読書・本
このまえ正月を迎えたと思いきや、もうすっかり通常モードで基本色灰色の日常を過ごしているほし氏です。ところで、写真と文のメンバーであるゆきにー (id:yuki_2021)さんが、去年の11月、Amazonにて『オンミョウ・デザイア』という小説を発売されました。こ…
好きな古本屋さんがある。 オーナーさんが一人で切り盛りしている小さな古本屋で、カフェにもなっている。 カウンターでコーヒーを頂きながら読書談義に花をさかせることができる、僕にとっては憩いの場だ。 この本屋さんについては、また別の機会に詳しく紹…
前回よりだいぶ間が空いてしまいましたが、またまた読むとお腹が減ってきそうな純文学作品を紹介させていただこうと思います。 hiyokomagazine.hatenablog.com で、今回は村上春樹の『納屋を焼く』という小説なのですが、村上春樹作品って純文学に入りますか…
ということで、このたびまた「読むとお腹が減ってきそうな純文学作品」を紹介させていただこうと思います。よろしくお願いします。 hiyokomagazine.hatenablog.com ↑前回の記事 今回紹介したいのが、『深沢七郎コレクション 転』所収、『いのちのともしび』…
どもども、写真と文どころか自分のブログさえも遠ざかってるイチイチです。 ねえねえ、イチイチ君なに読んでるの? ああ、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」 あ、それって村上春樹の小説に出てくるよね? へ~そうなんだ(と言いつつ知ってる) アタシ…
人がなんで本を読むかというと、頭が良くなりたいとか、頭が良いように見せたいからとか色々あると思いますが、純文学歴30年の私から言わせてもらうと、どうしても夕飯の時に酒がないとやっていけんとか、煙草がないとどうにもあかんとかそういうのと同じで…
すみません、発起人3人のうちの1人なのですが、他の2人が頑張っているのに風邪をこじらせて筆が止まっていて、無理をして書きます。書評? なのに原典に当たらずに書きます。なので、この文章には、あまり期待しないでください。 さて、去る4月11日は、…
この前図書館で借りて読んでみた村上春樹の『職業としての小説家』が面白かったので、久しぶりに村上春樹の小説の方も読んでみた。村上春樹を読むのは、それこそ彼の初期の作品の主人公である大学生とか高校生の時以来だろうか。 読んでみたのは図書館にあっ…
自己暗示とは、まあ、そうと意識せずとも、心構えみたいなものだろう。 やるからには、できなければならない。あなたにはそれができる。あなたはできるーー。 それなら、これまでの人生において、何度となく行ってきたことなのかもしれない。 しかし生気溢れ…
ずっと気になっていた土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を読んだ。 「一汁一菜」とは、ご飯と具沢山の味噌汁、漬物の3品のこと。「ハレとケ」の「ケ」、日本人の日常の食事はその一汁一菜で充分ですよ、という提案である。 おそらく美食の限りを…
どもども!イチイチです。 10年ほど前の同時期に買った二冊の本がある。 一冊は面白くてすぐに読んだが、もう一冊は放置して、去年やっと読み切った。 その放置してた本がこちら。 歴史の本と言ってもいろいろあるが、この本は宇宙の誕生から現代までを書…
どもども。イチイチです。 年末に会社の倉庫整理をしてたら、大量の古い文庫本が入った段ボール箱が出てきました。 誰のだろう?持ち主を探したんですけど、誰も心当たりのある人がいない。で、おそらく、すでに(しかもずっと昔に)退職された誰かしらのも…
近所の本屋さんが今月いっぱいで閉店するという。 天気のいい日に散歩がてら本を見に行き、店内にあるタリーズコーヒーに立ち寄り、コーヒーを飲みながら買った本を読むのが楽しみだった。 本日のコーヒーが好き なのに、新型コロナウイルスが流行して外出を…
今でこそ、読了ツイートなんてことしてるけど、子どもの頃は読書なんて大嫌い。 中学生になると、思春期特有の無意味な大人への反抗心もあって、大人が勧める本なんかクソ喰らえ!そんなものよりロックだ!パンクだ!とまあ、当時はまだまだロックは不良の音…