インスタグラムで犬猫写真のタグをフォローしているのですが、先日ワンコたちが老眼鏡や手編みのベストなどを身につけて、シニア風のコスプレをしている投稿を見つけました。
みんな地味に年季が入ってて、ジワジワかわゆく見えてしまう……♡
でもこの子たちがシニアのコスプレをしているのには、ちゃんと理由があったんです。
【おじさんにしか着こなせないアイテムたち】
たとえばこちらのワンコは、人生の酸いも甘いも経験してきた、貫禄のある優しい笑顔が魅力的。
子犬には出せない大人の表情はなんだか頼もしくもあり、秋の夜長にお家でしっぽり飲み明かすのに最高の相棒になってくれそうですね。
【いい感じのリッチマダム風のKarmaちゃん】
こちらのピットブルのカーマちゃんはというと、いやあ、こういうマダムいるいるっ。
若者の私たちには想像することもできないバブリーな時代を楽しんだんだろうなあ。と思わせちゃう贅沢なアイテム使いです☆
【シニア風コスプレを投稿しているのはなぜ?】
ところがインスタのキャプションを読んでみると、カーマちゃんは子犬時代に1度里親に引き取られたものの、引っ越しを機にまたシェルターに戻されてしまったというエピソードが書かれていたではないですか。
そんな悲しい過去がありながら、カメラに向かって純粋な笑顔を見せてくれるカーマちゃん……。
これらの画像を投稿しているのは、フロリダで身寄りのないペットたちを保護し、新しい家族へとつなぐ活動をしているアニマルシェルター「Flagler Humane Society 」。
11月は「シニア世代のペットたちを家族に迎えよう」月間だそうで、子犬や子猫に比べて、どうしても未来の家族に出会えるチャンスが少なくなってしまうシニア期を迎えるペットたちの魅力を伝えるべく奮闘していたのでした。
【年齢性別よりもビビッときちゃう何かがある】
実はいま我が家で暮らしている2匹の猫たちも、元々は野良猫と保護猫の出身。
ペットを迎えるときって年齢や性別というよりも、ビビッと来ちゃう運命の瞬間で決まっている、と思うんです。
1匹でも多くのペットたちが、新しい家族の元へ迎えてもらえるように日々試行錯誤がなされている事実に、胸がいっぱいになりました。
ワンコたち、ほんとに皆いい笑顔なんだよなあ〜。犬も人間も散歩も大好きだというカーマちゃんはもちろん、ほかの子たちも、新しい家族と出会えることを願ってやみません。
参照元:Flagler Humane Society 、Instagram
執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
▼こういうおじさんいるよね〜
▼20代、30代では着こなせない帽子もサマになってます
▼静かな秋の夜長、読書のいいお供になってくれそうですね
▼昔はモテたんだろうなあと思わせるハンサムワンコ
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