いま24節気の最後「大寒」だ。今年は1月20日から2月2日になるという。 初侯「款冬華(ふきのはなさく)」は1月20日頃から。款冬はふきのことで、ふきの花茎がふきのとう。ふき味噌は大好きで楽しみだ。 次侯「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」が1月25日頃…
「トランプ大統領就任」 まだだったのか―世界の人々 (東京・やす坊) これは今日の朝日新聞の「かたえくぼ」という世相を捉えた笑える短文のコーナー。 就任前から大騒ぎが続いていて、とっくに大統領になっていたのかと思ったというもの。 就任するや一気…
昨年12月から週刊誌で報じられてきたタレント中居正広の性加害の問題。だんまりを決め込んでいたテレビ各局は、中居自身が9日にトラブルを認める謝罪コメントを出すとようやく対応しはじめた。 日テレ10日のニュースより 性加害の「舞台」となったフジテレビ…
昨年は世界的な選挙イヤーで60以上の国で重要な選挙が行われた。この結果を見ると今年2025年は、とんでもない混乱の年になりそうだ。 世界人口の半分近くが投票した選挙で、多くの国で政治変動が起きた。わが日本も勢力図激変とまではいかないものの、衆院で…
元旦にカレンダーをかけかえる。 ペシャワール会カレンダー1月。 ペシャワール会のカレンダー1月は、白雪を戴くケシュマンド山系をバックに、カマⅡ堰の写真だ。中村医師らのプロジェクトではこれまで十以上の堰を建設しているが、このカマⅡ堰は、その後の標…
新年あけましておめでとうございます。 今年は私にとって転機になりそうだ。というか、転機にしなければと思っている。 以下は、元旦を迎えて知人、友人に送った私の決意。 今年はYoutubeチャンネル"ジンネット2.0"を立ち上げて、もうひと踏ん張り、報道の世…
今年も暮れゆく。年ごとに一年がはやく過ぎるように感じる。 うちのすぐ近くの橋から見た富士の夕焼け(12月3日) 今年の世界の出来事でもっとも衝撃的だったのは、米大統領選におけるトランプ氏の勝利だ。議会選挙でも上院下院とも共和党が多数になり、トリ…
先週、『ウクライナはなぜ戦い続けるのか ジャーナリストが戦場で見た市民と愛国』(旬報社)が発売になりました。 ご関心あれば書店で手に取ってご覧ください。できればお買い求めください。去年のウクライナ取材の経費がまだ回収できておらず、この出版で…
自民党折り鶴よりもカネのツル (埼玉県 兵藤新太郎) 憲法を急に大事にする自民 (埼玉県 恵村順一郎) 裸足で逃げ出す「表現の自由」 (東京都 上田幸孝) 12日の朝日川柳より 政治資金規正法の再改正をめぐる議論。衆院予算委で、企業献金は憲法第21条の…
韓国で戒厳令発令とその失敗による大統領弾劾の動きが進行中のなか、シリアでは反体制勢力が電撃的に全土を掌握し、アサド大統領がロシアに亡命した。まさに激動の年末を迎えている。 SSJのXより SSJのXより シリア民衆の闘いを支援してきたNPO法人Stand wit…
陽だまりで 何を語らう 菊のむれ 中村哲医師の一句 ペシャワール会カレンダー12月 12月4日は、中村哲医師が亡くなって5年だった。 2019年12月4日の朝、アフガニスタン東部のジャララバード市内で、灌漑作業地に向かう途中、何者かに銃撃され、中村医師と運転…
韓国でとんでもないことが起きた。 《韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は3日午後10時半ごろ、緊急の談話を発表した。国会での野党の行為について「内乱を企てる明白な反国家行為だ」と指弾し、「非常戒厳を宣布する」と表明した。しかし韓国国会は4日…
去年ウクライナを取材した成果を『ウクライナはなぜ戦い続けるのか~ジャーナリストが戦場で見た市民と愛国』(旬報社)にまとめました。 旬報社 1870円(税込)12月12日発売予定 ロシアの全面侵攻からもうすぐ3年。ロシアが民間インフラを狙って人々の暮し…
畑の大根を抜いて洗ってみたら・・・びっくり! 三日前のことだが、谷川俊太郎にふさわしいような気がして、なんだか一日中うれしかった。 谷川俊太郎は92歳で亡くなったが、近年のインタビューでは死についてよく語っていた。 その中でこんな発言をしている…
うちの近くの学校の校歌を谷川俊太郎が作詞していると聞き、調べたら作曲は息子さん(二番目の妻の)で、父子の作だった。 国立(くにたち)第七小学校校歌 作詞 谷川俊太郎 作曲 谷川賢作 (愛にあふれたやさしい気持ちで) たびしてみたい いろんなところ …
詩人・谷川俊太郎が亡くなった。 訃報が朝刊の一面トップになるとは、もうアイドルというしかない。小中高の教科書を制覇し、たくさんの校歌を作詞し(うちの近くの小学校の校歌も彼の作詞だったことをきのう知った)、さまざまなメディアに露出して社会に大…
19日でウクライナへのロシアの全面侵攻から1000日となる。 これに合わせて国連は閣僚級会合を開催。ディカルロ国連事務次長は「ウクライナでは地獄のような千日が続いている」とし、これまでに子ども600人をふくむ少なくとも1万2164人の市民が殺害されたと報…
兵庫県知事選での斎藤元彦氏と稲村和美氏が、トランプとハリスにダブって見える。 民意が民意を追放したような、何ともいいようのない感覚に襲われた。「既得権益」と闘う改革の士のイメージ作りはまさにトランプ的なのだが。日本でも危ない風が吹いてきたの…
とんでもないことが起こりそうだ・・・次期トランプ政権の閣僚人事の顔ぶれを見て、こう思ったのは私だけではないだろう。 人間活動による温暖化を「信じない」と公言するトランプ氏はエネルギー長官に油田サービス会社CEOを指名。気候変動対策の国際的枠組…
北朝鮮工作員、辛光洙(シン・グァンス)は原敕晁(ただあき)さんと地村武志さん・濱本富貴恵さんを拉致した実行犯である。 そのうち原敕晁さんについては、(韓国ではあるが)法廷で確定した唯一の拉致事件として事実関係が詳細に判明している。 原敕晁さ…
11月15日で13歳だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから47年になる。 12日、母親の横田早紀江さんは会見し、政府に苦言を呈した。 「言いようのない、いら立ちと本当によくもこんなに長い間、政治とは何なのだろうという思いと、今までの長い間、本気…
寺越武志さんの近影が届いた。 10月に届いた動画(朝日新聞) 6年前の友枝さんと武志さん 1963年に能登半島沖へ漁に出た3人が行方不明となり、北朝鮮に拉致された疑いが指摘されている「寺越事件」で、同国で生存が確認されている寺越武志さん(75)の写真と…
北朝鮮工作員の辛光洙(シン・グァンス)は、1978年に地村保志さんと現在妻の富貴恵さんを拉致、1980年に原敕晁を拉致して成り済まし、「原敕晁」名義の旅券で韓国に入国して工作活動中の85年に韓国で国家保安法、反共法違反容疑で逮捕された。 辛光洙(80年…
まさかとは思っていたが、下馬評どおり、トランプが勝った。 6日夜、半世紀前に一緒にアメリカに滞在していた友人と渋谷の「のんべえ横丁」の小さな飲み屋で飲んでいた。テレビで早々とトランプ当確が出て、これからが思いやられるとやけ酒になる。 夜の渋谷…
アメリカ大統領選投票日が近づく中、ハリスが失速してトランプが優勢になってきたとの報道。混沌のなかにあるアメリカでトランプが支持されるわけを知りたいと思う。 30日のNHK『国際報道』で、アメリカでメディアへの信頼度が過去最低にまで落ち込んでいる…
10月27日の衆議院選挙は予想通り、自民・公明で過半数割れになった。これまでのように自公で何でも勝手にやることはできなくなるわけで、これからの政治の動きが興味深い。 NHKサイトより 東京24区では有田芳生さんが、統一協会ズブズブの裏金議員で安倍派5…
総選挙投票日間近に、自民党が「裏金非公認」に公認候補と同額の2000万円の政党助成金を振り込んでいたとの驚愕情報が・・・。 (写真)自民党の森山裕幹事長から支部会計責任者あての「支部政党交付金支給通知書」(赤旗より) 24日の『しんぶん赤旗』一面…
ウクライナをめぐる情勢が激しく動いている。 トランプ前大統領は17日、ウクライナのゼレンスキー大統領は戦争を未然に防げなかったと語り、ロシアのウクライナ侵攻についてウクライナ側にも責任があるとの認識を示した。 トランプ氏は、200万人以上の登録者…
今年度のJCJの大賞は赤旗日曜版だったが、それ以外のJCJ賞は以下の4点だった。 上丸洋一『南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったか』 朝日新聞出版 後藤秀典『東京電力の変節 最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃』 旬報社 NHK…
新内閣発足から、わずか2週間。戦後最短での解散・総選挙となった衆議院選挙がきょう15日、公示された。 そもそも、なんでこうなったかというと、岸田自民党総裁が再選を断念したから。では、その事態をもたらした「政治と金」問題を破裂させたのは何だった…