右下は、絶対に【黒】を作ってやるから・・・・・!という意思で一色ずつ塗っては乾かしまた塗りを繰り返し満足するまでやったやつ
■黒のパターン
色んな色を混ぜて黒のパターンを作る課題をしてた。
お世話になってた画材屋の閉店セールで7年前に買った、ターナーのアクリルガッシュ(24色)がようやく日の目を見た。使ってなかったのに密閉が上手くいってなかったのか白が乾ききってカラカラになっててもったいなかった。
でもまあ、黒を作るのには使わんし。
黒のパターンを作るテーマは色彩なんちゃらという単位で、100以上あるテーマのうち自分で選んだ。本当は1年目の早いうちにやれたらよかったんだけど、こんな卒業ギリギリに取り組んでいる。物理絵の具はやはり楽しいな。ケチらず使うとモリモリ減っていって寂しいけど。
これ以上に古い絵具も捨てずに後生大事に持っていて、アクリル、油、水彩、固形水彩……この1年半の間にこそ使うべきだったのではないかと今更気づく。
しかし、物質的絵を描いても特段誰かに見せるあてはない。別に自分のためだけに描けばいいのだと思うけど、それってなんだ?面白いのか?面白いか。
今脳裏に実家にあった白いローテーブルの裏がよみがえってきた。そこは子どもが潜り込んで絵を描ける場所で、だれにも見せないで好きなものを好きなだけ描きなぐっていい、妙な特別感があった。紙みたいに無くならずにそこにいつでもあって大人には潜り込めない場所なのは良かった。(今思えば、ひっくり返せば大人も全然見れる、絶対みてたよな、どうなんですか?幼児を育ててる・育ててた親御さん方・・・)
課題を再開します。