今日は、雨が降りそうな不安定な天気ですのでインバーテッドブイの調整を楽しみました。
デルタループアンテナを上げるには、手間暇かかるので悪天候の時に気軽に使えるアンテナと思い10年ほど前に製作しました。水平に展開すれば、SWRも良好ですが水平に10m高を維持できる移動先の場所が見つかりません。
調整する前に現在の7MHzにおいてのSWRを計ることにします。ヒゲの長さを計ります。がいしの内側から31cmです。この状態では、7,180MHz付近に共振があり更に7cm伸ばして計測したのが、下記の画像です。
7cm伸ばします。
7,120MHz付近まで、共振点が下がりました。やはりデルタループアンテナが、良好なSWRの帯域幅が広いようです。
21MHzで、運用したい場合は7MHzの長さのエレメントを延長しないと上手く乗りません。このSWR特性が10,05mまで伸ばしたときの状態です。6,930MHzに共振しています。
10,05mの最長にして,SWR1,8程度で21MHzが運用できます。10年ほど前あれこれして、この長さ(10,05m)に決めたと記憶しています。7MHzのSWRを追求したければ、9,83mに固定すべきでしょう。7と21のSWRが、ほどほどでよければ10,05mで両バンド運用できます。7MHzのダイポールに21MHzも乗せたいときは、エレメントを長くする必要があります。バランから手作りです。エレメントの長さは周囲環境により変化しますので、参考程度に。
天候の変化が、激しい一日でした。閉局時雨が、降りだしました。
今日の実績
海外 21MHz SSB 2局(グアム、フイリピン)5W
国内 7MHz SSB 2局 1W
7MHz FT8 3局 1W
FT8の運用も久しぶりのことです。1Wでも8エリアまで届きます。FT8の面白さは、小電力で飛ばすことにある気がします。