ふるさと納税について
資産形成に全力を注がれている皆様におかれましては、スマホの格安simへの切り替えや、電力プランの切り替えなどに並んで、節約の一環としてふるさと納税を活用されている方が多いと思います。
当年中の収入を元に控除の上限額が決まるという制度的な性質や、習慣として年末の12月にまとめて寄付申し込まれる方が多いと思いますが、今年に限っては、9月末までに申し込まれた方がいいので、その周知と、参考に当方がリピートしている商品群を紹介したいと思います。
今年のふるさと納税はは9月末までに行うべき
ご存じの方も多いと思いますが、その理由を以下の通り記載します。
まず、地方自治体がふるさと納税に使える必要経費には以下の決まりがあります。
- 送料や事務費など必要経費は寄付金額の50%まで
- その内、返礼品にかかる費用は寄付金額の30%まで
今年の制度改正で、10月以降、この必要経費に以下の項目が含まれることとなっています。
- 寄附金受領証の発行・発送費用
- ワンストップ特例事務の費用
- 他業務との兼任職員に係るふるさと納税業務に係る人件費
- その他、仲介サイト事業者に支払う手数料など、募集に要するあらゆる費用
これまで取り扱いが統一できておらず、自治体間の競争で不公平になっていた部分を厳格化するためのものであり、改正趣旨自体は批判されるべき性質のものではないと思いますが、これにより増えた制度上の必要経費分について、寄付額を引き上げや、返礼品の価格を抑えるなどの調整が入ることが見込まれます。
よって、例年通り12月に寄付しようとされている方は、今年に限っては9月末までに実施することを推奨します。
それにあたり、ちょうど現在お買い物マラソン中だったため、ぜひ「今でしょ!」の精神で取り組み頂ければ幸いです。
個人的なおすすめ商品について
以前は、お肉など生鮮食品を返礼品に選ぶこともありましたが、いつ届くか分からない点に使い勝手が悪いと感じ、最近は主に以下のような商品を返礼品に選んでいます。
- 日用品
- 嗜好品
- 日持ちする食料品
- 災害関係寄付(返礼品なし)
一つ目の日用品は主にトイレットペーパーです。買い物だとかさ張るほか、それなりに重さもあるので、家まで届けてくれるだけでもメリットがあります。
二つ目は、ビールなどです。私は全く飲みませんが、家族へのプレゼントのために毎年申し込んでいます。(実質元手ゼロで手に入れられる感謝の気持ち=プライスレス。)
三つめは、米などの日持ちする食料品です。自分の場合、味にこだわりがまったくないので、可能な限りコストパフォーマンスに優れたものを選ぶようにしています。
最後に返礼品のない寄付についてですが、意識高い系の慈善活動という訳ではありません。
状況として、自分の所得水準的に、寄付の上限額までまだ猶予があるものの、上限額までの残りの金額の価格帯ではそれほど魅力的な返礼品が無いという場合に、1,000円以上の寄付を行うことで、寄付した自治体数分買い回り倍率(ポイント)を稼ぐことができる上、良いことした気分にもなれ、さらには寄付された相手の自治体も喜ぶという一石三鳥の手法だと考えています。
以下は筆者が実際に寄付をしている返礼品を掲載しますので、参考にしていただけると幸いです。※なお、災害関係の自治体は例示です。
【ふるさと納税】シュシュプリント 8ロール ダブル 8袋入り
- 価格: 10000 円
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以上、本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。
なお、個人的な見解としては、ふるさと納税は当初の理念を失っているほか、様々な不公平が生じているため、廃止されるべきと考えておりますが、私人としては、享受できたはずの利益を放棄することの損失が大きいため、利用せざるを得ないという悩ましい制度ととらえています。
また後日お会いできれば幸いです。
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