュアの表情や動きがイキイキとしているんです。

【「スケッチするすずさん」はバランスが取りにくいかも?】

コップにフチらせてみると、さらに可愛さは倍増。上手にフチらせようとあれこれ角度を考えるのもまた楽しく、時間を忘れてフチらせてしまいそうになります。

ちなみに6つのフィギュアの中でフチらせやすかったのは、うつむくすずさん、道に迷うすずさん、お料理しているすずさんの3体。

残りの3つはバランスを取るのが少々難しく、特にスケッチするすずさんのベストバランスを見つけるのには、なかなか大変でした。

【こんなにちっちゃいのにすさまじい再現度!】

だけど、手のひらサイズのすずさんたちは見れば見るほど可愛らしいので、シャッターを切る手が止まらなくなること確実♪

『この世界の片隅に』ファンならば、一目見たら最後、きっと恋に落ちてしまうはずです。そしてしつこいようですが、再現度がすさまじく高く細部に至るまで芸が細かいので、ゲットした際にはぜひ、隅から隅までじ~っくり観察してみてくださいっ。

参照元:KITAN CLUB
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼後ろ姿や下駄の裏までパーフェクト!



▼スケッチすずさん


▼うつむくすずさん


▼道に迷ってパニックのすずさん


▼お料理しているすずさん


▼周作さん


▼ばけもん