『KINTOはやめとけって言われるけど実際どうなの?』
『実際にKINTOを利用している人の意見が聞きたい!』
『KINTOが自分に向いているのかわからない・・・』
近年、トヨタのサブスク「KINTO(キント)」の人気が高まっており、新たに利用を考えている方も増えています。
一方、新しいクルマの購入方法だけにわからない部分も多く、実際にKINTOを利用している人の口コミを参考にして決めたい方もいるでしょう。
そこで、当ブログの管理人であるボクが実際にKINTOを契約してみました。利用して感じたメリットや注意点を正直にレビューしていきたいと思います。
当記事を読むことで、KINTOが自分にあったサービスなのかどうか知ることができるようになります。KINTOの利用を迷われているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
「KINTO契約で失敗・後悔した!」とならないためにも、契約する前にKINTOのデメリットを抑えておきましょう。
トヨタのサブスク「KINTO」を契約しました
今回、ボクが契約したカーリース(サブスク)は「トヨタKINTO」です。
出典:KINTO
<KINTOサービス詳細>
1.選べる車種 | トヨタ車・レクサス車・スバル車 |
---|---|
2.月額料金に含まれる費用 | 車両代金・オプション代金・登録諸費用 自動車税環境性能割・自動車税種別割 重量税・自賠責保険・任意保険 ・メンテナンス費用(点検、故障修理等) ・車検費用 |
3.契約期間と中途解約の可否 |
・3年/5年/7年 ・中途解約可 |
4.走行距離の上限(月換算) | 1,500km/月 |
5.契約方式 | クローズドエンド方式 |
6.契約満了時の車の取り扱い | 返却・乗り換え・再契約(延長) |
7.サポート体制 | 全国トヨタディーラー |
KINTOはトヨタのグループ会社である「株式会社KINTO」が運営・提供する車のサブスクリプションサービスです。
KINTOは車両代金や各種税金の他に「任意保険料」「車検代」「メンテナンス費用」「故障修理」などの費用もコミコミになっているのが特徴。
いわゆるフルサービスのカーリースです。
車種はトヨタ・レクサス・SUBARUの中から選ぶことができ、納車や点検・整備などのアフターサポートは正規販売店(ディーラー)で受けることができます。
ディーラーとは
- ディーラーとは自動車メーカーと特約店契約を結んだ正規販売店のこと。特定のメーカーやブランドの車のみ販売し、メーカーから直接車を仕入れて販売します。自動車メーカーと特典契約を結んでいない自動車販売店はサブディーラーと呼ばれ、複数のメーカーの車を販売する店舗です。
車は返却・乗り換えを前提としているため、残価設定があります。契約期間は3年/5年/7年から選択でき、一定期間おトクにトヨタ車に乗ることができるサービスです。
それでは、KINTOを利用した感想を次章で語っていきます。
トヨタのサブスクKINTOを選んだ理由
今回、ボクは新たに別の車へ乗り換えという形でKINTO(キント)を選んでいます。
ここではKINTOに乗り換えた理由についてお話していきます。
10年近く乗っていた車が故障&車検までわずか4ヶ月!乗り換えを決意!
乗り換え前まで乗っていた車は「日産ノート」。
2022年9月末日頃に突然のカーエアコン故障。修理も考えましたが、当時はコロナ禍ということもありパーツの取り寄せに1ヶ月以上かかるうえに、理費用は3万円前後かかるとのこと。
10年近く乗っていたこともあり、各所にガタが来ていて修理するか迷いました。
さらに車検まで後4ヶ月を切っており、子どもがまだ小さいとは言え家族5人で乗るにはさすがに手狭・・・。
色々とタイミングが重なったこともあり乗り換えを決意しました。もちろん、ミニバン一択でトヨタのヴォクシーに乗りたいと考えていました。
ちなみにこのノートは一括査定に申し込んで一番高値を提示してくれたネクステージさんに買い取ってもらいました。買取価格は10万円程度です。一括査定は大量の鬼電が来るので、正直おすすめしません。2度と使わないと思います(笑)
カーリースを選んだ理由
これまで中古車を3台乗り継いできたので、次は絶対に新車というのは決めていました。そこで悩んだのが購入方法です。
購入方法の候補としては次の4つがありました。
- 現金一括払い
- マイカーローン
- 残クレ(残価設定型クレジット)
- カーリース
現金一括払いは最もおトクな購入方法ではありますが、教育費など子どもに色々とお金がかかることも考えると、手元資金が大幅に減るのはリスクが大きいと思い却下。まとまったお金を払うのは避けたかったので。
マイカーローンか残クレが現実的な購入方法かなと考えていましたが、現金一括払いほどではないにしろ、初期費用※を払わないといけないのがネックでした。
更に、ディーラーでの商談や値引き交渉が面倒というか苦手なため1週間ほど悩むことに・・・。
カーリースや車のサブスクのことはサービス自体は何となく聞いたことがあり知ってはいました。
ただ、法人や個人事業主向けの購入方法だと思っていたので、候補に挙げたものの多分選ばないだろうと考えていました。
とは言え、その当時(2022年10月)はYouTubeのCMや広告などでカーリースを見かけることが多く、何やら人気が出てきている購入方法だということを知りました。コロナの感染拡大をきっかけにカーリースの認知や関心が高まって来ていた気がしますね。
カーリースについて調べると、以下のような特徴があることがわかりました。
- 初期費用0円
- 車関連の費用がコミコミで月々定額
- オンライン完結で来店不要
- 納車が比較的早い
ボク的には費用面のメリットももちろんありますが、「来店不要」と「納車が早い」ことに魅力を感じました。
妻にも相談した結果、カーリースで車を購入することを決めました。
ディーラー対応が決め手!?KINTOで契約しました
数あるカーリースの中で選んだのはトヨタのカーリース(車サブスクリプション)「KINTO(キント)」です。
後述しますが、カーリースにはデメリットやトラブルもあります。
そういったリスクをできるだけ避けて、安心・安全に車を使用できるサービスが良いなと思い、自動車メーカー大手のトヨタが手掛けるKINTOを選びました。
KINTOは、車選びから契約までオンラインで完結できるので商談は不要です。
納車やその後の点検や車検などのアフターサポートをすべてディーラー(正規販売店)が対応してくれるので、車のことを安心してお任せできるなと思いました。
※ボクがお世話になっているトヨタディーラーです
自動車メーカー以外のカーリースでは、メンテナンスや車検などはリース会社が提携する整備工場となります。たとえば、カー用品店やガソリンスタンド、街の整備工場などです。
これが悪いとは思いませんが、これまで中古車を3台乗り継いできたボクとしては対応やサービスの質はディーラーと比べて見劣りするのは確かです。
整備工場は社外品を積極的に採用するので費用を安く抑えられるメリットがある反面、技術力やサービスの品質は店舗によってもバラツキがあるデメリットがあります。ディーラー以外で質の高い整備工場を見つけるのって難しいんですよね。
ボクのように品質やサービスに安心感を求めてカーリースを選ぶのであれば、ディーラーが対応してくれる自動車メーカー公式のカーリース(車のサブスク)がおすすめです。
・Click Mobi(クリックモビ):日産ディーラーが対応
・ウルトラマイカープラン:三菱ディーラーが対応
・楽らくまるごとプラン:ホンダディーラーが対応
・スズキ定額マイカー7:スズキディーラーが対応
KINTOって実際どうなの?利用してみた感想
ボクがKINTOで契約したトヨタヴォクシーです。
KINTOは性質上「車を借りる」サービスということもあり、レンタカーと同じように「わナンバー」が付けられるのでは?と不安になるかもしれません。
ですが、ご安心ください。
⇓ ⇓ ⇓
この通り、わナンバーではなく自家用車と同じく一般のナンバープレートが付けられます。
車検証を見ない限りはリースだということは全くわかないので、「カーリースを利用していることは知られたくない」という人も安心して利用できるのではないでしょうか。
それでは、ここからは実際にKINTOを利用してみて感じたメリットとデメリットを語っていきます。
トヨタKINTOを利用して感じたメリット・良い点
まずはKINTOを利用して感じたメリットや良い点をご紹介します。
- 契約までWEBで完結!自分のペースで手続きできる
- 審査が簡易的!利用できるかどうかが早くわかる
- 大きな出費なし!車関連の出費が毎月同じで管理がラク
- 任意保険料も定額!事故っても保険料の値上がりなし
- ディーラーサポート!車のことを安心して任せられる
- クレジットカード払いでポイントが貯められて得した気分
- わずか1ヶ月で新車が納車!納期が早い
メリット①:契約までWEBで完結!自分のペースで手続きできる
KINTOは「車種・グレード・プラン・メーカーオプション・ディーラーオプション」をすべてWEBで選択することができます。
更には、納車や定期的なメンテナンスを依頼するトヨタディーラー(正規販売店)も選ぶことができました。
お店の特徴や利用者の口コミを調べておけば、安心してお店を選択できますよ。
出典:KINTO ※KINTOの申込みページの一部
一般的なカーリースだと、メーカーオプションやディーラーオプションをWEB上で選ぶのは不可。審査通過後のスタッフとの電話やメールでのやり取りの中でしか選べません。
しかし、KINTOならWEB上ですべて選択可能。正確な月額リース料金がわかった上で申し込み&契約となるので安心。後から金額が変わったなんてトラブルがありません。
オンラインだから自分のペースで選べるのが良い。日中じゃなく、夜遅くになってからでもアレコレ悩みながら選べます。
出典:KINTO
KINTOはオプションがパッケージングされているから、車に詳しくなくても悩まずに選べるようになってるのも良かったですね。こういった手軽さも魅力の一つでしょう。
メリット②:審査が簡易的!利用できるかどうかが早くわかる
KINTOを利用するには審査に通る必要があります。
ただ、KINTOの審査は内容自体は簡易的なのかな?と思わせるレベルです。
というのも、ボクがKINTOに申し込みしたのが10月5日の21時12分頃で、審査を行う時間はとっくに過ぎていました。
⇓ ⇓ ⇓
それにも関わらず、翌日の10月6日の9時30分には審査が完了し「審査承認」のメールが届きました。
⇓ ⇓ ⇓
KINTOの場合、審査を行う時間は9時00分〜となるので、僅か30分で審査を完了させたということです。
KINTOは車を利用できるかどうかが早くわかるのも良いですね
通常、カーローンの場合だと早くても2,3営業日はかかるのにKINTOは半日もかからずに審査を完了させているわけですから、KINTOを含めたカーリースの審査は簡易的だと言っていいでしょう。
銀行の自動車ローンやカーローンの審査はダメだったという方も、KINTOの審査は通る可能性は大いにあります。審査が不安だという方はカーリースを検討してみるの良いかもしれませんね。
実際のところ、年収100万円のパート主婦の方が保証人無しでKINTOでミニバンを契約できた事例もあるほどですから、KINTOの審査はさほど厳しくないのかもしれません。
メリット③:大きな出費なし!車関連の出費が毎月同じで管理がラク
「KINTOはコミコミ定額で突発的な出費なし!」なんて謳い文句を耳にしたことがある方は少なくないでしょう。
ガソリン代は別にかかるのは当然として、納税や車検の時でも月々の支払額が変わらないのは本当なのかな?
と、正直疑っていました。しかし、KINTOを利用して2年経ち「月々定額、突発的な出費なし」は本当だということを実感しています。
こちらはボクが契約しているKINTOのマイページです。⇓
契約当初から月々の支払額が変わらず一定なのがわかりますね。
点検や消耗品の交換を行った月でも支払額は一切変わっていません。
こちらは24ヶ月目の点検を行った際の整備代金の見積書です。
⇓ ⇓ ⇓
エンジンオイルやフィルタなどの消耗品を交換していますが、整備代金は0円になっているのがわかりますね。また、請求先もKINTOになっています。
このようにメンテナンスの度に費用の支払いが発生することもありませんので安心です。
車検は来年(2025年11月頃)ですが、同じように月額利用料が変わることはありませんので安心です。
車検代は車種や車の状態にもよりますが、10万円近くの出費になることもありますよね。でも、KINTOなら車検代の支払いも不要だから突発的な出費に慌てることがなくて安心です。
後述しますが、KINTOで契約した車で事故を起こしています。
KINTOで事故ると違約金の支払いを請求されたり、月額料金が高くなるのでは?と不安になるかもしれません。
しかし、この点もご心配なく。事故っても違約金や解約金の支払いはありませんし、月額料金が高くなることもありません。
車は突発的な出費があり、また金額が大きいこともあるのでKINTOを利用するうえでも、この点を心配される方は少なくないでしょう。
しかし、実際ボクがそうだったように月々の支払額(月額リース料金)は契約当初から一切変わっていません。
納税や点検・車検の時期、例え事故を起こしたとしても月額料金は変わらないので車関連の出費が分かりやすく安心して利用できます。
メリット④:任意保険料も定額!事故っても保険料の値上がりなし
KINTO(キント)を契約してわずか3ヶ月、ヴォクシーで事故を起こしてしまいました。
自転車との軽い接触事故でしたが、バンパー等に傷がついたため修理が必要となりました。こちらが修理費用の見積もりです。
⇓ ⇓ ⇓
『ゲッ!27万もかかるの!?』と、見積もりを見た時は一瞬焦りました。
ですが、KINTOは任意保険もコミコミだったことを思い出し一安心。
KINTOの任意保険に付帯される車両保険を使い修理すれば、免責金額(自己負担額)5万円で済むからです。
痛い出費ではありましたが、修理費用27万円のところ5万円で済んだことを考えれば安いものでしょう。
『でも、保険を使ったらから保険料が高くなるんじゃ・・・?』
と、思われたかもしれません。
しかし、KINTOの任意保険は等級がないフリート契約なので事故を起こしたり保険を使用しても保険料が高くなることはありません。
先ほどお見せした通り、KINTOの月額利用料は事故後でも一切変わっていません。
ちなみに、KINTOのような任意保険も初めからセットになっている場合、加入中の任意保険の等級は引き継ぎできないので要注意。
もし、加入している任意保険がある場合は等級を最長10年間キープできる「中断手続き」を行いましょう。
車を修理に出している間の代車を提供してもらいました
KINTOの任意保険は「レンタカー費用補償」も補償内容に含まれています。そのため、代車としてレンタカーを提供してもらいました。
修理に出している間、車がなくて困る・・・といったこともなく安心です。修理には2週間以上かかりましたが、KINTOでは事故の場合は最長30日間はレンタカー費用を補償してくれるので追加費用はかかりませんでした。
以上の通り、KINTOのように任意保険もコミコミになっているカーリースであれば、事故で保険を使用しても保険料の値上がりがないので月額利用料も変わらず安心です。
運転初心者さんや年齢の若い人など事故率が高いとされる人にとっては、保険料も定額となるKINTOはメリットがかなり大きいと言えるでしょう。
メリット⑤:ディーラーサポート!車のことを安心して任せられる
KINTOを利用して感じたメリット・良い点の5つ目は「ディーラー(正規販売店)」が対応やサポートしてくれることです。
車に乗るうえで「安心・安全」を第一に考える方は多いのではないでしょうか。ボクとしては、それに当てはまる条件の一つがディーラーや正規販売店で対応してもらえることです。
ディーラーはメーカーから直接仕入れた車を販売しており、スタッフの知識やサービスの品質がメーカー基準に統一されています。
また、定期点検や車検、修理にも対応していますし、整備には純正部品を使用するため一定水準の品質が保証されているので安心感が高いです
手厚いサポートで安心感を求めるなら、ディーラーが対応してくれるカーリースを選ぶのが良いでしょう。
ただし、ディーラーや正規販売店のアフターサポートが受けられるのは自動車メーカー公式のカーリース(車のサブスク)のみとなります。
トヨタやレクサスのディーラーでアフターサポートを受けたいのであればトヨタのサブスク「KINTO(キント)」、日産ディーラーなら「Click Mobi(クリックモビ)」などを利用する必要があるということです。
自動車メーカー以外のカーリースでは、リース会社が提携する整備工場が対応となります。たとえば、ガソリンスタンドやカー用品店、街の整備工場などです。
安心や品質を求めるなら自動車メーカー公式のカーリース、料金や安さを重視するなら自動車メーカー以外のカーリースといったところでしょう。
メリット⑥:クレジットカード払いでポイントが貯められて得した気分
KINTO(キント)では月額利用料の支払いにクレジットカード払いが対応していました。
車の支払いは高額ですからクレジットカードのポイントがどんどん貯まりお得だと感じてます。
ボクが契約したヴォクシーの月額利用料は約5.4万円で7年(84ヶ月)契約なので、5.4万円×84ヶ月=4,536,000円、約453万円分のカード払いをした場合のポイントを貯めることが可能です。
金額が大きい買い物だからこそ、クレジットカード払いで賢くポイントに還元したいところですね。
近年、クレジットカード払いに対応したカーリースも増えてきています。カーリースを選ぶ際はクレジットカード払いに対応しているかもぜひチェックしてみるとよいでしょう。
メリット⑦:わずか1ヶ月で新車が納車!納期が早い
KINTOは納期が早いので購入するよりも早く新車を手に入れることも可能です。
ボクの場合、契約してからたった1ヶ月でヴォクシーの新車が納車されました。
⇑ ⇑ ⇑
2022年10月6日審査承認&契約完了し、利用開始(納車された日)したのが2022年11月10日です。
⇓ ⇓ ⇓
当時はコロナ禍で半導体不足ということもあり、新車の納期は購入する場合だと1年近くかかると言われていました。そんな中、1ヶ月で納車されたのでディーラーのスタッフさんも驚いていましたね。
KINTOは自動車メーカーのトヨタが運営しており、更にはKINTOに力を入れているということもスピード納車の要因でもあるのかもしれません。
ボクのように車検切れが迫っていて早く納車してほしい、など急ぎで車が必要な方にもKINTOは検討する価値のあるサービスかなと思いますね。
KINTOを利用して感じたデメリット・イマイチな点
KINTO(キント)を利用してみてデメリット・イマイチだなと感じた部分もあります。
- 「借り物だから・・・」と気を使うことになるかも!
- あまり走らないと割高になる可能性も!
- 返却時の追加費用のことを心配してしまう
KINTOの場合、車両の買い取りはできないため必ず返却しなければなりません。そのため「車を借りている感」はどうしても否めません。
僕の場合、最初の1ヶ月程度だけでしたが車には結構気を使いましたね。
KINTOの月額にはメンテナンス費用もコミコミになっています。これは一度経験済みなのですが、24ヶ月目点検の際に走行距離が少ないためエンジンオイルとオイルフィルターの交換をしてもらえませんでした。
車をあまり走らせないとなると割高に感じてしまう恐れがあります。
また、KINTOは車両を返却する際は原状回復が必須です。もし、返却車両に大きな傷や目立つ汚れがあった場合は原状回復費用がかかります。そのため、原状回復費用のことを気にしてしまうときがあります。
走行距離制限は特に問題なし(クリックで開きます)
-
KINTOは走行距離制限を設けているため、車両返却時の総走行距離がオーバーしていれば超過料金として費用請求があります。
ボクが契約したKINTOの場合は、7年契約で126,000kmの走行距離制限が設けられています。月間に換算すると1,500kmです。これを多いと見るか少ないと見るかは、車の使用頻度によって異なるのでなんとも言えません。
KINTOを利用し始めて2年経過(2024年11月17日時点)し、総走行距離は約12,000km。オーバーする心配は全くなさそうです。
※KINTOの場合、走行距離をオーバーした分に対して1kmあたり11円の超過料金がかかります。
参考目安としてソニー損保の「2023年 全国カーライフ実態調査」によれば車の年間走行距離の平均は約6,791kmとのことです。
仮に年間の走行距離を10,000kmと見積もっても、KINTOの走行距離制限はかなり余裕のある設定だと言えますね。
走行距離制限はデメリットとして取り上げられることが多いですが、多くの人にとってはさほどデメリットにはならないのではないでしょうか。
もちろん、通勤で片道15km以上走る人や遠出を頻繁にする人は注意が必要です。この点も踏まえてKINTOを利用するかどうか検討するようにしましょう。
残価精算も特に心配なし(クリックで開きます)
-
車両返却時の追加費用は実はもう一つあります。それが残価精算です。
返却車両の査定価格が、契約時に設定した残価※を下回っていた場合はその差額を負担することを残価精算と言います。
※残価・・・リース契約終了時に予想される車両の下取り価格、または残存価格のこと。
たとえば、残価50万円に設定して契約満了で返却した車両の査定価格が30万円にしかならなかった場合、差額20万円を契約者は負担しなければならないのです。
この残価精算に関してはKINTOは特に心配ありません。
というのも、KINTOは残価精算がない「クローズドエンド方式」だからです。残価精算はオープンエンド方式で契約した場合のみ発生するものですから、正直、残価精算は気にする必要がないです。
契約満了時の追加費用リスクのことも考えると、やはり自動車メーカー公式のカーリースを利用するのが最も安心なのかなと思います。
たとえば、ホンダの「楽らくまるごとプラン(楽まる)」だと残価保証+30万円まで免責付帯が備わっています。
楽まるの場合、市場価格が下がっても残価保証されるから残価精算がありません。また、内外装の傷や汚れに関しても減点が300点(30万円相当)までは契約者の負担がありません。
他にも、三菱の「ウルトラマイカープラン」だと延長保証が付けられたり、事故修復歴補償が付帯されるなどして最後まで安心して車を使用することができます。
ちなみに三菱ウルトラマイカープランもクローズドエンド方式の契約なので残価精算がありません。
以上の通り、自動車メーカー公式のカーリース(車のサブスク)では、契約満了時の追加費用リスクを軽減する保証や補償が付帯されているので安心・安全に車を使用できます。
車両返却前提でカーリースの利用を考えているのであれば、ボクは自動車メーカー公式のサービスを強くおすすめします。
トヨタKINTOの口コミ・評判|利用者の声
実際にトヨタKINTOを利用されている人や利用を検討している人の声を、アンケート調査でまとめたのでご紹介します。
<アンケート調査詳細>
調査方法 | クラウドワークス |
調査期間 | 2024年9月1日〜2024年1月5日 |
調査人数 | 56人(男性:47人、女性:9人) |
調査対象 |
KINTOを利用されている方、 |
調査内容 | ・KINTOを選んだ理由 ・良かった店(良いと思う点) ・イマイチな点(イマイチだと思う点) ・総合評価(5段階評価) |
良い意見も悪い意見もあるので、KINTO利用の判断材料にしてもらえばと思います。
KINTOの良い口コミ
まとまった支払いなしで新車に乗れる
KINTOは初期費用がかからないのが一つの魅力です。
購入だと車両代金の20%程度の頭金が必要だったりするので、初期費用0円で新車に乗れるのはKINTOの大きなメリットですね。
リース会社によっては頭金の設定が可能なところもあります。頭金を入れることで、月額を安くできます。でも、KINTOはまとまった支払いなしで始められるのが魅力ですけどね。
カーローン審査がダメでも契約できた
KINTOの審査について意見される方が意外と多かったです。
車の購入方法としてマイカーローンを選ぶ方もいますが、審査基準はやや厳し目です。ディーラーローンという手もありますが金利が高めなので、利息をムダに払う羽目になりかねません。
KINTOは金融商品ではないため利息はかかりませんし、残価設定のおかげで審査対象となる金額を抑えられます。カーローンの審査がダメでもKINTOは審査に通った事例はたくさんあります。
車を所有できなくても良い
車は「所有」せず「利用」する時代へと変わりつつあります。
KINTOは自動車ローンよりも少ない負担で車を取得できるので、必ずしも所有にこだわらない人が増えています。
上記の他に、以下のような口コミも見られました。
- 飽きっぽいから色んな車を短いサイクルで乗りたい
- 所有と変わらないから安価でステータスを買える
- 使いたいときに使えてタイパが安くなる
- 税金や諸費用を定額化できてわかりやすい
KINTOは月々定額料金を支払えば利用回数を気にすることなく、期間中はいつでも車を利用できます。車を常に手元に置いておけるから所有と変わりません。
初期費用をできるだけかけず、より良いカーライフを送ることに焦点を当てるとKINTOも一つの選択肢として検討の価値は十分ありですよね。
カーローンとは違って初期費用がかからないから、より気軽に新車に乗り始められるのがKINTOの良いところ。
車両保険も付いてるから安心
トヨタKINTOや三菱ウルトラマイカープランなど、自動車メーカー公式のカーリースだと初めから任意保険までコミコミになっている事が多いです。
保険会社や補償内容を自分で調べたり加入手続きするのが面倒だという方には、任意保険もコミコミのKINTOがおすすめです。
KINTOの悪い口コミ
KINTOの悪い口コミ・ネガティブな意見も見ていきましょう。
車が自分のものにならないからイヤだ
KINTOは最後は車を返さないといけないため、契約者に車の所有権はありません。
車は所有するもの、長らく車は購入で乗り継いできたという人にとっては、車を借りて利用するKINTOは抵抗があるかもしれません。
リース会社によっては最後に残価を支払うことで車両を買い取りできたり、もらえるプランで契約することでそのまま車を所有できたりもします。
買取やもらえるプランならカーリースのデメリットを解決できます。ただし、残価設定がなくなる分、購入するよりも割高になる点は注意。
借り物だから事故ったら大変
事故を起こしたときのことを考えるとKINTOはリスクが高いサービス、との意見が見られました。
KINTOの事故に関して解説すると、契約車両で事故を起こした場合は契約者は速やかにKINTOへ報告し、修理をしなければなりません。
購入の場合は、修理するかどうかは自己判断ですがKINTOの場合は必ず修理です。
ただし、口コミにあるような「違約金や解約金がかかる」ことはありませんのでご安心ください。※修理可能な場合に限ります
全損の場合はリース契約は強制的に解約となります。この場合は、解約金・違約金が発生しますが、KINTOの自動車保険には「リース車両費用特約」が付帯されているので保険で全額カバー可能。解約金・違約金の自己負担はなくなります。
KINTOは「わナンバー」だから恥ずかしい
意外と多かった意見が「KINTOを利用するのは恥ずかしい」というもの。
その理由としては、「わナンバーだから」や「レンタカーと同じだから」とのこと。
完全な誤解ですね。既に紹介しましたが、KINTOは一般自家用車と同じナンバープレートが適用されます。⇓
外見からはリース車とわかることはまずないです。
車検証を見ればリースだということはわかりますが、誰かに車検証を見せることなんて日常生活でまずないでしょう。点検や車検の時ぐらいなものですから、全く持って心配無用です。
車は購入したほうがおトク
>>トヨタKINTOと現金一括・カーローンとの比較詳細はこちら
車の管理や手間がかからずラクという部分にメリットを感じるのであれば、KINTOは検討する価値があると思いますよ。
トヨタKINTOがおすすめの人
- 車の面倒ごとを避けたい人
- マイカーローンの審査が不安な人、通らない人
- まとまった支払い無しで新車に乗りたい人
車の面倒ごとを避けたい人
店舗に行くためのまとまった時間が中々取れない人にもKINTOは便利なサービスですね。
点検時期を自分で覚えておく必要なし。メンテナンスの受け忘れも防げるから安心です。
マイカーローンの審査が不安な人、通らない人
ボクも審査結果が半日で出ていることから簡易的な審査かなと推測してます。
まとまった支払い無しで新車に乗りたい人
おすすめは「自動車メーカー公式のカーリース」
KINTOでしか乗ることができない「限定グレード」もラインナップ。納車後でもメーカーオプションの後付が可能など、他を圧倒する魅力的なサービス内容となっていますよ。
KINTOの任意保険は年齢・等級に関係なく誰でも同じ保険料で、事故を起こしても値上がりは一切なし。任意保険料が高くなる若年層を中心にトヨタ車に乗りたいユーザーに最適なサービスです。
自動車メーカー公式のカーリースを一覧にしてまとめていますので、サービス選びの参考にしてみてください。
⇓ ⇓ ⇓
<自動車メーカー公式のカーリース一覧>
※表はスライドできます⇒
サービス名 | KINTO (キント) |
楽まる (楽らくまるごとプラン) |
Click Mobi (クリックモビ) |
ウルトラマイカープラン | スズキ定額マイカー7 |
---|---|---|---|---|---|
対応ディーラー | トヨタ・レクサス・SUBARUディーラー | ホンダディーラー (Honda Cars店) |
日産ディーラー | 三菱ディーラー | スズキディーラー |
取り扱い車種 | トヨタ車・レクサス車・SUBARU車 | ホンダ車 | 日産車 | 三菱車 | スズキ車 |
特徴 | ・任意保険やメンテナンス、車検までコミコミ ・精算金0円で解約可能なプランあり ・いつでもWEBで検討・申込可能 ・オンライン相談でプロがサポート |
・期間中でも自由に乗り換えOK ・任意保険を契約に含めることもできる ・残価保証&30万円までの免責付帯 ・車両の買取やもらうこともできる |
・契約はオンラインで完結。自宅納車に対応 ・ナビ、ドラレコ、ETCなど標準装備 ・1年半でいつでも解約OKのプランあり ・任意保険もコミコミにできる ・返却時の修理費用30万円までカバー |
・車両保険付帯の任意保険付きで安心 ・充実のメンテナンスと安心の延長保証付 ・運転サポート「コネクティッドサービス」付 ・事故修復歴補償付(10万円上限) |
・車の費用をパッケージして手間いらず ・2つの制度から選べる任意保険プラン ・5年経過後は手軽に乗り換え |
WEB申込み可否 | 可 | 不可 ※販売店で申込み |
可 | 不可 ※販売店で申込み |
不可 ※販売店で申込み |
公式サイト | KINTO | 楽らくまるごとプラン | Click Mobi | ウルトラマイカープラン | スズキ定額マイカー7 |
KINTO申込み〜納車までの流れ
KINTOの申込みから納車までの流れをご紹介します。
- 車、プラン、オプションを選択する
- 審査申し込みをする
- 契約内容の確認の電話を受ける
- 車両登録の書類が届く、返送する
- 納車連絡・日程調整
- 納車
1.車、プラン、オプションを選択する
まず最初にKINTOで契約する車を選びます。
KINTOの取り扱い車種はトヨタ・レクサス・SUBARUの中から選ぶことができます。
出典:KINTO ※KINTOの申込みページ一例です。
車種の他にグレード、契約期間や支払い方法などのプラン、追加オプションなども選択します。
ディーラーオプションやメーカーオプションがパッケージングされているのでアレコレ悩まず選べるようになっています。
オプションは人気が高いものを中心に揃えているから失敗もしなそうですね。
出典:KINTO
納車やメンテナンスを依頼するディーラーも申込時に選ぶことができます。
出典:KINTO
このように見積もりが表示されるので選択内容を確認したうえで審査申し込みを行いましょう。
2.審査申し込みをする
車やプラン、オプションを決めたら審査申し込みをします。
名前や連絡先などの必要事項を記入します。入力は5分程度で完了します。
本人確認書類として運転免許証をアップロードするので手元に免許証を用意しておくとスムーズです。
3.契約内容の確認の電話を受ける
メールまたは電話にて審査結果の連絡が来ます。
審査結果の連絡メール
審査に通過後、対応するディーラーから契約内容確認の電話があります。
もし、グレードやプランに変更がある場合はその旨を担当者に伝えましょう。契約締結後は一切変更ができなくなるので注意してください。
契約内容が確定すると数日で契約書類が自宅に届きます。
契約内容を書面で確認できるので安心です。
4.車両登録の書類が届く、返送する
納車目処が立つと、ディーラーより車両登録に関する書類一式が郵送で届きます。主な郵送書類は以下のとおりです。
- 委任状(車の登録申請をリース会社に代行してもらう)
- 自動車保管場所証明書※・保管場所標章交付申請書
- 保管場所の地図・配置図
- 自認書もしくは保管場所使用承諾証明書
※郵送書類はお住いの地域によって多少異なります
書類到着後、必要書類に記入と捺印をして本人確認書類等(運転免許証の写しや住民票の写しなど)と一緒に提出してください。
5.納車連絡・日程調整
ディーラー担当者から納車の日程について連絡があります。
KINTOの場合はディーラ納車となり契約者が店舗へ出向いて受取となります。自宅納車には対応していません。
納車方法についてもこのときに確認しておくとよいでしょう。
6.納車
ボクがKINTOで契約したヴォクシー。ディーラーで写真撮るの忘れました・・・。
あとは納車を待つだけです。
納車の時期は車種にもよりますが、契約完了から通常2,3ヶ月程度となります。
ただし、現在は半導体不足の影響などもあって納車までの期間が長期化している傾向です。車種によっては半年〜1年待ち、人気車だと2年以上待つものもあります。
カーリースを選ぶ際に確認すること
カーリース(車のサブスク)を選ぶ際に確認しておくべきポイントをご紹介します。
- カーリースと車のサブスクは同じサービス
- 運営元は「自動車メーカー」と「自動車メーカー以外」
- 残価精算リスクを避けるなら「クローズドエンド方式」
- リース会社ごとに月額利用料に含まれる費用が違う
- 契約満了時の選択肢もリース会社ごとに異なる
- 車を返却する時は原状回復が必須!走行距離制限にも注意
事前に理解しておけば失敗や後悔を避けることができますよ。
カーリースと車のサブスクは同じサービス
まず、はじめにカーリースと車のサブスクの関係性について軽く触れていきたいと思います。
車に乗る方法として「車のサブスク」というサービスを聞く機会が増えています。カーリースよりも車のサブスクの方が馴染みがあるという方もいるでしょう。
ただ、結論を言えば車のサブスクもカーリースも同じサービスです。
傾向としてトヨタや日産など自動車メーカーが提供するサービスは「車のサブスク」、そうでないものは「カーリース」と呼ばれる傾向にあります。
とは言え、両者に明確な違いはありません。どちらも車の費用コミコミの月々定額でクルマに乗れることに違いはないからです。
たとえば、車のサブスクと呼ばれることが多いトヨタのKINTOも、以下のようにサブスクとカーリース両方の言葉を使っています。
出典:KINTO
各社で取り扱い車種やプラン内容、料金など細かい部分で違いがあります。
カーリースか車のサブスクかではなく、提供するサービス内容に着目し比較検討することが大切です。
運営元は「自動車メーカー」と「自動車メーカー以外」
カーリースは、自動車メーカーと自動車メーカー以外の会社が運営しているものがあります。
両者の大きな違いは「ディーラー(正規販売店)がサポートするかどうか」です。
自動車メーカーが運営するカーリースなら、トヨタディーラーや日産ディーラーなど正規販売店による高品質なサービスが受けられます。他にも、メーカー専門の整備士がいるので一定水準の品質やメンテナンスが保証されているので安心して利用できます。
自動車メーカー以外のカーリースでは、自動車販売店やカー用品店、ガソリンスタンド、街の整備工場などリース会社が提携するお店でアフターサポートを受けることになります。店舗によってサービスや技術にバラツキがあり、ディーラーほど品質は高くありません。
自動車メーカーと自動車メーカー以外のカーリースのメリット・デメリットを下表にまとめました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
自動車メーカーの |
・ディーラー(正規販売店)が対応してくれる ・保証が充実している(残価保証や事故修復歴保証など) ・メーカー水準の高品質なサービスが受けられる ・任意保険や車検代などもコミコミで手続きや支払いの面倒がない |
・WEB申込みに対応していないところがある ・選べる車種は同じメーカーのものに限られる ・月額はやや高め |
自動車メーカー以外の カーリース |
・幅広い車種から選択できる ・プランの自由度が高い ・長期契約で月額を抑えて乗ることができる |
・ディーラーで対応してもらえない ・スタッフのサービスや整備技術は店舗によってバラツキがある ・手厚いアフターフォローが受けられない、 品質はディーラーほど高くない ・契約した店舗で点検や修理が受けられないケースがある ・任意保険やメンテナンスが別で支払いすることがある |
<自動車メーカーのカーリース一覧>
トヨタKINTO、日産Click Mobi、三菱ウルトラマイカープラン、楽まる、スズキ定額マイカー7
安心感を重視したい人は自動車メーカーのカーリースがおすすめです。
<自動車メーカー以外のカーリース一覧>
SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる) 、オリックスカーリース、定額カルモくん、MOTAカーリース、コスモMyカーリース、ポチモ
一方、品質よりもプランの自由度や費用を抑えることを重視したい人は自動車メーカー以外のカーリースがおすすめです。
残価精算リスクを避けるならクローズドエンド方式
カーリース(車のサブスク)には契約方式が「オープンエンド」「クローズドエンド」の2種類あります。
双方にメリット・デメリットがありますが、おすすめはクローズドエンド方式で契約です。
その理由は、車両返却時の残価精算がないからです。
たとえば、残価50万円の設定で契約し、契約満了で返却車両の査定価格が40万円だった場合、差額10万円が発生します。
オープンエンド方式で契約した場合は契約者が負担しなければなりませんが、クローズドエンド方式ならリース会社が負担するため契約者の負担はありません。
自動車メーカーのカーリースにはオープンエンド方式を採用しているところもありますが、「残価保証」で契約者の支払リスクを抑えているので安心です。
KINTOは「クローズドエンド方式」なので残価精算はありません。
>>車のサブスクのオープンエンドとクローズドエンドの違いについてはこちら
リース会社ごとに月額利用料に含まれている費用が違う
カーリース(車のサブスク)は毎月定額で車を利用できます。
ただし、月額利用に含まれる費用はリース会社ごとに異なるため、月額利用料とは別で支払いが発生する場合があります。
特に「格安」をアピールしているカーリースは要注意です。月額は安くても、任意保険やメンテナンス、車検代は自分で支払うことになった・・・なんてトラブルもあります。
一般的なカーリースの月額に含まれる費用は次の通り。
<カーリースの月額利用料に含まれる費用>
・登録諸費用
・自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険
車の維持費には上記の他に「任意保険」「メンテナンス費用」「車検代」などが挙げられますが、これらの費用は月額に含まれていないカーリースが多いです。
自動車メーカーのカーリースだと任意保険※、メンテナンス費用、車検代も標準で月額利用料に含まれているところが多いです。
※ホンダ楽まると日産Click Mobiは、月額利用料に任意保険を含めるかどうかを契約者が選べます。
自動車メーカー以外のカーリースでは、メンテナンスパックをつけることでメンテナンスや車検代を月額に含めることが可能です。任意保険は別で契約が必要になるケースがほとんどですので注意してください。
月額利用料に車の維持費がすべて含まれている方が一括で管理しやすいです。車関連の出費をラクにしたい人は全てコミコミのカーリースが合っているでしょう。
一方、自分で保険会社や補償内容を決めて保険に加入したい人、メンテナンスは自分でできるからその分の費用を抑えたい人は、必要最低限の費用だけが含まれているカーリースが合っているでしょう。
契約満了時の選択肢もリース会社ごとに異なる
カーリースは契約満了を迎えると車両返却が原則です。
ただし、リース会社によっては「買取」や「そのままもらう」などの選択肢を用意しているところもあります。
契約満了時の選択肢もリース会社ごとに異なるので契約前に確認しておきましょう。
<カーリース契約満了時の選択肢>
・車を返却して契約を終了する
・同じ車を再リース(期間延長)する
・車を返却して新しい車に乗り換える
・残価を支払って車を買い取る
・契約満了後にリース会社から譲渡を受ける(車をもらう)
「買取」や「車をもらう」場合は残価分も支払うため、車両代金を全額支払うことになります。
カーリースは残価設定があるからこそ決められた期間内での利用がお得になるメリットがあります。そのため、返却や乗り換えるほうがコスパは良いです。
「車をもらう」では契約期間が9年以上と長期になるケースが多いので、その点も考慮してプランを決めるようにしましょう。
車を返却する時は原状回復が必須!走行距離制限にも注意
カーリースの契約満了で車両を返却する場合は、原状回復が必須となります。
原状回復とは「車をリース契約した時点の状態に戻すこと」です
例えば、リース契約後に取り付けたカーナビやシートカバー、車に貼ったステッカーなどはすべて取り外さなければなりません。他には、傷やへこみ、故障などは修理が必要になります。
原状回復せずに返却した場合は費用請求の対象となるので注意してください。
また、カーリースは走行距離制限が設定されますので、返却した時の総走行距離がオーバーしている場合は超過料金が発生します。オーバーした分に対して「1kmあたり◯円」と言った形で費用請求となります。
走行距離は、「月間走行距離×利用月数」で判断されます。例えば、走行距離制限が月1,000kmで5年利用した場合は60,000kmを超えていなければ超過料金はかかりません。ひと月の走行距離がオーバーする月があっても超過料金は発生しないので安心してください。
まとめ
今回は、当サイトの管理人が実際にKINTOを契約・利用した体験談を語らせていただきました。
- 車関連の手続きや支払いをお任せできる
- 毎月の出費が一定で管理しやすい
- 突発的な出費やまとまった支払いがない
など、購入では得られないメリットがKINTOの魅力です。
KINTOなら「ディーラーのサポートが受けられる」ので、より安心。
車の維持管理が苦手な人や定期的に車を乗り換えたい人には、かなり魅力的なサービスと言えます。
KINTOで素敵なカーライフをスタートさせましょう。
よくある質問
Q:KINTOの審査は厳しいですか?
A:KINTOの審査はマイカーローンよりも厳しくなく通りやすいです。安定した収入があり、ローンやクレジットを延滞していなければ問題なく通る可能性が高いです。
「安定収入」の目安としては年収200万円以上、勤続年数1年以上です。
Q:KINTOの納車まで代車は用意してもらえる?
A:KINTOの納車までは代車はありません。納車されるまでの間、代車が必要な場合はレンタカーやカーシェアなどで代用しましょう。
Q:KINTOで事故を起こすとどうなる?
A:修理可能であればリース契約は継続となります。KINTO付帯の車両保険を使用して車を修理してください。全損事故の場合は契約が強制解約となります。違約金等は「リースカー車両費用特約」でカバーされるので、契約者の自己負担はありません。なお、再契約も可能です。