■18:00~18:30頃
「オープニング」→最新カルチャートピックス
「ほい火曜日でございます」という宇多丸さんの一言から。
「なんちゃってポーズ」?で宇垣さんがハートマークを作っていたとな?!
宇垣さん、クイーンズギャンビットにハマり中とのこと。
アニャ・テーラー・ジョイの前髪の可愛さ、ライバルの男の子達が足を引っ張るでもなく仲間になっていく様が良い!
宇多丸さんが:前髪といえば別の話題もあるので早速。
宇多丸さん:アフター
宇垣さん:シックス
宇多丸さん・宇垣さん:ジャンクション!
<強は自然に宇多丸さんが先手を打った!>
『花束みたいな恋をした』について
宇垣さん:私たち……と思った。
二人のメインキャラが好きなカルチャーが宇垣さんと丸被り。
宇多丸さんはある種相対的な距離を持って見られるのに対し、宇垣さんは客観視出来ない。
宇垣さんは有村架純さんの演じるキャラの「前髪」から成長を感じた。
大学生の頃モチャっとしていたのに、社会人になって前髪を奇麗に作ったら一気に奇麗な印象に。
逆に前髪がモチャっとしていたりディテールにダサさを出すことで学生時代は美男美女カップルであるハズなのに周りに埋もれさせることが出来ていた。
前髪のない宇多丸さんはそのディテールには気付けなかった。
宇垣さん:ある友人に見ることを勧めた。
その友達が結婚した相手と付き合うきっかけになったのが、参加したBBQで履いてきた靴が二人同じだったから。
結婚後の二人の関係が「う〜ん」なことになっているのも友人として知っていたのでお勧めした。
宇多丸さんは:小山内さんが一早く観た。
一度目はきぬちゃん(有村架純さん)目線で観ていたが、二度目は菅田将暉さんのキャラの言い分も理解ができた。
(もろもろ感想を話した後)宇多丸さん:花束には花束の、根を張らない花の良さがある。
放課後ポッドキャストの収録に宇垣さんもいて欲しかった。
本を鍋敷きにしている時点でNoと宇垣さん。
<観てないのでどんなシーンか分からない>
宇多丸さん:倦怠カップルものはホラーみがある
明日ティモシー・シャラメ大好き日比さんとも話題にするが、『シザーハンズ』のエドワードの息子エドガーをシャラメが演じるCMがアメフトのスーパーボウルの試合間CMで流れた。
ウィノナ・ライダーがエドガーの母親を演じると言うことで、エドガーはエドワードとウィノナ・ライダーの息子?
これについては宇垣さん「解釈違い」と一言。。
ただ、今の時代にシザーハンズの続編を演じるならシャラメ以外にいないとも。身に纏う妖しく耽美な雰囲気、当時のジョニー・デップの姿勢や身のこなしのトレース具合もピッタリだと二人ともイチオシ。
■18:30~18:50頃
「カルチャートーク」→ 渡辺志保(音楽ライター/最新HIPHOPアーティスト)
主張溢れる女性ラッパーについて。
宇多丸さん:以前からフィメールラッパーという言葉はあるし、今は寧ろ女性ラッパーがムーブメントの中心に要るような所もあるが、この時に女性ラッパーを特集することには意味がある?
渡辺さん:森喜朗の女性蔑視発言を受けて。このニュースがとても気になっている自分に気付く。今語るべき話題だと認識。
二曲目は脚本家の方がラッパーネーム「ラダ」として活動している。
Netflix作品“40 years old version”は渡辺さんの2020年度ベストムービー。
権力を持つ白人ジジイから「黒人女性であることを“弁えろ”」と言われたり。
三曲目
首から上は髭に坊主、首から下はディーヴァてきな服装という性的マイノリティのラッパー。
一昔前はイロモノ扱いされていたであろうアーティストだが正当に評価されている。アメリカヒップホップシーンの文化的成長を感じる。
■19:00~19:25頃
「LIVE & DIRECT」→ 少林兄弟
■19:45-19:55頃
「新概念提唱型投稿コーナー」→ My Sweet Home(ホーメ)
かつてかけられて今も噛みしめている「褒め」を紹介する新コーナー。
昨日の「イキり言動」も沢山メールが集まったが、ホーメも沢山のメールが届いている。
犬ドッグさん
clubhouseの話題で持ちきり。Androidなのでどうせ招待されないし友達もいないし、と思ったら……
翌日友人から久しぶりに連絡。clubhouseの誘いで「お前なら使いこなせると思って(思って思って思って……)」
古川さんよろしくスクショしてしまった。
宇多丸さん:嫌味のない本音感のある「褒め」なのが良い。
これからの投稿にはさりげない褒めを意識して送って
三輪田Dの例
20年くらい前にJくんから貰った言葉。
男子校の友人達と男前ランキング。
話題になるのは自分たちの順位だが、怖くて誰も触れない。
「ミノは特別格好良くもないけど特別カッコ悪くもないからちょうど真ん中くらいだな」という言葉をもらった。
その時はピンと来なかったが、「特別格好悪くは無い」=中の中には見られている、ということが救いになった。
宇多丸さん:俺これ分かる。自分のことを醜い陰獣だと思っている人間からするとマイナスからゼロに戻してくれるだけで「褒め」になる。
Homeと名付けるキッカケとなった古川さんの尽きないストック
私の外見にまつわる最新のHome。新宿のとあるファッショナルビルに行った。
誠実そうな店員からこんな言葉が。
「お客さん、雰囲気、ありますね(ありますね、ありますね、ありますね……)」
今思うと「雰囲気ありますね」は「褒めるところが無いけど捻り出した言葉感」があるが、素直に喜ぶことにした。
<リハが足りていなくて「めぐりあい」の“Yes my sweet〜♪”の部分を被せるのが全然上手く行かない笑
また、「ゴメンよ。まだ僕には帰れるところがあるんだ〜」のホンモノの台詞が入るのにビックリ!>
■20:00~20:45頃
「ビヨンドザカルチャー」→“ゲレンデ DJ”とは何か? by 南部広美
就活に失敗しバイト三昧。91年〜96年に栃木兼塩原のゲレンデでゲレンデDJを行っていた。
しまおさんがzoom出演と言うことで改めてプロフィールを読むと違和感があると言う発見笑
BGMは全て南部さんの選曲。
ゲレンデDJ当時かけて欲しいという希望の多かった曲から。
全国のゲレンデに「ロマンスの神様」を召喚しまくってた「ゲレンデDJ」ってそもそも何?
南部さん:スキー場の場内アナウンスが主な業務。。
リフトの運行中止情報、どのリフトとどのリフトを乗り継いでくださいというような情報やウェザー・リポート、レストランの混雑状況まで。
早朝深夜はワンオペ、混む時間は二人が重なるようにシフトを組んで04:00〜21:00までの稼働。
時報代わりに正時を伝える、場内アナウンス、曲をかける……と割と業務が多岐にわたる。
シーズン通して数えると20名程で現場を回していた。
各レストランにリクエストペーパーがあり、ポストに投函。ゲレンデパトロールがその紙を改修してその日の内に曲をかける。
80年代後半に先輩方が築いたルールを踏襲していた。
吹雪いている時はエンヤを流すなどルールあり。
平時は洋楽、リクエストタイムのみ邦楽を流して良い……など。
人気曲はリクエストが殺到するので一日に何度か流れる事態に。
そう言ったことを避けるために置かれたのがゲレンデDJ。
また、選曲の偏りを無くすために一日3人シフトを組んでいた。
リクエストソングを流すときは告白系のメッセージが多い。
最もリクエストが多かったのは『ラブ・ストーリーは突然に』。
カンチとリカに自分を仮託していた人が多かったのか。
宇多丸さん:リカとカンチは悲恋だけどね〜
南部さん:当時は若者に恋愛をするよう強制していた時代。
ネットもない、ネトフリもない、radikoもない時代、どうやって時間を潰していたのか。
→雑誌の切り抜きを読んだりして枕を考えるのに必至。
シーズン中は寮生活。
生野菜が貴重なのでドリカムのとあるアルバムを流して欲しいと同僚からリクエスト。
その曲を聴いて野菜をイメージしたいから?
シーズン中は「下山バス」なるものが月に一度出る。
コンビニも無い時代、地元の商店で買い出し。
形態が無い時代なので皆がテレホンカードを買う。
南部さん:就活全敗。
お金を貰って音楽をこんなに聴ける仕事があるのか、と思ってゲレンデDJを選んだ。
知識を得ながら喋ることも出来て、こんなによい仕事があるんだ!
ゲレンデをキッカケに「カップルになれました」というカップルが翌年ゲレンデに来てくれたり。
放送を志す人が職業体験&実践を積むのに最適だった。
南部さんがラジオの仕事をするに至った直接の要因。
スノボが流行る前。
スノボが入ってきて音楽もEDMなどに変わっていった。
宇垣さん:宇多丸さんしまおさんはリクエストしたことある?
しまおさん:中学生くらいだったからゲレンデにイクことはあってもリクエストはしなかった。
でも雪山にこんなアゲアゲの曲が流れているのかと驚いた。
ディスコみたいだった。
宇多丸さん:ライムスターなどもやっている時代。
「どうせラップなんてかけてくれないだろう」と思いつつありそうな曲としてEarth(Wind and Fire?) をリクエストしたら流れてウキャウキャしたり
南部さんが持っていた番組名は「スノーエクスプレス」。
番組名は自分で自由にきめることが出来る。
しまおさん:私だったら「ゲレンデわっしょい」だな
宇多丸さん:「わっしょい」以外思い付かねぇのか!笑
ここから南部さんのリアルゲレンデDJぶりを堪能。
ユーミンの曲でかけなかった曲は無かったと言うくらいかけた。
告白系の投稿に対しては「ブリブリ」していたという南部さん。
「二人で歩んでいって下さいね」みたいな。
吉田美和さんの声がゲレンデと雪に物凄く合う、と曲を流しながら思い出した南部さん。
南部さんの一世代前に大学放送研からラジオDJをしていたというリスナーさんから投稿が。
良く流して記憶に残っている曲として“Danger Zone”が流れる。
“TOPGUN”のテーマソング。
宇多丸さん:ゲレンデは(周りに色んな物が見えてしまう海と違い)DangerZoneの曲の世界観と合っているのかも。
ゲレンデ「ザウス」のCMタイアップ曲として多数のリクエストを貰っていたがCDがリリースされておらずかけられなかった曲を28年越しでやっとアトロクでかけられると南部さん。
山下達郎さん『湾岸スキーヤー』(少年隊ver.)
あっという間に時間が来てしまったと機会を提供してくれた宇多丸さん、しまおさん、宇垣さんにお礼を述べる南部さん。
しまおさん:ゲレンデでアトロクイベントをやろうよ
宇多丸さんも楽しかったので毎年恒例イベントにしましょうと提案。
一曲かかる毎に拍手しちゃってた
来週は漫画家さんいらっしゃい
13歳でちばてつや賞を取るも翌年精神病院へ……30歳でカムバックした漫画家道草晴子さんをお招き。
前番組でも作品を取り扱ったことはあるが、お招きするのは初めて!