昔、深夜に放送されてた時は
キルヒアイスが亡くなってから、つまんなくなって
見るのやめちゃったんだよねw
そんな今、リメイクもされている
昔の「銀英伝」に再チャレンジしましたw
ちなみに、これはOVA。
OVAなのに、100話以上ある・・・
どんな、金持ちなオタクが買ったのだろうか・・・w
戦闘シーンにクラッシックが流れたり
やたら、戦略の話が長くてムズいと思っていた
作品だったけど
今、見ると、いろいろと理解できて
かなり、おもしろくて夢中になってしまったw
今は、もう亡くなってしまった数々の名声優たちの
声が、聴けて、それもまた楽しみだった。
当時は、ラインハルト派だったのに
今だと、ヤン派かなー
どうしても、美しいラインハルトとキルヒの
友情や、これまた美しい姉を取り戻したいって
若者のキモチに、昔は同調する。
自分も若かったからねw
親になると、ヤンのユリアンに対する言葉が
すごく、わかるっていうか共感するんだよね。
ユリアンには、軍人になって死んでほしくない。
軍人以外の職についてほしい。
でも、ユリアンはヤンの役に立ちたいから
軍人になって報いたい。
もともと、ヤンは軍人になりたくて軍人になったわけじゃないので
まだ幼いユリアンには理解できないのかもしれない。
ヤンが、軍人を辞めてやる!!とか年金をもらうための
口癖には、ちょっと笑ったw
「銀英伝」で人気らしい
ミッターマイヤーとロイエンタール。
よく戦術やいろんな話をするほど
ふたりは親友で、いい関係。
ミッターマイヤーは、愛妻家だが
ロイエンタールは、生まれも育ちも不幸だった。
個人的には、ロイエンタールも幸せになってほしいと思った。
てっきり、ユリアンが先に死ぬと思っていたら
ヤンが亡くなるシーンに衝撃だった・・・
もう、かなり古い作品なので
いろんな噂は流れてはきていたんだよね。
ヤンが死んでから、つまらなくなったとか。
ヤン33歳で亡くなっちゃうし
ロイエンタールもヤンと同い年で33歳で亡くなるし・・・
救いは、ヤンが短くても結婚生活を送れたことと
息子のようなユリアンの存在だろう。
ロイエンタールは、自分の望まなかった子供を
親友のミッターマイヤー夫妻の養子にしてもらったことかな。
てっきり、ラインハルトが最後まで長生きすると
思っていたら、25歳の若さで亡くなるのも驚いた・・・
ラインハルトとヤンって、好敵手でありながら
会ったのは一度だけ
そして、ラインハルトのところにユリアンが会いに
行くところも胸熱だった。
確実に、ヤンの思いを引き継いでいるユリアン。
軍人としてやるべきことを終えたら
ヤンの夢だった歴史家になりたいと思うようになって
歴史家になってヤンのことを残したいって思ってるんだよね。
ずっと、ベースはヤン中心のユリアン。
オープニングもエンディングも、すべて、よかった。
最後のエンディングは、ヤンが救った水を
ユリアンに渡し、いろんなキャラが水を
ユリアンに渡していくのが、託していく比喩なんだろうと
思った。
ラインハルトが、ずっと大事にしていたペンダント
中身は、ラインハルトとアンネローゼ、キルヒアイスの写真
そして、キルヒアイスの髪の毛が入っている。
それを、アンネローゼに
「ずっと、お借りていたキルヒアイスをお返しします」って
言うんだよね・・・
最初に見た時は、アンネローゼに一目惚れした
キルヒアイスを、弟のラインハルトをよろしくねって
キルヒアイスの恋ココロを利用してるのかな?
と、思ったんだけどw
実は、アンネローゼもキルヒアイスを好きだった。
それを察していたラインハルト
だから、最後に「お返しします」だったんだなーと。
一生、独身でいると思っていたラインハルトも
子供を残し
その子供にキルヒアイスの名前をつけるのも納得。
ミッターマイヤー夫妻の子供になった
ロイエンタールの子供が、また宇宙に思いを馳せるかのような
終わり方。
素晴らしい。
100話以上もある作品だからこその
ひとりひとりの物語を丁寧に描いていた。
人の人生って、いろいろだよね。
そして、人類の歴史は戦争の歴史と言うくらい
いつの世も戦争をしている。
いかに戦争がくだらないか、平和が尊いものなのか
人と人の繋がり、いろんなものが
つまった超大作だった。