この記事では和文化推進協会の口コミや評判をはじめ料金プランや活動内容をはじめ他社サービスと比較した結果について詳しく解説します。競合6社とと比較してみたところ和文化推進協会は住所が京都だけである以外は機能面、コスト面でかなり優れていることがわかりました。
その理由は、和文化推進協会の他に基本料金に住所利用・郵便転送・電話番号が3点セットで付帯されるバーチャルオフィスはほとんど存在しないからです。
ネットショップの運営では特商法の表記として運営者の住所や連絡先を記載する義務があり、以前は自宅の住所をそのまま記載するのが一般的でしたが、今ではバーチャルオフィスの住所を記載する方法が主流になりつつあります。
和文化推進協会のバーチャルオフィスとは?
日本には多くのバーチャルオフィスサービスが存在しますが、どこのサービスも入会金や保証金など初期費用が高くつく場合が多いです。
また、初期費用が安いと月額料金が高くなる場合が多く、個人が利用するにはコスパの面で利用しにくいサービスが目立ちます。
一方で、和文化推進協会という京都にある財団が運営するバーチャルオフィスは、初年度から年会費6,600円(税込)を払う以外に費用は発生しません。
2年目からは年会費6,600円を一年ごとに払うだけで契約更新できるので非常にシンプルです。
ネットを検索してみつかる他のバーチャルオフィスと比較すると一目瞭然ですが、初期費用・維持費用ともに業界最安であることは間違いありません。
ちなみに気になる和文化推進協会の『京都朱雀スタジオ』の所在地は下記の通りです。
和文化推進協会の活動と内容
和文化推進協会は日本のクリエーターやアーティストを支援するためのプラットフォームとして、ハンドメイド作品の出品やバーチャルオフィスを有料で提供している一般社団法人です。
『ハンドメイドチャンネル』と『整理収納チャンネル』という2つのメディアを運営しています。
ハンドメイドチャンネル
『ハンドメイドチャンネル』ではハンドメイド作家がデビューするためのノウハウを紹介したり、作品を販売するための個人サイトを掲載しているまとめサイトのような存在で、ハンドメイド作家にとってはありがたい存在です。
ノウハウ提供の手段としてYouTubeの動画やインスタグラムなど種類を問わずあらゆる媒体で作成されたコンテンツをノウハウとして掲載しています。
それらは実用性の高いハイクオリティーなものなので、ライターを募集してハンドメイドに関する有益な記事が書ける人を募集する活動もしています。
ブログライターに応募してテストを受けて合格すると、プロのライターとして『ハンドメイドチャンネル』や『整理収納チャンネル』の記事を執筆することで報酬をもらえるようになります。
なお、プロライターになるための体験とテストを受けるには料金が必要で、レベルに応じて1万~3万かかります。
プロのライターとして合格するとお祝い金を10万円頂けるので、なにかしらのハンドメイド作品に造詣のある人は挑戦してみることをお勧めします。
詳細はハンドメイドチャンネル「ブログライター体験募集」 から確認できます。
整理収納チャンネル
『整理収納チャンネル』はYouTubeに投稿された生活お役立ち動画の厳選まとめサイトです。
100均商品の上手な活用法や、整理・収納・掃除・片付けに関する生活の知恵を集約していて、各動画の要点や特徴を紹介していますが、和文化推進協会の独自コンテンツも織り交ぜて紹介しています。
オンラインスクール朱雀スタジオ
オンラインスクール朱雀スタジオはコンテンツ販売プラットフォームです。
つまり、有益なコンテンツを持っている人を募り、自社のプラットフォームで販売することで販売者に広告収益を還元するビジネスモデルです。
バーチャルオフィス
バーチャルオフィス朱雀スタジオは世間で和文化推進協会と呼ばれる住所貸しのサービスで、用途に応じて3種類の入会方法があります。
いずれの場合も京都の朱雀スタジオの住所を利用してネットショップの運営に必要な特商法の表記に利用したり、会社を設立する際の法人登記に利用することができます。
この記事では特に和文化推進協会のバーチャルオフィスについて詳しく解説します。
和文化推進協会の料金プラン
下表の入会金・月額料金・年会費について説明します。
和文化推進協会の利用料は年会費性となっており、年会費を払い続けることで1年契約を継続するシステムになっています。
月額料金が550円となっているのは、年会費を月額換算したら550円になるという意味です。
つまり初年度から6,600円払い続けるだけで1年契約を継続できる仕組みになっています。
下表は基本プランである朱雀なえもんプランの内容となります。
和文化推進協会の料金プラン
入会金 | 0円 |
年会費 | 6,600円 |
月額料金 | 550円(税込み)…年会費を12カ月で割った金額 |
郵便物の転送サービス | 1件につき550円(税込み) 転送不用な場合は破棄することも可能 |
電話の伝言預りサービス | 無料(用件だけ代わりに聞いてくれます) 075-313-3700 050-5577-0633 いずれかを利用 |
利用できる住所 | 京都市下京区朱雀宝蔵町44協栄ビル2階 京都朱雀スタジオ内 |
登記利用 | 月額1,650円(月額基本料金とは別) |
和文化推進協会のバーチャルオフィスは基本プランである【朱雀なえもんプラン】と会社を設立して登記利用できる【士業支援プラン】の2種類に分かれています。さらに登記利用は個人と法人でそれぞれ割引制度が設けられており、条件を満たすと利用料が0円になります。
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朱雀なえもんプラン
【朱雀なえもんプラン】は通常の住所利用のみを目的としたプランとなります。
用途は特商法の表記に利用することを前提にしており、住所+電話番号がセットで利用できます。
ハンドメイド作品を販売できるプラットフォームではバーチャルオフィスの利用が一般的ですが、有名なminneなどと非常に相性の良いプランです。
「朱雀なえもんプラン」なら、minneで特商法の表記に記載する住所として利用するのにピッタリです。
朱雀なえもんプラン~月額550円で住所利用のみ!
和文化推進協会 朱雀なえもんプラン
士業支援プラン(個人)
50%割引きの条件1
個人で登記利用を希望し、和文化推進協会の住所を登記利用することと納税地を京都市に指定することで50%割引が適用されます。(割引適用は初年度のみ2年契約に限ります)
50%割引きの条件2
個人でバーチャルオフィスを利用していた人が和文化推進協会のバーチャルオフィスに引っ越してきた場合、条件1とは別に50%割引が適用されます。(割引適用は初年度のみ2年契約に限ります)
個人で和文化推進協会のバーチャルオフィスを新規で利用する人で、上記の条件1と条件2を両方満たす場合、50%割引×2で100%割引となり、利用料が0円となります。ただし初年度のみの適用となります。
もしも条件1だけが適用された場合は50%割引のみとなるため、月額250円での利用となります。詳しくは和文化推進協会 公式サイト で御確認ください。
士業支援プラン~はじめて登記利用される方はこちら!
和文化推進協会 士業支援プラン(個人)
士業支援プラン(法人)
すでに法人を設立している人が新たに和文化推進協のバーチャルオフィスを利用する場合、下記の2つの条件を同時に満たすことで利用料が0円になります。
条件1
すでに法人として会社を登記している人が新規で和文化推進協会のバーチャルオフィスを登記利用し、和文化推進協会の住所を本店所在地として登記すること。
条件2
和文化推進協会のバーチャルオフィスを利用しはじめてから、和文化推進協会に所属する士業会員(税理士・司法書士など)に1年間に最低1回以上業務を依頼すること。
【士業支援プラン】は一定の条件を満たすことで【朱雀なえもんプラン】と同じサービスを利用しながら、登記利用する際に発生する月額1,650円が免除されるだけでなく、年会費6,600円も免除される特別プランです。
また、【士業支援プラン】は個人・法人の区別があるので割引の条件を正しく理解する必要があります。
【士業支援プラン】は和文化推進協会が一般社団法人として京都市の財政再建に貢献するために会員の士業とタイアップして提案しているプランで、目的は和文化推進協会を登記利用してもらうことで京都に税収を呼び込むための手段となっています。
士業支援プラン~すでに法人の方はこちら!
和文化推進協会 士業支援プラン(法人)
和文化推進協会をバーチャルオフィスサービス5社と比較
和文化推進協会の他にもバーチャルオフィスサービスには多くのサービス提供主体が存在するため、どの会社のサービスを利用するべきか迷う人もいると思います。
そこで、コスパNO.1と噂される京都の和文化推進協会を、同業5社のバーチャルオフィスサービスと一覧で比較してみようと思います。5社だけに限定した理由は、この5社を比較するだけで同一業界のおおよその相場や傾向が理解できるからです。
格安の価格帯から平均的な価格帯まで、代表的なサービスだけを厳選しました。
和文化推進協会を格安バーチャルオフィス5社と比較
和文化推進協会の口コミと評判
実際に和文化推進協会のバーチャルオフィスを利用しているユーチューバーの方がTwitterで住所を公開しています。ファンレターを受け取る目的でバーチャルオフィスを活用しているようです。
バーチャルオフィスはネットショップで特商法の表記に利用されるだけでなく、私設私書箱として自宅以外で郵便物を受け取る目的でも活用されるケースが増えています。
バーチャルオフィスに登録したよ
ざらめちゃんいつも見てるよってお手紙頂けたら凄く喜びます パワーになります
コチラに宜しくお願いします
〒600-8846
京都府京都市下京区朱雀宝蔵町44番地
協栄ビル2階 和文化推進協会内
ざらめちゃん宛ざらめちゃん (@zarameeeeen) August 26, 2022
—————————
ファンレター・プレゼント
送り先のお知らせ
—————————〒600-8846
京都府京都市下京区
朱雀宝蔵町44番地
協栄ビル2階 和文化推進協会内
KENGO 宛————————–
なまものはご遠慮くださいKENGO (@kenx2_go) February 22, 2022
副業でひとりでやっている個人事業主ですが、ワタシ的にはおすすめです。 個人事業主の方で、最安値のバーチャルオフィスなら和文化推進協会が一番安いと思います。 税込み月額500円(税別)って破格の安さです。 これで、特商法に載せる住所や電話番号として利用できます。 電話サービスもあって、郵便物受け取りもしてくれます。 電話は、音声案内で「和文化推進協会」と名乗りますので、間違い電話と思われる可能性があるので、お客様には、「和文化推進協会」を利用していることを伝えておいたほうがいいでしょう。 郵便は、受け取ってくれますが、自宅に転送を希望する場合は1転送あたり500円(税別)かかります。 私の場合は、基本、何か物が届くことがないし、届いてもDMとかなので、廃棄してもらっています。 自宅の住所を公開したくない人には、住所と電話番号を使わせてもらえるのは本当に便利ですよ。
知恵袋より引用
和文化推進協会を利用するメリット
和文化推進協会のバーチャルオフィスサービスを利用するメリットはズバリ、コスパ抜群だという点です。これ以外にメリットはありません。
基本料の安さと、基料金に含まれるサービスの充実度はバーチャルオフィス業界でもNO.1の水準です。
- 月額550円だけで継続利用できる。
- 郵便物の転送サービスが基本料金に含まれる。
- 電話の伝言預りサービスが基本料金に含まれる。
用途が特商法の表記であるなら、総合的に判断してここより安いサービスはありません。
和文化推進協会を利用するデメリット
コスパを重視するなら和文化推進協会のバーチャルオフィスを利用するのが一番ですが、住所にこだわりがある人には向いていません。
たとえば、ネットショップを運営している人なら商品を返品された時の受け取りが、まず和文化推進協会の所在地である京都府京都市に届くので、サイト運営者の住所によっては非常にコスパが悪くなることも考えられます。
また、たとえ借り物の住所であったとしても自分が実際に住んでいる都市の中から選びたいという人もいるはずです。
なぜなら、ブログ運営をしていて直接メールで問い合わせをして下さる人というのは、クレームや悪意ある中傷が目的でなければ、多くの場合好意的で親近感を抱いて頂けている場合が多いからです。
もしも、問い合わせフォームからのやり取りで直接やり取りしているうちに、実は記載された住所と全く異なる場所に住んでいることが分かると、違和感を覚えてしまうかもしれません。そう考えると、バーチャルオフィスサービスを利用するなら、その旨をきちんと明記しておいたほうが賢明かもしれません。
とはいうものの、住所や電話番号をレンタルできるバーチャルオフィスサービスは都内や大都市に集中する傾向が強いため、地方在住の人が自分の地域の中からサービスを選ぼうとすると、どうしてもサービス提供主体が限られてしまいます。
また、地方でバーチャルオフィスサービスを提供している業者を探すことも可能ですが、和文化推進協会ほど格安のサービスは滅多に見つかりません。
バーチャルオフィスサービスは需要が高いサービスなので、それほど安くなくてもユーザーを獲得できるようで、現状では月額550円(税込み)に郵便転送サービスや電話の伝言預りサービスまで付帯された業者は私の知る範囲では存在しません。
なお、和文化推進協会はハンドメイド作品のネット販売をする個人ユーザーの登録利用者が最も多いですが、その他の用途でも利用可能です。
まとめ
バーチャルオフィスサービスの代表格の6社を比較してみた結果、住所と電話番号をセットで利用するのが前提なら、信頼性の担保という意味でもコスパの面でも和文化推進協会がコスパNO.1であることがわかります。
ネットショップの運営で必要な特商法の表記は【住所・氏名・電話番号】がセットになるため、住所だけでなくプライベートの電話番号も公開したくない人にとっては和文化推進協会を利用することで住所も電話番号も特商法の表記に記載できるため全て解決します。
ただし、住所が京都になることに問題のある人にはおすすめできません。
バーチャルオフィスサービスは住所だけを必要としている場合と、住所・電話番号の両方を必要としている場合でコストが大幅に変わりますが、和文化推進協会は基本料金に両方が含まれます。
なお、和文化推進協会・STARTUP・NAWABARIのような格安サービスは、安いだけでなく法人登記可能な住所を提供しているため、当該サービスを利用することで個人で起業することも可能です。
また、繰り返しになりますが和文化推進協会は、他社のバーチャルオフィスから引っ越してきた人や、新規で設立登記して利用する人に対して大きなメリットがあります。
それは、登記利用したあとの会計や税務などに関わる相談業務や手続きの依頼を和文化推進協会の会員である士業に依頼することで、本来必要だった登記利用にかかる別料金無料になることです。
これにより、登記利用を目的としたバーチャルオフィスのなかでは実質国内最安値を実現しています。京都の税収を増やして財政の再建に貢献するという明確なビジョンは一般社団法人としての良いお手本だと言えます。
\朱雀なえもんプラン~年会費6,600円だけで利用/
和文化推進協会 朱雀なえもんプラン
\士業支援プラン~これから登記利用される方はこちら!/
和文化推進協会 士業支援プラン(個人)
\士業支援プラン~すでに法人の方はこちら!/
和文化推進協会 士業支援プラン(法人)
なお、和文化推進協会の他にも月額500円以内で利用できる格安バーチャルオフィスをお探しの方は、月額500円で利用できる格安バーチャルオフィス比較10選!において、月額500円で利用できるバーチャルオフィスを詳しく紹介しています。
また、京都の住所を利用できるバーチャルオフィスに焦点を当てて探されている方は、京都の格安バーチャルオフィス比較10選!コスパNO.1はズバリGMO!において「京都バーチャルオフィス」をはじめ有名なバーチャルオフィスと比較することができます。
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