ETERNAL TREE~永遠の樹~

人との繋がりが長く、太くの願いを込めて。。。 ETERNAL TREE~永遠の樹~が育ちます様に。。。

初秋の東北温泉癒し旅…鶴岡は向学心溢れる知識の町

加茂水族館でクラゲ三昧の一時を過ごした後は、鶴岡市街を散歩させてもらいます。

前回のクラゲ三昧のネタはこちら↓

sugisi.hatenablog.jp

他の東北温泉癒し旅シリーズはこちら↓

sugisi.livedoor.blog

目次

鶴岡市街はコンパクトに見所が集まっています。

加茂水族館から車で20分程走ると鶴岡市街、見所は鶴岡公園(鶴岡城跡)周辺に固まっているので、比較的コンパクトに観光出来そうです。

致道博物館は庄内地方の文化や歴史の総合スポット

まず向かったのは「致道博物館」と言うところ。

www.chido.jp

鶴岡警察署庁舎、庄内藩主御隠殿、西田川郡役所等幕末から明治時代に建てられた文化財や歴史を一堂に会した?施設で西洋風施設と和屋敷が同じ敷地内で見て回れる歩いて回るのが大変な観光エリアにあって、これだけの施設が一堂に会した地同博物館は是非とも鶴岡に来られたら立ち寄られて頂きたい場所です。

入場料はそこそこしますけど、いくつもの博物館を巡ることを考えたら十分コスパ的に十分であります。
庄内藩藩主酒井氏の御殿は、御殿施設の他に庄内の文化等の展示物等も見られ、縁側からは国指定名園でもある庭園も拝むことが出来ます。

隣には「旧渋谷家住宅」、日本遺産にもなっている庄内地方の農家の家を移築したもので、兜造りと言われる茅葺屋根がとても特徴的です。
雪国なのに屋根の造りがとても複雑で、豪雪地帯にも関わらずセンスある造りに驚かされます。
室内は煤の匂いがしっかりと残っています。。。この燻しによる煤が虫よけや防腐にもなっているという事で、往時の日本人の生活の知恵に感服です。

この2か所だけでも充分価値ある地同博物館ですが、旧鶴岡警察所庁舎にも入れ、その上ベランダまで上がれるみたいなのでお邪魔しちゃいます。

明治の文明開化の影響って今までの日本様式の建物しか知らなかった人達にとっては驚きでしかなかったでしょうね、それがまさかの「警察署」に採用されるとは。。。
うかつなことは出来ません(;´Д`)
目の前に旧西田川郡役所の洋風建築も。でも今回どういう訳か開いておらず。。。
ちょっと残念。

でもこれだけたくさんの施設が見られたので良しとしよう!

鶴岡公園は桜の名所でもありました

それでは地同博物館の後ろ側に見える「鶴岡公園(鶴岡城跡)」に向かいます。

やはり城跡公園だけあって、お堀は見ごたえがありますね。
桜の名所にもなっている様で、ここから見るお堀に映る桜はとてもきれいでしょうね。
城跡には現在「荘内神社」があり、大きな獅子の像が現在の鶴岡の町を守っておられました。庄内地方は「庄内」なのに、ここは「荘内」と言うのですね。

荘内の人々の向学心はここから生まれた!「荘内藩校致道館」

そして鶴岡市街最後のスポットとして選んだのが「荘内藩校致道館」

www.chido.jp

因みにここ鶴岡の名所の随所に出てくる「致道」の由来は孔子論語の中にある「君子学んで以ってその道を致す」から来ているのだとか。
学識ある者は学び続けていくことでその「道」を極めて行くと言う意味らしいです。
この致道館を作った酒井忠徳は日々学びの大切さを鶴岡の君子たちに日々説いていたんですね。日々学びを大切にしていくことで、見識も深まりひいては人生も深いものになっていく。。。

最近学びをおろそかにしている自分を反省です。

鶴岡市街を巡っているとそろそろ昼時です。
今回最後のスポットに向かおうと思うので、そろそろ鶴岡市とはお別れ。
なかなか訪れる機会のないエリアでしたが、色々楽しませていただきました!!
次回来るときは「出羽三山」の登山を試みてみたい(月山は近くまでしか行っていないし、湯殿山羽黒山も途中まで、となんとも中途半端な行程だったんですよね)と願いながら鶴岡を後にします。

次回最終回。
続く↓

sugisi.hatenablog.jp

 

今回の行程

加茂水族館鶴岡市街(致道博物館、鶴岡公園、致道館)

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