スウェーデン「高齢者を狙う巧妙な詐欺、IKEAを装ったSMSの罠」
12月21日のスウェーデン公共テレビSVT によれば、スウェーデンで発生した高齢者を狙った巧妙な詐欺事件について報じています。
この事件では、ヘルシンボリとビューヴ出身の20代の若者3人が、電話を使った「ヴィッシング(vishing)」詐欺を行い、7人の高齢者から合計34万4,000クローナを騙し取ったとされています。
具体的には、97歳の女性が7万クローナ、91歳の女性が9万9,600クローナ、そして別の高齢男性が10万9,000クローナを失うなど、多大な被害が報告されています。
犯行手口は、IKEAを装ったSMSを高齢者に送り、電話をかけさせた後、銀行の「セキュリティ担当者」を装った詐欺師が巧みにお金を送金させるというものです。
記事内では、犯行の一部始終が映像に記録されている可能性や、被告人たちが一貫して容疑を否認している点についても触れます。また、月曜日にはヘルシンボリ地方裁判所の判決が予定されています。
こうしたSNSなどをつかい高齢者を狙う詐欺が近年増えてきています。
www.svt.se
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