日本に住んでいた頃は自分で花を買うことは皆無だった。
ベトナム・ハノイで、コロナ禍で在宅時間が長くなり、なんとなく買うようになった切花。
秋から冬に見かけた&買った花束を、徒然に貼ってみる。
ハノイらしい、道の花屋のある風景
ベトナム・ハノイには、日本で見かけるような店舗型の花屋もあるけれど、圧倒的に多いのは行商や露店の花屋。
自転車に大きなカゴを積んで、色とりどりの花を売り歩く光景は、何度見てもいいなと思う。
自転車にノンラーの人の方が趣を感じるけれど...
実際にはバイク行商の方が多いかも。
近所の市場では、バイクやバケツを並べて花を売る露店が一番多い。
毎日たくさんの花が並ぶ、ハノイの街。
お供え用なのか、飾って楽しんでいるのか。
ハノイの人が花をたくさん買っていることがわかる。
通年人気は菊・ゆり・バラ
花市場に行けば、もっといろんな種類があるんだろうけど...
近所では、店はいっぱいあっても、残念ながら花の種類は似たり寄ったり(^^;)。
菊はテッパン。
八重もひな菊も。黄色系が人気。
ゆりも、白、ピンク、オレンジと各種。
こちらはゆりとバラ。
バラは、小ぶりなものと大ぶりなものと両方。
色は赤が一番人気。
夏なら蓮がたくさん並んで、他の種類の花もけっこうあるけど...
冬は花の種類が少なめ。
近所で見かける、数少ない冬の花は、ダリヤかな。
タイ湖周辺とか、お出かけスポット的なとこだと、コスモスとかも見かける。
実際に買った花束
近所で王道の、赤いバラ(真紅じゃなくてオレンジっぽい)、黄色の八重の菊、白い大きなゆりは、どれもあまり好みじゃない(^^;)。
ちょっとちがう色、ちがう種類を求めて買ったのは...
黄色の大輪のバラ。
柔らかい黄色がきれいで、気分がぱっと明るくなった。
10本で70kドン(約350円)。
ふちだけピンクのバラ。
これも咲いたら、大輪だった。
少し黄緑っぽい白をベースに、桃色なピンク。
こちらも10本で70kドン(約350円)。
ちなみに街の露店では、どの花束も80cmくらいの長さで、葉っぱがもりもりについたまま売られている。
良き長さにカットして、葉っぱをむしりとって活ける。
白い斑入りの赤いダリヤ。
渋みのある赤に、斑の入り方がきれいで、うっとり。
こちらも1束70kドン(約350円)。
ハウスキーパーさんに、キレイ!とほめられた。
華やかな大輪もいいけれど、最近のお気に入りはこちら。
なんて名前か、わからない。
1束35kドン(約175円)で2束購入。
紫の1cmほどの小花に、ディルみたいな葉っぱ。
バラやダリヤはあまり保たないけれど、この花は一週間くらい元気だった。
ある日、この紫の小花とダリヤをミックスで売っているのを見かけて、帰りに買おうと思ったら売り切れてた(泣)。
自分で混ぜよう。
別のお店で、各25kドン(約125円)で購入。
うーん、自分でいい感じに活けるの難しいな(^^;)。
ピンクのダリヤが多めに入っていたのはうれしい。
思い切って、茎を70cmくらいと長めに残したら、ダリヤが4日くらい保ってくれた。
部屋に花を飾ると、気分が明るくなる。
単純に、きれいだなって思える。
日本に帰っても、たまには花を飾ってみようかな。
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